2024年6月、RPAテクノロジーズ株式会社は、会社統合の上、オープン株式会社へ社名を変更予定です。
 
 
 

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RPAの導入費用はどれくらい?価格相場と選び方のコツを解説

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RPAの開発費用は、1ヶ月当たり5,000円~200万円です。自社で運用する場合、開発〜運用を外部委託する場合など、かかる費用は業務内容や社内体制によって変わります。

RPAツールの導入を検討しているが、費用や費用対効果がネックとなりなかなか導入できていない企業も多いかもしれません。そこで今回は、RPAツールの価格相場や選定のポイントについて解説します。

国内シェア率の高いRPAツール「BizRobo!」の価格体系は、下記資料にて詳しく記載していますので、ぜひダウンロードしてお使いください。

1 RPA導入にかかる費用の種類と相場

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション:ソフトウエアロボットによる業務自動化)とは、RPAツールと呼ばれるソフトウエアを利用し、パソコン上での定型的な作業を自動実行する技術です。

RPAの導入に際しては、ツールのライセンス費用が必要なのはもとより、技術的なサポートや、使いこなすための研修などに費用がかかる場合もあります。最小規模から使い始めることを想定し、それら費用の合計を出すと、現在の相場は、おおむね以下のようになっています。

ケース 費用(1ヶ月あたり)
RPAの開発運用と、そのためのスキル習得をすべて自前で行う場合 5,000円~10万円強
RPAの開発運用を、社外のサポートや研修を受けながら自前で行う場合 10~20万円程度
RPAを、すべて外部委託で開発運用する場合 100~200万円程度
上記の各ケースで、別途かかる初期費用 0~70万円程度

これらの費用に含まれる主な項目と、それぞれの相場は次のとおりです。

1:RPAツールのライセンス費用(サブスク型)

RPAツールを導入する際に、まず必要となるのがRPAツールのライセンス費用です。国内で出回っている主要なRPAツールは現在、いずれも買い切り型プランを設定しておらず、常に最新版が利用できる月額制または年額制のサブスクリプションでライセンスを提供しています。

RPAツールには、大きく分けて「クライアント型」「サーバー型」「クラウド型」の3タイプがあり、それぞれライセンス費用の相場も異なります。

これら3タイプは、ソフトウエアロボットが主にどこで作業を処理するかという“本拠地”に違いがあります。例えばクライアント型RPAはアプリケーションをインストールしたパソコン上でロボットの開発・実行・管理を行いますが、サーバー型RPAはユーザーのネットワーク環境に接続されたサーバー上でロボットをまとめて管理し、またクラウド型RPAはインターネット上のクラウドサービスを使って業務を自動化します。

本拠地での作業のウエートが大きいほどロボットの能力を発揮しやすいため、いずれのタイプが良いかは、ユーザーの主な用途で決まります。

各タイプのライセンス費用は、必要とする機能、活用規模によっても大きく変わりますが、まず最小限の構成で使い始めるケースを想定すると、

  • クライアント型…1か月あたり5,000円~12万円(年額3万円~140万円強)
  • サーバー型………1か月あたり8万円強~20万円(年額100万円~240万円)
  • クラウド型………1か月あたり10~20万円(年額120~240万円)

が大まかな目安となります。

RPAツールの価格体系、つまり、ある機能を使うのにどのライセンスが必要で、いくら支払うこととなるかは製品によってさまざまですが、基本的には「ツールを使う人」「稼働するロボット」「ロボットが処理する手順」のいずれかが増えると、連動してライセンス費用の総額も上がる仕組みになっています。

また、所定時刻にソフトウエアロボットを自動的に起動できる「スケジュール実行機能」を使いたい場合、対応するライセンスを高額に設定しているRPAツールもある(人が張り付いて起動させなくて済み、人件費抑制につながるのが理由と考えられます)ため、注意が必要です。

2:RPAツールの初期費用

月額・年額のライセンス費用とは別に、初期費用を設定しているRPAツールもあります。これは、まったく初めての導入に際しての事務手続きや基本的な操作方法の説明、環境設定などをサポートするサービスの対価と考えればよいでしょう。

