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【2019年版】各業界のRPA導入事例と効果・効能について

RPAとは

目次

RPAとは

「RPA」とは、ロボットによる業務自動化の取り組みを表す言葉で「デジタルレイバー(Digital Labor)」や「仮想知的労働者」とも呼ばれています。現在このRPAはさまざまな分野で活用され始めており、金融はじめ商社、サービス、流通、小売、製造、不動産、自治体など多方面でその効果・効能が発揮されホワイトカラーの業務自動化を拡大し、より広範囲な業務に対応できる技術として注目を集めています。RPA「デジタルレイバー」は単なるRPAツールとしてではなく、業務全体を見直し分担することで、人間と協働し売り上げや企業の働き方改善に寄与する働きをみせています。
関連記事:RPA(ロボットによる業務自動化)とは

RPAによる業務自動化の事例

具体的にRPAによる業務自動化のメリットはどのようなものがあるのでしょうか?BizRobo!導入による活用効果と効能について事例を交えながらみていきましょう。

【RPA事例① 生命保険業界―年間約5万時間の余力を創出】

<課題>
・毎月の急激な業務の増加による、不定期の残業や締切り間近に追われるタスクを解消したい
・四半期決算前、特定商品の満期などで、年間を通して業務量が大きく変動
・臨時スタッフの採用や残業で対応していたが、毎回未経験の臨時スタッフを短期間で高いレベルまで教育しなければならない
等、現場の負担の大きさに課題を感じていた。

<対象業務>
窓口販売・企業保険・個人保険のバックオフィス業務から総務部門・資産運用部門など49業務

<RPAによるソリューション>
RPA導入により従来人間が行っていた工数から換算すると、1年あたり5万時間相当の効率化を実現。
・保険の契約事務として申込情報が記載されたファイルからデータを転記し、社内システムに登録する作業
・保険金請求手続きの際に、契約者から受け付けた書類に記載されているバーコードから読み取った契約情報を社内システムへ登録する作業
・公的機関からの照会に基づいて特定の個人の保険加入状況を確認する作業

RPA事例1

関連事例記事:保険事務の正確さを支えているのは、経験豊かな現場の女性。ミスをしないロボットを味方に、新たな働き方を創造していってほしい

 

【RPA事例② 住宅業界―2,000体を超えるロボットによる業務自動化】

<課題>
年々増加傾向にある受託業務において、業務増に応じるための人員不足、体制強化と生産性向上が課題となっていた。

<対象業務>
注文住宅の資料請求希望リストを、ポータルサイトの管理画面からダウンロード・送信されてきたデータをダウンロードしまとめるなどのWEBを介した定型業務。

<RPAによるソリューション>
RPA導入効果として「住友林業グループの社用車に備え付けのドライブレコーダーが送信した運行データをサーバーからダウンロードして帳票にまとめるロボット」が挙げられる。1,000台の運転者が行ってきた手作業を1体で代替。年間1万4,000時間相当の余力を創出した。現在、業務で活躍するロボットは合計2,000体を超え、現在も1日10体のペースで増加

RPA事例2

関連事例記事:ロボット2,000体を動かす独自の体系。効率化で広がる時短勤務が、仕事と家庭の両立も促す

 

【RPA事例③ 情報サービス業界―RPAのビジネス活用~RPAを自治体向けに提供~】

<課題>
AIやRPAに代表される新しい技術の研究開発とビジネス開拓。

<対象業務>
自治体の住民記録システムや税務情報システム、福祉情報システムなどといった基幹業務、財務経理や購買系の事務業務。

<RPAによるソリューション>
ビジネス開拓に向けBizRobo!パートナーとして活動を始め、自治体や企業からBizRobo!の引き合いが順調に拡大していると同時に、自社内においてもBizRobo!の活用によって働き方改革などでの効果が。業務を自動化したことで時間的にも精神的にも余裕が生まれ、その分をより創造性の高い別の仕事へと振り向けたり、早めに家に帰って生活をもっと充実させたりといったRPAによる効能が出ている。

RPA事例3

関連事例記事:RPAの大衆化へ:高い信頼性と堅牢性が求められる自治体業務にデジタルレイバーを提供

 

