BizRobo! ブログRPA関連のお役立ち情報をお届けします
「フリーRPAツールで良いものはないかな」「RPAツールを本格導入する前にまずは無料で試したい」と考える企業の担当者様も多いのではないでしょうか。
フリーRPAツールは、完全無料で使えるものと無料トライアル期間があるものの2種類に分けられます。
そこで本記事ではフリーRPAツールを紹介します。
フリーRPAツールを導入するメリット・デメリットや有料ツールへの切り替えタイミングについても解説しますので、ぜひご覧ください。
目次
フリーRPAツールは4種類
フリーのRPAツールは大きく4つの種類に分けられます。
・完全無料
・無料トライアル
・条件付きフリー
・フリーミアム
種類 | 特徴 |
完全無料 | すべての機能が無料で使える |
無料トライアル | 無料で使える期間が決められている |
条件付きフリー | 個人向け、チーム向けなどの条件がある |
フリーミアム | 利用できる機能や環境が制限されている |
上記の中でも最も多い種類が一定期間試せる「無料トライアル」です。利用期間の制限と併せて、一部の機能が試せるツールも複数あります。
有料のRPAツールでも、ほとんどの種類で無料トライアルが試せるため、比較検討の段階でぜひご利用ください。
フリーRPAツールのおすすめ22選|無料で使えるソフトを紹介
本章では、無料で利用可能なフリーRPAツール22選を紹介します。完全無料または無料トライアル期間があるものを選出しています。
※サービス・ツール名をクリックすると、当ページのサービス詳細に遷移します。
サービス・ツール名 | 無料トライアル期間 |
AUTORO | 2週間 |
BizRobo! | 1ヶ月 |
WinActor | 30日間 |
UiPath Platform | 60日間 |
マクロマン | 完全無料 |
SS&C Blue Prism | 30日間 |
Microsoft Power Automate Desktop | Windows10またはWindows11ユーザー無料 |
Automation Anywhere Community Edition | 1ヶ月 |
RoboTANGO | 3週間 |
Robo-Pat DX | 1ヶ月3ライセンス無料 |
オークファンロボ | 2週間 |
Autoジョブ名人 | 2ヶ月 |
Automation 360 | 30日間 |
BizteXcobit | 7日間 |
EzAvater | 2週間 |
アシロボ | 1ヶ月 |
Bitrix24 | 15日間 |
ipaSロボ | 1ヶ月・7日間の無料操作体験 |
Tungsten RPA | 90日間 |
BizteX robop | 2週間 |
コマースロボ | 0円のフリープランあり |
自社に合いそうなフリーRPAツールがあるか、ぜひチェックしてみてください。
フリーRPAおすすめ(1):AUTORO

出典:AUTORO
「AUTORO」は、パソコン上の単純業務を爆速で自動化するRPAソフトです。ノーコードで、誰でも、お手軽にロボットを作ることができます。自動化できる業務例は以下の通りです。
・広告レポート
・ECサイト業務
・システム間連携
・採用スカウト
・管理業務
AUTOROは、Webサービスを提供する企業やコンサルティング会社など、特にWebや広告に関連する業界に強みを持っています。
また、RPAツールの導入事例やノウハウを発信するお役立ちセミナーを毎月開催しているため、RPAに触れたことのない企業様も安心です。
担当者と打ち合わせをすると2週間のトライアル期間で全てのAUTOROの全機能が利用可能となります。さらに、Chrome拡張機能のブラウザRPA「AUTORO Assistant」は完全無料なので、ぜひ試してみたい方は以下より詳細をご確認ください。
フリーRPAおすすめ(2)BizRobo!

『BizRobo!』は低コストで無制限に利用できるRPAツールです。1ヶ月の無料トライアル期間がついています。
『BizRobo!』ではロボットやユーザーを一元管理できるため、統制のとれたプロジェクトの進行が可能です。また、特定の場所に縛られることなく開発できるためリモートワークにも適しています。
他のRPAツールではエラーが起きる不安定なプロセスも、『BizRobo!』なら機械学習機能を用いて安定して稼働するのが特徴です。
ロボットの開発環境はインストール数に制限がないため、開発者が増えるたびにライセンスコストが増加する心配もありません。
「BizRobo!」は全社員に開発環境を提供することも可能であり、少人数で利用するRPAから大企業向けRPAまで、企業規模や自社業務に最適なプランを選択できるでしょう。
フリーRPAおすすめ(3):WinActor