初期費用が発生する場合の相場は現在、10~50万円となっています。

3:ハードウエア(RPA専用パソコンなど)

クライアント型のRPAツールでは、稼働環境を安定させるため、また人間の作業をロボットが邪魔しないよう、RPA専用パソコンの導入を推奨している場合があります(必須ではありません)。

またサーバー型のRPAツールでは、管理運用の要となるオンプレミスのサーバー環境が必須となります。ただ多くの製品はサーバー専用機でなくても、一定以上のスペックを備えたパソコンをサーバーとして使うことができます。

いずれにしても詳細は、導入時にツールの提供元に確認することをお勧めしますが、

  • 新規にパソコンを用意する場合は10万円未満
  • 新規にサーバーを用意する場合は20万円程度

が、費用の大まかな目安となります。

4:導入支援費用

エラー発生時の問い合わせ対応、社内開発者へのアドバイスといったRPAの導入サポートが、標準ではなくオプションとなるRPAツールもあります。これは、ユーザー側の事情(すぐ回答がほしいなど)に合わせて選択可能としていたり、ツールの提供元が直接サポートを行わないことからパートナー企業が提供していたりするためです。

そうした製品では、チャットでのサポート、オンライン会議でのアドバイスといったサービスを受ける場合に、月あたりおよそ5~10万円の費用がかかります。

また、上記のような技術寄りの支援とは別に、ガイドラインの作成や社内広報といったRPA導入推進プロジェクト全般を支援するサービス(ワークショップや意見交換会など)を、月あたり10万円程度で提供している例もあります。

5:保守費用

もし社内の担当者がRPA稼働時のエラーを自力で復旧・改修できず、ただちに外部へ対応を依頼したい場合は、ライセンス費用などとは別に費用が発生します。

具体的な依頼内容や体制にもよりますが、例えば「エラー対応に備えるエンジニア1人に常駐してもらい、平時はロボット開発を任せる」といったケースでは、月あたり60~150万円程度が必要となるようです。

6:開発委託費用

RPAツールを導入後、使いたいソフトウエアロボットをうまく社内開発できない場合は、ロボット開発を外注する選択肢もあります。

外部のエンジニアにRPA開発を委託する場合、ソフトウエアロボット1体あたりおよそ15万円~30万円が相場のようです。

7:研修費用

上でみたとおり、外部のエンジニアにRPAの開発運用を任せるコストは決して安くなく、いつまでも外注に依存していては、活用が頭打ち・尻すぼみとなりかねません。そこで、自社の従業員にRPAツールの操作・ロボット開発・保守運用・活用推進体制づくりなどの研修を受講してもらい、自前でできる領域を広げていく戦略が有効となります。

ツール操作や開発に関する研修は、習熟度別に数時間~数日間のカリキュラムで構成されており、1人1回あたりの費用は3万円~30万円程度が相場となっています。

2 RPAツール選定のポイント

RPAツール選定のポイント

RPA導入の大まかな費用感が分かったところで、ここからは、ムダな出費を避けつつ最大限の効果を得るために、RPAツール選定で気をつけたいポイントを整理します。

ポイント1:自社の用途に合った製品を選ぶ

RPAツール選定における第1のポイントは、「自社で実現したい業務自動化をリストアップし、用途に合った製品を選ぶ」ことです。

RPAツールのタイプ別で言うと、例えばウェブブラウザで閲覧した情報をExcelファイルにコピーするといった、パソコンのアプリケーションだけで完結する作業を最も簡単に自動化できるのは「クライアント型」のツールです。また、自社が利用しているWebサービス間でデータを集約・連携させたいといった用途には「クラウド型」が適していますし、社内システムへの登録といったオンプレミス環境との関わりが深い場合は「サーバー型」のRPAツールを比較するとよいでしょう。

ある特定のタスクを自動化するためにRPAを導入するなど、特に用途がはっきりしている場合は、タイプ別という大きなくくりだけでなく、個別の機能単位でもしっかり比較検討しましょう。具体的には、「ロボットを使う端末が多くなるので、管理機能が充実した製品を選ぶ」「終業後も稼働させるので、スケジュール実行のライセンスが安いものを選ぶ」などです。