【RPA事例④ 建築関連サービス業界―90業務に120体のロボットを導入、年間約3万時間の余力創出】

<課題>
住宅の補修や商業施設の内装工事などの全国56拠点の問い合わせ対応と技術者の手配、施工関連の報告に係る事務作業が大量に発生。企業の成長に伴って増加するバックオフィス業務対応が課題となっていた。

<対象業務>
・受注した案件のファイルをサーバーにアップロードする業務
・帳票システムで作成した作業報告書のPDFを転送する業務
などRPAに置き換わるバックオフィス業務は計90。

<RPAによるソリューション>
ここまでのRPA化で創出された効果は、労働時間を換算すると年間約3万時間にも及び、RPAの投資を大きく上回る効果となった。また、RPA導入部署のスタッフや残業時間、売上高に関する前後比較では、売上の伸びが総労働時間の伸びを上回っている。

RPAを導入した部署のスタッフからは「慢性的な残業が解消した」「業務が増えても作業人数は逆に少なくて済み、顧客対応に余裕を持てるようになった」などのRPAによる効能についてのフィードバックが寄せられている。

RPA導入事例
関連事例記事:グループ1,400人の成長企業がロボットを内製化。年3万時間の余力創出で生産性向上に貢献

 

【RPA事例⑤ ガスエネルギー業界―多拠点のロボット運用を実現、50超の事業所にRPAを水平展開】

<課題>
LPガス、設備・土木、都市ガス、住宅販売、自動車販売、などさまざまな事業の経営効率化に向けて、グループ全体が持株会社制に移行。しかし、グループ各社で進めてきたシステム化は、付随する作業の負担軽減が懸案となっており、さらに持株会社制への移行に伴ってグループ全体としての業務標準化も課題だった。

<対象業務>
・気象庁のWebサイトからLPガスの需要予測の資料となる気温データを取得業務
・リフォーム施工履歴をExcelから業務システムへ登録業務
・口座振替の結果をERPからリストで取得業務
・官公庁への届け出が必要な状況の有無を業務システム上で監視業務
など約20種類

<RPAによるソリューション>
RPAによる直接的な業務時間の創出効果は、年間約750時間となっており、業務そのものを見直したことに伴う効率化の実現も含めると、それ以上の効果がでている。
また、夜間に処理された入金のリストを抽出するRPAは、管理統制が容易なBizRobo!の特徴を生かし、ガス事業の営業拠点50カ所に一斉展開。RPAのメリットを実感した社員から、新たな業務自動化の提案も出てきている。BizRobo!の多拠点展開が進んだことで、RPAを多くの社員が認知しただけでなく、業務負荷を軽減できるという実感が広く共有された。それに加えて、各拠点が共通のRPAを採り入れることにより、全社的な業務標準化が進んでいる。関連事例記事:多拠点の運用統制に長けたBizRobo!を、50超の事業所に水平展開。ロボットの活用により、グループの業務標準化と新事業創出を図る。

RPA事例 関連事例記事:多拠点の運用統制に長けたBizRobo!を、50超の事業所に水平展開。ロボットの活用により、グループの業務標準化と新事業創出を図る

【RPA事例⑥ コンサルティング業界―社員9割が女性。産休、育休、介護による人員の増減にRPAで対応】

<課題>
新規顧客の情報が毎年増えていくため、業務量が増加。それに伴い残業時間も年々増加していくという課題があった。加えて、人を増やさずに業務効率化を進めるため、どう業務効率を高めることができるかが大きな課題となっていた。また、社員9割が女性で、産休、育休、介護といった理由で人員がたびたび増減。人員増減にも柔軟に対応できる体制をつくる必要があった。

<対象業務>
・Web経由で申し込みのあった顧客情報をSalesforceに登録作業
・セミナーへ申し込みのあった顧客情報の登録業務

<RPAによるソリューション>
顧客登録は1件当たり約5分かかっていたが、RPAにより1分30秒で処理できるようになっている。現在、全件数のうちおよそ60%をロボットが処理をしている。セミナー登録は業務担当で1件当たり約3分だったものが、RPAで約30秒で処理でき、全体の99%以上をRPAが処理をしている。
また、大規模なセミナーを前に、およそ6,000名分の参加者の登録を行う必要がありました。スタッフ30名で毎日10時頃まで残業での作業でしたが、RPA導入後、残業がほぼなくなり、精神的な負担が大幅に軽減した。

