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加熱する「BizRobo!ユーザーコミュニティ」——名古屋で第4回「BizRobo! CAMP!!」を開催!

BizRobo!導入企業間のコミュニティ活動の一貫として2018年8月1日に創設した「BizRobo!ユーザーコミュニティ」。その代表的な活動である交流イベント「BizRobo! CAMP!!」を2019年2月14日に名古屋で開催しました。「加入企業同士がそれぞれの取り組みや成功の秘訣、失敗の克服、活用のコツなど、貴重なノウハウやアイディアを交換・共有できる場」として定期的に開催している「BizRobo! CAMP!!」。2018年8月27日に東京で開催した第1回を皮切りに、福岡・大阪の両会場でもイベントを開催し、今回の名古屋会場で第4回となりました。企画・運営担当者が定める狙いとともに、東海地域から約40名が集まったイベント当時の模様を少しだけお伝えします。

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「BizRobo! CAMP!!」の狙い

~ユーザー同士で悩みとノウハウを共有するコミュニティを~

総務省によると、最新の調査ではRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ツールについて「国内で14.1%の企業が導入済み、6.3%が導入中、19.1%が導入を検討中」といわれています。さらに市場規模について「2021年度に100億円規模になる」との予測もあり、ビジネスシーンで確実にRPAが浸透しています。

一方、当社カスタマーサクセス部では日頃のお客様のサポートを通し「『何をすればいいか分からない』というRPA担当者がまだ大勢いる」と感じてきました。

「多くのお客様と日頃からコミュニケーションをとっているなかで感じるのは、RPAを有効活用するには、RPAツールの機能や使用方法の理解だけでなく、実業務おけるデジタルレイバーの活用方法”も重要だということです。だからこそRPAにまつわる日頃のご経験、あるいはリアルな情報をお客様同士で共有いただき、忌憚なく自由にコミュニケーションをとっていただきたい。それが『BizRobo! CAMP!!』の狙いです」(カスタマーサクセス部グループ長 高野広己)

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「BizRobo!ライトニングトーク」

~導入企業の成果を紹介、RPA担当者同士だからこその質問が集まった~

この日最初のプログラム「ライトニングトーク」では3名が登壇し、BizRobo!活用の事例を紹介しました。

最初にカスタマーサクセス部・大澤翔平が登壇し、BizRobo!導入企業をサポートしてきたこれまでの経験から、企業のRPA活用を成功に導く秘訣を共有。大澤は「RPA活用に向けた推進体制構築に悩む企業が多いなかで、短期間で開発と検証を繰り返すアジャイル開発を推奨している」と話します。このときに必要なエッセンスの一例として「カンバン方式」「スクラム開発」「KPT(Keep・Problem・Try)法を用いた振り返りミーティング」を挙げました。

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さらにはRPA活用推進の体制を構築するうえで担当者が乗り越えるべき壁として「ゼロリスク信仰からのマインドセット変革」「メンバーの自己組織化」を提案。「RPA活用プロジェクトははじめからすべてを計画立て、ノーリスクを担保に進めるのは難しい。不確実性をコントロールしながら『まずはやってみる!』ことが大事」「『自分たちでルールをつくっていくんだ!』という意気込みも必要」と熱弁しました。

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2人目の登壇は、愛知県東三河・静岡県西部地域を中心にガス事業を行う、中部ガス株式会社・ガステックサービス株式会社の滝口裕加様。同社は、中部エリアを拠点にエネルギーや住宅、不動産事業など45社を展開するサーラグループの中核企業です。2017年に都市ガス事業を行う中部ガスと、LP・石油関連事業を行うガステックサービスの本社機能を統合し、E&S本社を設立。滝口様はE&S本社経営企画室 業務改革推進グループに在籍しながら、グループ全体への裾野拡大をも見据えたRPA活用に尽力しています。

