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BizRobo!十人十色!「BizRobo!CAMP!!東京」を開催

BizRobo!CAMP!!東京
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RPAテクノロジーズ玉岡です。2019年10月17日(木)に、「BizRobo!CAMP!!東京」を開催しました。会社の垣根や立場を超え、BizRobo!スケールへのアイデア共有・交換の場として、大いに盛り上がり、参加者の方々の満足度も非常に高いイベントとなりました。

【ライトニングトーク1】
BizRobo!推進成功の秘訣は “人”と“役割分担”

株式会社大京アステージ 中島様

1人目の登壇は、自社内の“RPA女子”とともに、着実にRPAを推進、効果を積み重ね、会社でも一目置かれる存在となった、株式会社大京アステージ 中島様。

BizRobo!導入当初、導入部署内の開発者は中島様1人、日常業務多忙のため、開発時間がとれないにもかかわらず、RPA化要望は拡大・・・このような問題を乗り越えた工夫について、お話しいただきました。

「時間がとれない」を解決するために、中島様の部署では、専任スタッフを配置しました。

その「専任スタッフ」が、文系出身の事務社員であり、システム開発経験ゼロ、Excelスキル「IF関数が使えない」女性。

彼女への教育については、既に会社で使用していた研修資料を渡しただけ。後は、自身のTry&Errorの繰り返しにより、見る見るうちに、ロボット作成の実力をつけていったとのこと。

「なぜ、このような実力をつけることできたのか」と、中島様が女性スタッフに聞いたところ「趣味のバンド活動と、BizRobo!のロボット作りが似ているところがあるから

なかなか、普段、仕事と趣味が関連することは多くないですが、これはBizRobo!ならではの体験。このように仕事よりも趣味のようにロボット作成を楽しんでもらえると、弊社としても、嬉しい限りですし、スケールのためには、必要条件かもしれません。

また、女性スタッフには、ロボット作成に専念させ、中島様自身は、ロボット化要件を詰めるといったように、役割分担を実施。“人”の適材適所を考慮することで、よりスケールのスピードが上がったとのこと。

今では、この女性スタッフへの他部署や他グループ会社からの「ラブコール」が止まらないそうで、中島様自身、新たな悩みを抱えているようです。

【ライトニングトーク2】
BizRobo!推進するためには、“地盤固め”が大切

株式会社インターワークスの三井様

2人目の登壇は、BizRobo!を導入したが、トラブルが多発し、RPAの社内信用度が低下してしまった、その信用回復のために様々な工夫を実施している、株式会社インターワークス 三井様。

RPA活用における課題(要件確定、開発履歴、時間確保、不具合対応)に対して、同社の取り組み内容・工夫点について、具体例を用いながら、お話しいただきました。

エラーが発生すると、まずはそのエラーを解消するために、“対症的”にリカバリーを実施することはほとんどのユーザーは実施していると思いますが、同社のように、記録を蓄積し、そこからの根本原因の追究、エラーの傾向分析、これら結果を基にした施策立案まで実施しているところはそう多くないのではないでしょうか。

ロボット事故分析から見えてきた意外にあった事故内容として説明されていたのが、サイトの構成やタグが変更されることによる、ロボットの停止。これを防ぐための施策として、ロボットの作成ステップを工夫し、以降、タグ判定する際は、この工夫したステップを利用することを社内の開発ルールとして周知いているとのこと。また、エラー解消までにかかった工数(リカバリー工数)を、エラーの影響度(重要度)の指標の1つとして考えていました。

上記含め、同社では、RPA推進のための“地盤固め”をたくさん行っており、

この「“地盤固め”あってこその、RPA推進である」ということは、改めて、私自身も大変勉強になりました。

【ライトニングトーク3】
RPA推進は、外部との“情報交換・交流”がカギ

TISシステムサービス株式会社 福永様

3人目の登壇は、BizRobo!をより多くの方に活用したもらうために、外との“情報交換・交流”からヒントを得て、社内でRPA推進するためのコミュニケーション基盤を整備している、TISシステムサービス株式会社 福永様。