RPA事例 関連事例記事:顧客管理システムへの情報登録、DM名簿メンテナンスなどのデータ管理業務をBizRobo!で効率化。残業時間の大幅な削減を成功させた。

【RPA事例⑦ 不動産業界―BizRobo! 事業を手掛け、3万人のRPA開発者コミュニティ形成へ】

<課題>
RPAによる不動産とテクノロジーを融合した新たなスタンダード事業の確立

<対象業務>
集中的な研修で600人近くのRPA開発者の育成に成功

<RPAによるソリューション>
さまざまな業務部門から提案されているロボットのアイディアは1,000件以上。すべてがロボット化されると約15万時間もの業務時間創出の効果が実現できる見込みだ。現在、稼働しているロボットは100体以上あり、週10体ほどというハイペースで新たなロボットが開発されている。

RPA事例 関連事例記事:リクシルでの実績を活かし、BizRobo!事業を手掛け、3万人のRPA開発者コミュニティ形成を目指す

【RPA事例⑧ 金融業界―地域金融機関の組織変革で1万6,000時間余力創出】

<課題>
顧客接点の改善と業務効率化に向けた諸施策として、営業店事務を事務集中部門へ集約。営業店を顧客サービスに特化させる狙いから、営業店後方事務を新設の「ミドルオフィス」へ移管する構想があった。事務の集中化に際しては移管を受ける側に余力が必要となった。

<対象業務>
・営業店事務を行う事務集中部署で契約申込者の情報を照会する作業
・投資性金融商品の販売状況をモニタリングする本部業務で基礎データを取得する作業
など本格導入から1年で、対人の接遇を担う秘書室などを除く13部へ展開。52業務、275ロボットが稼働している。

<RPAによるソリューション>
累計で、ロボットが創出した余力は約1万6,000時間。また、業務を代行してくれるロボットの使い道探しという前向きな形をとることで、一見順調な業務に対しても踏み込んだ検証が可能になった。それにより行内での業務改善への糸口多くなった。

金融事例

関連事例記事:地域金融機関の組織変革は「少量」「多種」の事務がターゲット。「一元的」な「3層構造」の統制で、ロボットの全行展開を加速させる

 

【RPA事例⑨ 不動産業界―導入1年目から余力創出の効果が初期投資を上回る】

<課題>
グループ内で急務となっていた働き方改革の具体的施策を模索していた。

<対象業務>
・エレベーター点検や植栽の手入れなどを協力会社に依頼する際の連絡業務
・連絡用帳票のPDFを社内システムからダウンロードしてメールに添付する作業
・システム上の記録をもとにExcelマクロで作成するメール本文の転記作業

<RPAによるソリューション>
グループ内で稼働中のロボットと、近く稼働を予定するロボットを合わせて、年間約4,700時間相当の人的リソース創出が見込まれている。また、全国の約7,000組合から受託する業務の効率化で、年間2,250時間相当の余力を創出したこのロボットだけでも、BizRobo!導入の初期費用が十分回収できる計算になっている。

不動産RPA事例

関連事例記事:マンション管理のバックオフィスでBizRobo!が活躍。全国約7,000組合向けの業務を効率化

【RPA事例⑩ 製造業界(重工業)―約3,000人の組織に3年計画でくまなくRPA開発者を配置へ】

<課題>
生産性向上に向けた事務業務やバックオフィス関連業務の効率化を模索していた。

<対象業務>
・複数プロジェクトに従事する社員の作業管理業務
・従業員の勤怠管理業務
・メールの仕分け業務
・予算の管理業務

<RPAによるソリューション>
最初にロボット化の対象とされた間接業務は、その後の普及活動を念頭に置き、事例としての分かりやすさを重視して選定。そのため、短期的な導入効果を強く期待したわけではなかった。しかし、4業務に導入されたロボットによる工数削減効果は、1年間の通算で600~800時間に達する見通し。当初掲げていた同250時間の目標を、実に2~3倍上回ると予想されている。