いずれにしても、直近の最安値を比べるようなRPAツール選びは失敗につながります。自社が実際にどう使いたいかをはっきりさせた上で、それにふさわしい機能・サービスを選ぶことが大切です。

ポイント2:ツールの提供元を確認

RPAツール選定における第2のポイントは、「RPAツールの提供元を確かめる」ことです。

RPAの導入では、ツールの機能や性能と同等以上に、実際に使いこなすノウハウが成功のカギを握っています。そうしたノウハウを体系化してユーザーに分かりやすく伝えることが、優れたRPAツールベンダーの必須条件といっても過言ではありません。

そこでユーザーとしては、導入候補に挙がったツールの提供元が、自社で実現したいRPAの活用方法に関して、確かな実績や知見を備えているか見極めることが大切になります。その判断材料となる各ベンダーの公開情報から、これまでの導入実績数や、自社と業種・規模が近いユーザーの成功事例があるかなどを、しっかり確認することをお勧めします。

ポイント3:予算の範囲に収まるか確認

RPAツール選定における第3のポイントは、「予算の範囲に収まるか確認する」ことです。

もっとも、比較的新しいRPAというツールについて、明確な予算感が社内で共有されているとは限りません。そのためRPAツール選びでは、「自社内で調整・説明しやすく、すぐ使い始められる金額に収まるか」という観点で検討することとなるでしょう。

RPAで本格的な業務改革まで踏み込む企業においては、どこかで組織として意志決定し、全社的に取り組む体制づくりが欠かせません。ただ一方、RPAは機能的にスモールスタートしやすいツールであり、また部署レベルの決裁で購入できる製品も多いため、まず現場判断で先行導入し、確かな有用性を実証することもできます。

全社的な取り組みとなれば予算は経営層の判断次第でしょうが、既にみたとおり、RPAツールは月額10万円程度から使い始められます。金額面でも、また「人の作業を肩代わりする」という機能面からも、「現場でパート・アルバイトを採用するのと変わらない」といった説明や説得が、十分可能と思われます。

ポイント4:無料トライアルを利用する

RPAツール選定における第4のポイントは、「無料トライアルを利用する」ことです。

実際に試しながら導入検討できるよう、主要なRPAツールの提供元は、そろって無料トライアル制度を用意しています。利用期間、あるいは個人利用限定などの制限がかかっている場合もありますが、その範囲で製品版と同じフル機能を試せたり、導入後と共通の技術資料や教材がWeb上で公開されていたりと、無料でもかなりのことができるようになっています。

そうした環境を活用し、自社のRPA担当候補者が無理なく使えるか、また自動化する作業で接続する社内システムなどにツールが対応しているか確かめておけば、「こんなはずではなかった」といった導入後のトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

ポイント5:必要なサポートが得られるか確認

RPAツール選定における第5のポイントは、「必要なサポートが得られるか確認しておく」ことです。

RPAツールの無料トライアルを利用すれば、自社でやりたい自動化ができそうか、また自社ですぐ使いこなせそうか、大体の感触はつかめるはずです。そこでもし「ツールの機能や費用は申し分ないが、いきなり100%の社内運用は難しい」という状況であれば、ソフトウエアロボットの開発や保守を外注する、あるいは自前でできるようになるための研修を受けるなど、社外から何らかのサポートを受けなくてはなりません。

そこでまず、自社が希望するRPAツールを導入したときに、どこまで自前でできそうで、どこから・どんなサポートをしてもらいたいかを、できるだけ明確にしましょう。その上で、提供されているサポートの種類や内容、価格を検討するとよいでしょう。

ポイント6:費用対効果の見通しを確認

RPAツール選定における第6のポイントは、「費用対効果の見通しを確認しておく」ことです。

RPAを導入する目的や、何をもって導入成功と言えるかについては、さまざまな考え方がありえます。ただ多くの場合、導入の意義や成果を説明する上では、「自動化によって解消できる手作業の合計時間を時給換算し、その総額がライセンス費用などのRPA導入費用総額を上回るかどうか」という「費用対効果」が大きな要素となります。

