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【セミナーレポート】製造業界やオフィスでの”ムダ”をなくす、デジタル化の秘訣をご紹介

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製造業界の現場やオフィスでは、製造ラインでのチョコ停の発生、設備の待機電力、資料の探し回りなど、多くのムダな作業が隠れています。現在、多くの企業ではデジタル化が進められていますが、ツールを導入するだけではムダはなくなりません。

ツールを最大限活用し、実際に変革を起こすためにはどうするべきか。本ブログでは、先日開催したセミナーレポートを通じて、現場やオフィスのムダを削減する秘訣をご紹介しますので、ぜひご一読ください。

ライター紹介:

長澤 史佳(ながさわ ふみか)
大学在学中に「ハフポスト日本版」と「Forbes JAPAN」にて記事執筆・編集・翻訳などを経験後、新卒で株式会社PR TIMESに入社し、PRプランナーとして化粧品メーカーや食品メーカーを担当。2022年よりRPAテクノロジーズ株式会社に入社し、コンテンツ企画や広報を手掛ける。

1. 旭鉄工とi Smart Technologiesについて

まず、創業80年を迎えた旭鉄工はトヨタ自動車のティア1で、売り上げは年間150億円に上ります。競争力強化のためにデジタル化を進めており、IoTを使った改善を積み重ねた結果、年間4億円の労務費削減(2015年比)、電力消費量22%削減(2013年比)を実現しました。その過程で培ったノウハウを外販するため、i Smart Technologiesを立ち上げました。

旭鉄工では「データドリブン経営」として、計画(デジタルで問題確認)⇒ 実行(現地現物で対策)⇒ 測定(デジタルで効果確認)⇒ 改善(現地現物で次のアクション)の流れでサイクルを回しています。このサイクルを回すことで労務費削減、正確な原価把握、赤字部品黒字化等につながっていきます。実際、タイの工場では、電力消費量が42%も低減しました。

旭鉄工のDXはデータドリブン経営の実績

2. RPAテクノロジーズについて

私たちは、24時間365日、文句も言わずに働き続ける「新しい労働力(デジタルレイバー)」が日本全国の現場であたりまえになる環境づくりを目指しています。日本には、労働人口減少・少子高齢化・人件費高騰・採用難など、様々な問題が山積しています。そこで、ミスなく働き続け、さらに増殖することもできるデジタルレイバーは、これからの現場に欠かせない労働力になっていくと考えています。

現在、RPAテクノロジーズで提供しているRPAツール「BizRobo!」の導入社数は2,500社数を超え、業種業界を問わず多くの現場でデジタルレイバーが活躍しています。

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3. 特徴的なユーザー事例

・株式会社LIXIL

建築材料や住宅設備機器を扱う株式会社LIXILでは、現場が自由にロボットを開発し、IT部門は運営として現場開発を支援する仕組みを作ることにより、800名以上の社員がロボットを開発して協働しています。

社内では、終日研修や検定試験を独自の制度として実施するほか、スキルフォローとしてマンツーマンの開発相談所やナレッジマネジメントサイトを設置し、社内問い合わせへの対策を講じています。

現場社員の自主性を重視し、楽しんで自動化してもらった結果、働き方貢献に貢献し、さらにロボットによる削減時間の見込みは13万時間以上となっています。

・三菱重工業株式会社

ものづくりを通じて「日本の空」を守る重責を担っている三菱重工業株式会社は、2018年よりRPAツールを活用しています。現場の状態に応じて手早く実装できるRPAのメリットを活かすために社内教育に力を入れており、15日間に渡る独自の研修プログラムを整備。2021年度までに事業部の7%強にあたる200名以上のロボット開発者を養成し、全部署にくまなく配置する計画を立てていました。

導入時、まずは実例を通して活用イメージを事業部内に広く浸透させる目的から、作業内容がわかりやすい間接業務のロボット化に着手。メール仕分け、勤怠や予算の管理、複数プロジェクトに従事する社員の作業管理などをロボット化しました。

最初にロボット化の対象となったこれらの業務は、事例としてのわかりやすさを重視して選ばれていたため、短期的な導入効果は期待されていませんでした。それでも、最初に着手したロボットによる工数削減効果は1年間の通算で600~800時間に達す
る見通しと、当初の目標を2~3倍上回る結果が予想されました。

現在では、開発者が全部署に配置され、年間50,000時間の業務効率化が実現しています。

詳細はこちらから
https://rpa-technologies.com/case/case020/

4. オフィスのムダをなくすロボットの仕組み

RPAは「ロボティック・プロセス・オートメーション」の頭文字を取った言葉で、人間がコンピュータ上で繰り返し行っている検索・入力・集計・メール等の作業手順を記録することで、人間の何倍ものスピードで作業を行うことができます。プログラミングが必要ないため、習得ハードルが低く、簡単なロボットであれば1時間程度で作成可能です。

RPAとは

RPAを活用すると、既存のシステムを変更することなく、人がやっていた作業をロボットにまかせることができます。10名の社員が1日あたり8時間かけて作業していた業務があったとします。その作業をロボットに移行すると、1体のロボットがミスなく、30分で作業を完了させることができます。ロボットは24時間365日働き続け、退職することもありません。

デジタルロボットと働くトランスフォーメーション

さらに、ロボットの開発時に業務内容の棚卸しをするため、ブラックボックスになっている業務を明らかにすることもできます。現場の方々の負担も減ることで、成果が出せる手ごたえをつかんでもらうきっかけにもなります。

RPAテクノロジーズでは、しっかりと成果を出すまでの伴走サポートをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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