関連記事:「日本の空を守る」ものづくりの現場で、RPA技術者200人以上の育成を目指す

その他の業界事例

上記のBizRobo!導入事例でご紹介したようにRPAは多くの企業でその導入効果・効能が発揮されており、年間約5万時間や3万時間の余力を創出するなどバックグラウンド型RPA「BizRobo!」ならではの事例も出てきています。他業界ではどのような使い方をされているのでしょうか? 実際にRPAを導入した各業界の事例を交えご紹介していきます。

【RPA事例⑪ 地方自治体―RPA実証実験により最大87.1%の時間削減を達成】

<課題>
地方での生産年齢人口が減少する中、限られた財源と人的リソースによる住民サービス向上が求められていた。しかし、地方自治体では人手不足によりサービスの向上が現実的に難しく次の一手となる施策立案が課題だった。

<対象業務>
・公共料金関連業務
・健康診断関連業務

<RPAによるソリューション>
ICTの活用による業務効率の向上を図るため、RPAを自治体業務に適用する実証実験を実施し、自治体職員から「入力ミスによって関係部署に多大な迷惑をかけてはならないという過度の精神的重圧から解放され、より働きやすい環境で業務遂行ができるようになった。」、「専門的な業務に従事している職員を定型的な事務処理から解放することができ、より良いサービスを住民に提供できるようになった。」等の活用効果・効能のとなる声があげられた。


出典:ジャパンシステム、天草市にて「BizRobo!」による『自治体業務のRPA適用実証実験』を実施 ~最大87.1%の時間削減を達成、職員の精神的負担の軽減も~

【RPA事例⑫ 医療業界―院内での事務作業の業務自動化を実現】

<課題>
病院等の医療業界では医師や看護師をはじめ多くの職種において、過重労働・人手不足に悩まされており、病院内の事務作業の効率化が大きな課題となっている。それに加えて、高齢化社会が拍車をかけ、さらに労働需給の逼迫は深刻化してきている。

<対象業務>
・会議開催案内メール送付業務
・医師勤務時間計算業務
・患者数統計データ作成業務
・過誤納リスト作成業務
・薬剤師一覧作成・更新業務

<RPAによるソリューション>
医療業界では、RPAで医療事務の業務効率化・自動化を進めることで、スタッフの余力時間を確保し、病院の企画関連業務・戦略的な業務、患者サービス、医師や看護師等コメディカルの事務サポートなど、より付加価値の高い業務へタスク・シフティングが可能になり、RPAは働き方改革を実現する手段の一つとなっている。また、院内でRPAを導入することにより合計で約9,800時間の業務効率化が見込まれた

RPA医療業務

関連記事:RPAで医療業界の人材不足解消へ

【RPA事例⑬ 不動産業界―経理部門の申請システム登録作業の業務自動化】

<課題>
不動産業の経理部門では、経費精算や取引先への支払依頼は申請システムを経由して経理担当に来ていた。最終的には基幹システムに申請内容を入力しなければならなかったが、申請内容が正しいのかの確認と、申請システムはWebで基幹システムは非Webでデータの受け渡しが容易でない、との理由から経理担当者がすべで手作業・手入力で行っていた。

<対象業務>
・申請内容のチェック・承認業務
・基幹システムへの登録作業
・申請内容をエクセルへの転記業務

<RPAによるソリューション>
RPAを活用することにより、ルールに基づく自動チェックで申請内容の確認作業を自動化、データの受け渡しにおける問題もRPAツールの機能で解消することにより、手作業を自動処理に置き換えることができた。

 

【RPA事例⑭ 人材業界―毎日発生するデータ移行作業の自動化】

<課題>
近年、民間企業は採用に積極的で“売り手市場”にあり、就職先を複数の企業から選べる分、学生1人あたりのエントリー社数は減少している。また、就職活動期間の短期になりつつ、採用戦線は日々変わりしつつある。優秀な人材を先駆けて獲得しようと、競争化が顕著になってきている。そうしたなか、採用代行のニーズが高まっている一方で、採用代行の領域は、対応する案件数に正比例して利益を生むビジネスモデルだ。学生1人あたりのエントリー数が減ることは、その分の売上が減少することを意味する。このような属人的なビジネスモデルに課題を感じていた。