同社がBizRobo!を試験的に導入したのは2017年9月。現在は中部ガス・ガステックサービスの2社にグループのIT基盤を担うサーラビジネスソリューションズを加えた3社でワーキンググループを発足し、BizRobo!導入を推進。E&S本社では現在まで20種類のロボットを稼働させ、年間1,000時間程度の業務効率化を実現したといいます。さらにはグループ内にも波及させていることから「削減効果はそれ以上」と語る滝口様。最後には「自分たちと同様に業務改善・改革ができる人材、RPAのロボット作成をできる人材を育成するとともに、RPAを推進する上でより多くの社員に知ってもらうためにも全社周知を徹底していきたい」と、今後の展望を語りました。

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最後の登壇者は、静岡県浜松市を拠点に鉄道・バスによる運輸事業を展開する遠州鉄道株式会社 経営企画部 ICT推進課の山内大輔様。2018年2月からBizRobo!を導入し、遠鉄グループ16社への波及を進めています。

同社は2018〜20年度の中期経営計画「サバイブ2020」の重点政策の1つとして「新たな IT 技術による仕組みの構築」を掲げ、その柱の1つをRPAに託しました。中期経営計画では「グループ全体で事務社員の労働時間を年間5万時間削減する」との目標を掲げ、このうち「約1万5,000時間」をデジタルレイバーで代替すると宣言。「あえて大きな目標を掲げたことで私たちの“やり抜く覚悟”が固まりました」と、山内様は当時を振り返り語ります。さまざまな課題にぶつかりながらも約1年間RPA活用を進め、現在は237台のロボットを稼働。当初目標を上回る月間1,400時間分(年間1万7,000時間分)をデジタルレイバーで代替しているとのことです。

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今回のライトニングトークでは、登壇者の発表中に質問投稿アプリを使用し参加者からの質問を募る仕掛けを用意。3名の発表後、寄せられた質問をもとにQ&Aパネルセッションを行いました。「RPAに対する社員の意識改革のためのワーキングについて」「ロボット化の可否に関する判断基準をどう考えるか」「ロボ開発はIT部門とユーザー(事業部)どちらが行うべきか」「ロボ開発がブラックボックス化しないためのドキュメントは必要か」等々、どの質問もRPA担当者だからこそ知る現場のホンネばかり……。パネリスト3名は1つひとつの質問に対して丁寧に回答していただきました。

BizRobo!への“想い”や“アイデア”を共有。

~ユーザー企業同士の化学反応を増やしていく~

イベント後半は、約1時間にわたるグループディスカッションを実施。実はこのグループディスカッション、過去に開催したイベント参加者から「もっと企業同士での話を深めたい」との声が上がり、カスタマーサクセス部が「BizRobo! CAMP!!」をグレードアップさせる取り組みとして新たにプログラムへ加えたもの。参加者は5〜6名ずつの6つのグループに分かれ、「デジタルレイバーを増やすために一番大事なスキルは何か、そしてそのスキルを身につけるために必要なものは何か」というテーマで議論を交わしました。

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白熱した議論の末、以下の8つの答えが導き出され、どの意見にも納得や共感の声と大きな拍手が湧き上がりました。

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最後は参加者約40名とカスタマーサクセス部スタッフによる記念撮影。その後設けたネットワーキングの時間には、パソコンで実際の操作画面を見せながら自身の作成したロボットの説明をしたり、参加者同士でアイデアを出し合ったりする姿も見られました。

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カスタマーサクセス部 高野はイベント終了後、これまでの「BizRobo! CAMP!!」の成果について「過去にはイベントで知り合ったRPA担当者同士が、イベント終了後に自主勉強会を開くなど、さまざまな化学反応が起こっています」と紹介。「今後もこうした交流の機会を提供し続け、同様のケースを増やしていきたいです」と語りました。

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最後に

BizRobo!の全国大衆化に向け、コミュニティ分科会活動を全国各地にて推進してまいります。コミュニティ活動や分科会設立にご興味があるBizRobo! ユーザーはぜひカスタマーサクセス部までご相談下さいませ。

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