出典:WinActor
「WinActor」は、NTTグループにより開発された純国産RPAツールで、30日間の無料トライアルがついています。
さまざまな業界・業種において、ルーチンワークの省力化や作業効率と品質向上に貢献しており、導入が容易であること、幅広く導入しやすいことから、国内の8,000社を超える企業の導入実績(2024年6月時点)を持つのが特徴です。
シナリオ作成が容易でプログラミングの知識は不要、情報システム部のようなIT部門でないユーザーでも簡単に自動化が可能な商品です。
フリーRPAおすすめ(4):UiPath Platform

出典:UiPath
「UiPath」は、世界的ベンダーであるUiPath株式会社が手掛けるRPAツールです。
自動化できる業務領域の発見から実行、人とRPAツールの協働までを行えるプラットフォームで、大規模な自動化環境をエンドツーエンドで構築します。
クラウド版とオンプレミス版の両方が提供されており、自社に最適なものを選ぶことができます。個人利用として無料プランが用意されているため、気になる方はまず使ってみてもよいでしょう。
フリーRPAおすすめ(5):マクロマン

出典:マクロマン
「マクロマン」は、完全無料のRPAツールです。ツールはどれだけ使っても無料で、必要なときだけサポート費用がかかります。
利用人数と機能の制限がなく、マクロマンのスタッフにZoomで操作方法のレクチャーやさらなる有効活用方法を1時間単位で相談できます。
ツールの操作をアウトソースしたい場合は、マクロマンに依頼することでRPAの開発を「受託」「常駐派遣」「SPOT派遣」にて請け負ってもらうことも可能です。
このため、自社で開発が難しい企業でも使いやすいフリーRPAツールと言えるでしょう。
フリーRPAおすすめ(6):SS&C Blue Prism

出典:SS&C Blue Prism
「SS&C Blue Prism」は、世界のRPA市場をリードする海外ベンダーが提供している海外製のRPAツールです。無料試用版が30日間提供されています。
Blue Prism社はイギリスに本社を置いていますが、日本を含めて世界中に現地法人を構えており、ツールやサポートは日本語に対応していて安心です。
RPAツールの通常業務である定型作業の自動化に加えて、AIを用いた非定型業務や重要業務への適用により業務対象領域を拡大しています。
公共機関や金融業界で導入されており、信頼性も高いRPAツールです。
フリーRPAおすすめ(7):Microsoft Power Automate Desktop

出典:Microsoft
「Microsoft Power Automate Desktop」は、Microsoftが提供するデスクトップ操作自動化の機能です。Windows10またはWindows11ユーザーであれば、無償で利用できます。
Microsoft ExcelやWordなどのアプリだけでなく、マウスをクリックするような操作も含めて自動化が簡単です。
ユーザー自身が実行ボタンを押す場合は無料で利用可能。画面に表示されたアイコンをパズルのように組み合わせることでシナリオ化できます。
Microsoftのクラウドと連動しているため、利用の際はMicrosoftアカウントへサインインが必要です。
フリーRPAおすすめ(8):Automation Anywhere Community Edition

出典:Automation Anywhere Community Edition
「Automation Anywhere Community Edition」は、Automation Anywhere社が無料期間の縛りなく提供しているRPAツールです。
法人以外またはSmall Businessに該当する企業であれば、一部機能制限がありますがほとんど全ての機能を試すことができます。
また、無償の利用条件に合わなくても1ヶ月の無料トライアルを体験できるため、RPAの効果をまず体感したい方に推奨されます。
申し込みURLにアクセス・必要情報を入力して送信したら、受信したメールの情報からログイン、すぐに利用可能です。
グローバルでトップクラスのRPA専業ベンダーが提供しているため、無料であっても安全性が高く安心して使えるでしょう。
フリーRPAおすすめ(9):RoboTANGO

出典:RoboTANGO
「RoboTANGO」は、1ライセンスを複数のPCで利用できるRPAツールで、申込日から3週間は全ての機能が無料で提供されています。
Excel、独自のアプリケーション、WEBブラウザ上の操作などをPC画面上で録画するだけでロボットが完成し、導入初日から運用可能です。
3週間の無料トライアル時を含めてサポート専用ページを利用でき、RoboTANGOの機能面や操作の不明点についてサイト内のフォームから問い合わせができます。
無料トライアル期間終了後、自動的に課金されることはないため、興味がある方はまず利用してみるとよいでしょう。
フリーRPAおすすめ(10):Robo-Pat DX