<対象業務>
・ルールに基づく自動チェックで申請内容の確認作業
・外部企業とデータをやりとり後のデータ更新及びデータ移行作業

<RPAによるソリューション>
RPA導入で、1企業あたり30分以上かかっていたデータ移行が、5〜10分程度で完了することが可能となった。加えて、同作業をスタッフが作業を行なった場合に発生するチェックの時間・修正の時間も考えればRPAにはそれ以上の効果がある。RPA導入によるデータ反映のスピードと正確性の大幅向上で常にデータの最新情報をすぐに確認できるようになり、機会を逃さず即座に“次の手”を打てる環境ができるようになった。

【RPA事例⑮ 金融業界―定型資料作成の業務自動化】

<課題>
金融機関では、定期的に税務調査に関する資料提出しなければなりません。大量の定型書類を事務スタッフが作成しなければならず、特定の個人に関する口座情報や取引情報などを複数のデータベースから集め調査・記入する作業が大きな負担になっていた。

<対象業務>
金融業界では定型業務が多く、繰り返しの作業を業務自動化すべくRPAが話題になり始めた2017年ごろから金融業界でのRPA導入プロジェクトが進み始めた。その後、通常業務でのRPA利用を始めており、業務自動化による時間の創出の効果が出ている。

<RPAによるソリューション>
今まで事務スタッフがシステム内のデータを調べ手入力していたが、RPAツールを導入することにより、異なるデータベースから情報を取得、書類に自動転記されるようになった。

【RPA事例⑯ 製造業界―売上計上と定型書類作成の業務自動化】

<課題>
製造業界では、売上げ計上や納品書の作成業務において、担当者の作業負荷が大きいことが課題となっており、システムに入力するために都度データをダウンロードしたり、複数システムに同じような情報を入力、さらにはPDFにファイル形式を変換するなど単純作業が発生していた

<対象業務>
・資料ダウンロードからのシステムへのデータ入力作業
・複数の基幹システムからの情報収集及び入力作業
・ファイルに収集した情報の確認及びアップロード作業

<RPAによるソリューション>
以前は、すべてファイルのダウンロードからスタッフの手入力、入力情報の確認、更新ファイルのアップロードを人力で対応していた。しかし、RPAの導入による業務自動化により、ロボットによる各システム起動からファイルダウンロードおよびファイルの更新作業を自動化することができた。

RPAによる業務自動化の効果と効能

上記事例でご紹介したようにRPA導入による効果、効能は多岐に渡ります。導入効果として主に「コスト削減」「ミス防止」「生産性の向上」が挙げられますがそれだけではありません。

デジタルレイバーによる効能は副次的効果として空いた時間をRPAでは代行できない創造性が必要なクリエイティブな業務への従事、定期的にくる繫忙期からの解放(精神的ストレスからの解放)、残業時間からの解放による私生活の時間も確保し充実できるという効能もあります。

RPA導入に失敗しないために

多くの企業でRPAの効果・効能は出ていますが、RPA活用への道のりは簡単ではありません。それでは導入に失敗しないためには何が必要なのでしょうか?

既存の組織に依存しないRPAのチーム体制

RPA導入後、RPAの導入に関わった関係者のみが利用している状況でRPAの定着まで達していないという話もあります。このような問題を回避するために、RPAを推進する組織づくりや事前に社内でRPA推進への協力を仰ぐことも非常に重要です。

現状の業務プロセスやシステムに詳しい社員、RPAやAIなどの最新テクノロジーに精通している社員などを集めて、現場側の協力体制の準備、RPA促進チームと連携することは社内でスムーズにRPAを推進するために必要なことです。既存の組織に依存せず導入から社内スケール化までしっかりと体制を整え進めることが成功のカギとなります。

RPAユーザーへのサポート体制とロボットとの共働

「RPA(デジタルレイバー)」活用による、業務生産性の向上はもちろんですが、RPAをきっかけに、デジタルリテラシーや業務改善手法、課題解決マインドなどの普遍的スキルを習得(≒人材の高度化)できるようにユーザーを伴走支援するサポート体制があるかというのも重要なポイントです。RPAは単なるITツールではありませんし、なんでもできるスーパーロボットでもありません。細かく業務を可視化することで人とロボットの作業の棲み分けをし、デジタルレイバーと共働するために作業分担をするスキルを身に着ける必要があるのです。

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