そこで、RPAのツール選定においては、今後数年間の利用状況とそれがもたらす効果、そのためにかかる費用を比較検討する製品ごとにシミュレーションし、“元を取る”ことを意識するとよいでしょう。

例えば、「開発」「実行」「管理」といった機能やユーザー数に応じてライセンスを分売するRPAツールは、それらが一体のライセンスより使い始めの費用を抑えられる場合もありますが、利用部署や開発者が増えるたびライセンスを買い増すと、かえって割高になりえます。いっぽう一体型のライセンスは、初めから大規模運用まで対応できる全機能をそろえた上で、ロボットの同時実行数に上限を設けています。つまり利用者や開発者が何人でも、ロボットの稼働が重ならないよう調整できるうちは “定額使い放題”で、それが難しいほど多くのロボットが実際に活躍しているときだけ、ライセンスをアップグレードする仕組みになっています。

RPAユーザーの間では、「気軽に使い始めて利用が拡大した結果、より本格的なツールとの併用や、ツールの乗り換えが必要になった」というケースもしばしばみられます。活用が浸透するのは素晴らしいことですが、ライセンスへの二重投資・過剰投資やツール操作の覚え直しといったムダをなるべく少なくするには、スモールスタートから大規模展開まで、まんべんなくカバーできるRPAツールを選ぶのが確実な方法です。

関連ページ:RPAツール徹底比較!必ず抑えておきたいRPAツール比較のポイントとBizRobo!の口コミ評価をご紹介

3 低コストで制限なく使うなら「BizRobo!」がおすすめ

低コストで制限なく使うなら「BizRobo!」がおすすめ

ここまで触れてきた各点を踏まえ、RPAの導入を検討している全ての組織にお勧めしたいRPAツールが「BizRobo!」です。その理由は、次のとおりです。

メリット1: PC1台から全社展開まで自由自在

従業員数50人に満たない中小企業から数万人の業界大手まで、あらゆる規模の組織に導入されているBizRobo!には、さまざまな活用規模での成功事例があり、スモールスタートから全社展開へのスケールアップも自由自在に行えます。

これはBizRobo!が、ローコードの簡単な操作性と、大規模運用に適したロボットの集中管理機能を兼ね備える数少ないRPAツールであることが理由です。つまり、プログラミング経験がない現場スタッフでも自身の担当業務を自動化することができると同時に、そうした活用を他部署にも広げながら、管理漏れやブラックボックスがない統一的な運用体制へとスムーズに移行できるツールだということです。

BizRobo!の製品ラインアップで最も安価なクライアント型ツール「BizRobo! mini」のライセンス費用は、年間90万円です。アップグレードすればそのまま全社展開できる本格的なRPAツールをパソコン1台から・月あたり7.5万円で使い始められ、活用フェーズが進んでもフレキシブルに対応できるのは、BizRobo!ならではの優位性です。

メリット2: 先駆者として持つ2,300社超(2022年5月現在)の実績

BizRobo!を提供するRPAテクノロジーズ株式会社は、まだRPAという言葉がなかった2008年から創業者(現社長)が普及に取り組んできた、国内RPA業界の草分け的存在です。クライアント型・サーバー型・クラウド型という主要なタイプのRPA製品を網羅しているのはもちろん、さまざまな業種・業界にわたる2,300社(2022年5月現在)への導入実績をもとに、日本の組織で実際に役立つ、再現性の高い活用ノウハウを提供しています。

現場主導型のRPA活用に取り組むユーザーが多数存在することから、ユーザーコミュニティの交流も活発です。RPAの開発運用や活用推進に携わる他社ユーザーの体験談や本音を聞くことができるので、自社内の理解者を増やすところからスタートするRPA担当者が孤立しないことも、BizRobo!を選ぶメリットと言えるでしょう。