出典:Robo-Pat DX
「Robo-Pat DX」は、日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を力強く推進することを目的に作られた純国産のRPAツールです。
1ヶ月間、3ライセンスの無料トライアル中に自社の実業務で自動化プロセスを体験でき、何か困ったことがあれば有料プランに程近いサポートを受けられます。
無料期間中も全てのシステム・アプリケーションの操作が可能で、高度な画像認識や識別制度の使い分けなど、人間が無意識に行っているファジーな判断を再現する機能も搭載されています。
人間の「普段のPCでの操作感」をそのままに、直感的にシナリオ作成することで自社のRPA化が可能となるツールです。
フリーRPAおすすめ(11):オークファンロボ

出典:オークファンロボ
「オークファンロボ」は、2週間のトライアル期間で3つまでの製品版ライセンスが利用できるRPAツールです。
直感的に操作可能のため、IT経験が未熟な現場担当者でも簡単に設定できます。ノンITの実務担当者でも単独で設定・修正できる点がメリットです。
また、オンライン相談会は無制限で無料対応、各社に必ず1人のサポート担当が付くのが特徴です。質問回数はもちろん無制限。
なお有料版に移行する際に初期費用がかからないため、後々の費用面が気になる企業でも導入しやすいでしょう。
フリーRPAおすすめ(12):Autoジョブ名人

出典:Autoジョブ名人
「Autoジョブ名人」は、経理業務・受発注業務の自動化が可能なRPAツールです。
2ヶ月の無料トライアル期間が用意されており、トライアル中も業務の改善からスケジュールの策定など、RPAツール導入をしっかりとサポートしてもらえます。
煩雑な受発注業務に対して、業務のシステム化を迅速に行い基幹システムと柔軟に連携します。
シナリオ作成のスクリプト編集画面として、フロー型とリスト型が用意されており、社内のメンバーや開発シーンに合わせて切り替えが可能です。
フロー型は処理の分岐を含めて全体感を掴みやすく、RPAツールが初めての人にも優しい画面であるのに対し、リスト型はスクリプトの作り込みに適しています。状況に合わせて最適な方法を取りたい企業にも有用なRPAツールです。
フリーRPAおすすめ(13):Automation 360

出典:Automation 360
「Automation 360」は、世界中のトップ企業で利用されているRPAツールです。あらゆる業種のユーザーニーズに対応する、完全Webベース・クラウド対応のRPAプラットフォームです。
使い勝手が良く高度な自動化を実現するのが特徴。誰にでもすぐに分かるような使いやすさで、すべての機能がクラウドで利用できます。
企業の成長と共にデジタルワークフォースを拡張できることから、小さく導入を始めて全社的な展開していきたい企業におすすめです。
30日間の無料トライアルがついていますので、気になる方はぜひ試してみてください。
フリーRPAおすすめ(14):BizteXcobit

出典:BizteXcobit
「BizteXcobit」はプログラミングの知識不要(ノーコード)でRPA化ができるRPAツールです。7日間の無料トライアルがついています。
クラウドサービスであるためインストール不要かつ即日導入が可能、導入後の無料チャットサポートや、システムのアップデート時も無料で相談できるのが特徴です。
中小企業から大企業まで、企業規模に関わらず導入されており、スモールスタートにも対応しています。日本国内の事業者(企業)に特化してサービスを提供しており、日本製RPAを探している人にも最適です。
フリーRPAおすすめ(15):EzAvater

出典:EzAvater
「EzAvater」は“究極的に簡単”を目指した国産RPAツールです。インストールから2週間の無料トライアル期間がついています。
誰でも簡単に自動化シナリオを作成できるのが特徴で、目で見た動きをそのまま自動化できます。利用者の7割以上が非IT部門であり、そのほとんどが自社でシナリオ作成しているのも特徴です。
エラー発生時は即時にデスクトップへの通知を受けられることに加え、画面キャプチャ付きのメール通知も受けられるため、エラーの原因特定に大きく役立ちます。
ノンITの担当者がシナリオ化を行う企業におすすめのRPAツールです。
フリーRPAおすすめ(16):アシロボ