まだまだ、RPAに関するノウハウ・ヒントが会社・部門・個人単位で隠れている状態だった同社が、これらを出来る限り活かすための工夫について、実際使用しているツール(ソリューション)の紹介とともに、お話しいただきました。

弊社(RPAテクノロジーズ)から付帯サービスとして提供しているものに加え、自社内で独自のポータルサイトや、ロボット管理DBといった、コミュニケーション基盤を構築・導入しているという同社。

当初、Excelで各種情報(RPAノウハウ、社内利用ルール、エラー時の対応、ロボット管理台帳など)を管理していたが、

・ノウハウの更新頻度が減った、ノウハウ追加しても気づかれない

・過去のノウハウの検索が難しい

・あまり活用しないなら追加する気にならない

といった問題に直面。

同社では、これらを打開するための機能(更新がすぐにわかる、検索・投稿の容易性)を備えたツール(ソリューション)を導入し、社内ポータルサイトを構築しました。

お話の中で興味深かったのが、このツール(ソリューション)を知ったきっかけが、社内(もしくは部署内)以外の“外”との情報交換・交流“であったこと。福永様自身、積極的に社内外と情報交換・交流をされており、そこから様々なアイデアを得ています。

福永様曰く「外部からの知識・意見が社内ルールの見直しに役立った。社内の固まった考え方だけでなく、外部からの知識・意見・経験から気付けることがある」とのこと。

特に新しい技術(RPAしかり)は、ほとんど情報がない中、“正解”を手探りで進めていかなくてはいけません。その”正解“を1人、もしくは社内のメンバーだけでなく、先述のように、外にも目を向けてみる。そうやって、RPAソリューション関係なく、RPAに関わる皆様が、全員で”正解“を創っていくスタンスこそ、RPA推進の成功の”カギ“なのかもしれません。(と言いながらも、弊社としても、有益な情報は発信する必要はあると感じており、鋭意、企画・試行中です)

本イベント(BizRobo!CAMP!!)も、会社の垣根や立場を超え、BizRobo!スケールへのアイデア共有・交換の場としており、参加者全員で“正解”を創っていくことを目的としております。

是非、皆様も、社内に関わらず、社外との情報交換・交流してみてはいかがでしょうか。

※弊社では、BizRobo!CAMP!!以外にも、BizRobo!もくもく会も実施しております。

こちらも是非ご参加ください。

【参考】BizRobo!もくもく会
https://rpa-technologies.com/insights/20191010/

パネルディスカッション/グル-プディスカッション

パネルディスカッションでは、登壇いただいた3名の方に引き続きご協力いただきました。

今回はなんと、これまでのBizRobo!CAMP!!とは異なり、モデレーターをユーザーである、株式会社サポータス中谷様に実施して頂きました。(これまでは、弊社社員がモデレーターを担当)

中谷様の絶妙なコメントもあり、おかげさまで、途中、笑いもあり、和やかでありながらも、パネラーの方から本音を語って頂けた、非常に有意義な時間となりました。ご協力ありがとうございました。

グループディスカッションでは、前回のBizRobo!CAMP!!大阪に引き続き、「RPA推進するための“7ルール”を考えよ」というテーマでディスカッションしてもらいました。

大阪とは違った意見・アイデアがあり、「BizRobo!は十人十色であるからこそ、面白い!」と感じさせてくれる、素敵な時間となりました。

アンケート結果

イベントアンケートでは、

「開発者、ユーザー入り交じった中で、ストレートに意見交換が出来た」

「RPAの経験が浅く分からないかもと思っていましたが、講演やグループディスカッションがすごく楽しく、貴重な経験になりました」

「導入フェーズが異なる企業間で会話できたため、これまでの活動を振り返り今後に活かす良い機会になった」

「普段お話できない方とお話でき、かつ具体的なお話ができたので大変勉強になりました」

と、回答いただき、また本イベントに対する満足度も非常に高いものとなりました。

最後に

これからも、引き続き、皆様と一緒に“正解”を創っていけるような活動を企画・運営していきたいと思います。皆様とお会いできること、“繋がり”を持てること、楽しみにしております。



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