BizRobo!を実際に利用している方の声を参考にしたい方は「BizRobo!導入事例」をご覧ください。

メリット3:人数・端末無制限フル機能の1ライセンス

スモールスタートから全社展開まで活用規模を問わないという製品の特長を反映し、BizRobo!はライセンスの種類や価格体系もシンプルです。

「同時実行できるロボット数」と「同時利用できる開発環境の数」に違いがあるのを除けば、どのライセンスを使っても機能はほとんど同じです。上位ライセンス限定とする他社製品もあるスケジュール実行機能についても、BizRobo!は全てのライセンスに標準搭載しています。

1ライセンスあれば、ロボットを使える端末数も、開発環境のインストールも無制限のBizRobo!は、RPAの利用部署や開発者が増えても、それだけでは追加費用が発生せず、実際にロボットが活用される度合いに応じてアップグレードする仕組みです。したがってリーズナブルなのはもちろん、費用対効果の見通しも立てやすいと言えるでしょう。

メリット4:効果を出しやすい“現場主導型”の運用

ライセンス体系に加え、RPAを運用する方法についても、BizRobo!ならではの特徴があります。

BizRobo!は、RPAの導入効果を最大化する “現場主導型”の運用にふさわしい機能を備えたツールです。具体的には、直感的な操作性と高度な機能を両立しているほか、さまざまな利用条件下で安定稼働を保ちやすい方式(ロボットの横展開やリモートワークなどで開発時と異なる画面表示環境になっても、また人とロボットが同一端末を同時操作しても、エラーが起きにくい設計)を採用しています。

そのため、自動化のターゲット業務が存在する各現場のスタッフ自身がRPA開発を主導し、成果を横展開していく社内運用体制が取りやすくなっています。これにより開発リソース不足に悩まされず、また社内にノウハウを蓄積する形でRPAを全社展開でき、中長期的にも大きな成果が期待できます。

現場での直接開発は、リソース増加につながるのはもちろんのこと、外注のような費用負担や情報伝達のロスも生じないため、いったん軌道に乗れば加速度的にロボット活用が進みます。さらに「自身の業務を自ら改善できた」という実感は、現場のモチベーションを高め、前向きな変化を歓迎する雰囲気をもたらします。そのため、エンジニア主導で社内開発する方法と比べても、より大きな効果を実現しやすくなります。

メリット5:伴走型で開発・活用推進のコツを伝授

RPAの導入過程では、ツールの操作方法はもちろん、それだけにとどまらない多面的なスキルが求められます。中でも、組織内の多くの人々を巻き込む現場主導型のRPA活用においては、導入目的の周知、対象業務の優先順位づけといった、導入プロジェクト推進のためのマネジメントスキルが重要となります。

こうしたスキルが期待されるのはRPA活用時に限らず、とりわけ今後は、DX(デジタルトランスフォーメーション)のプロジェクト全般において必須になると考えられますが、BizRobo!ユーザーの場合、国内随一となる10年以上にわたりRPA普及に取り組んで得たベンダーの知見をベースに、技術・マネジメント両面からの伴走型サポート体制が完備されており、支援を受けながらノウハウを吸収できるメリットがあります。

そのため、特に「あらゆる部署でRPAの社内開発を根付かせたい」、あるいは「RPA導入を機に社員のデジタルスキルを底上げしたい」と考えている企業にとっては、BizRobo!の導入こそがベストの選択肢と言ってよいでしょう。

関連ページ:BizRobo!とは

4 まとめ

RPAの導入にあたっては、月額または年額でソフトウエアのライセンス費用が必要となるほか、稼働を軌道に乗せるまでのサポートにも費用が発生する場合があり、また従業員への研修や開発運用を外注したい場合、別途それらのコストも生じます。これらの料金は目的に応じて設定されているので、単に最安値を比べるのではなく、自社の導入目的に合ったものを見極め、費用以上の効果獲得を目指すことが大切です。RPAはパソコン1台から比較的安価に使い始められる一方、社内開発による大規模運用で大幅な生産性向上を達成しているユーザーもみられます。そうしたさまざまな活用段階を通じ、機能制限や追加負担をなるべく抑えられるツールを選び、また実践的なノウハウに通じたパートナーと伴走することで、費用を上回る効果が確実に得られるはずです。