出典:アシロボ
「アシロボ」は、完全無料の育成サポートが付いたRPAツールで、全機能が使える1ヶ月の無料体験版が用意されています。
業界最短クラスの習得時間が魅力で、Excelマクロが組める方なら90分、それ以外の方は7時間あれば習得が可能です。
業務フロー作成は不要で、人手で行っている作業を並べるだけでシナリオが完成します。中小企業でも使いやすく作られていながら、大企業や官公庁にも多く導入されており、セキュリティも折り紙付きです。
有料版に移行しても月5万円(別途初期費用20万円)と比較的安価であるのも強みの一つです。
フリーRPAおすすめ(17):Bitrix24

出典:Bitrix24
「Bitrix24」は個人でも複数人でも使えるフリーRPAツールで、15日間の無料トライアルでお試しが可能です。
無料プランでもユーザー数は無制限、業務フローの進捗は視覚的に管理でき、監視者は業務フローの担当者をひと目で確認できます。
RPAツール以外にもタスク管理やCRM、コンタクトセンターなど、プロジェクト管理に必要なツールが揃っているため、自社で使用するツールをまとめて管理したい担当者の方やスタートアップ企業におすすめです。
フリーRPAおすすめ(18):ipaSロボ

出典:ipaSロボ
「ipaSロボ」は初めての方にも使いやすいRPAツールで、1ヶ月の無料トライアルがついています。
全ての機能を無料で利用でき、トライアル中も複数台・複数名での利用やサポートサイトからのお問い合わせ、オンデマンドトレーニングが利用可能です。また希望者には担当が付くためサポート体制も抜群です。
さらに、そもそもRPAがどのようなものなのかを見てみたい方には、7日間の無料操作体験版も別途用意されています。
RPAツールを全く使ったことがない方にも有用ですので、気になる方はまず7日間使ってみるとよいでしょう。
フリーRPAおすすめ(19):Tungsten RPA

出典:Tungsten RPA
「Tungsten RPA」は、90日間のフリートライアル付きRPAツールです。
ローコードとノーコードの開発機能により、ユーザーとデベロッパーがワークフロー全体でTungsten RPAを設計・構築・実行できるのが特徴です。
Tungsten RPAはアメリカに本社があるTungsten Automation社が提供しているRPAツールですが、日本国内でも1,000社以上の導入実績があり、しっかりと日本語でサポートを受けられる環境が整っています。
サーバ型のため大規模展開が可能で、RPAと関連性の強いOCRがライセンス内に標準装備されている点もポイントの一つです。
フリーRPAおすすめ(20):BizteX robop

出典:BizteX robop
「BizteX robop」は、とにかく簡単に操作できることが魅力のRPAツールで、2週間の無料トライアルがついています。
自動化のサンプルが豊富かつ操作がとにかく簡単に作られていることから、導入の7割が業務部門であり、IT部門に頼らずともDXを推進できるのも特徴です。
自動化のタスクごとのサンプルが豊富であることから、実務担当者が自分で設定・修正できます。導入ハードルも低くスムーズに利用開始できるでしょう。
また、ユーザーごとの機能制限も対応可能であるため、部署や役職ごとにガバナンスの統制や端末管理を行いたい企業にも有用です。
フリーRPAおすすめ(21):コマースロボ

出典:コマースロボ
「コマースロボ」は、EC事業者向けRPAツールです。0円のフリープランも用意されており、出荷件数が月100件までであれば無料で使えます。
特許取得のクラウドRPAで面倒な確認や修正作業は自動処理してもらえるのが特徴です。EC事業者向けに特化していることから、低コスト・多機能であり高いコストパフォーマンスを誇ります。
あらゆるモール・カート以外にも宅配システム・後払システムともAPI連携が可能。受注データや出荷実績・在庫連携が自動連携される点が大きな特徴です。
ECサイト運営事業者の方は、ぜひチェックしてみてください。
フリーRPAおすすめ(22):クラウドBOT

出典:クラウドBOT
「クラウドBOT」はブラウザ操作を手軽に自動化するRPAツールで、無料お試しプランが用意されています。
独自の自動記録システムにより、ユーザのブラウザ操作を自動記録しロボットを作成するのが大きな特徴です。
専門知識や専用ソフト・実行環境の構築は不要で、いつものWEBブラウザだけでロボットの作成・実行が可能となります。
全てクラウド上で完結するため、アプリケーションのインストールやロボットの実行環境の用意は不要です。またISMSクラウドセキュリティ(ISO27017)を取得しており、国際的なセキュリティ基準を満たしています。
マルチデバイスに対応しており、PCはもちろんスマートフォンやタブレットから利用できる点で利便性が高いといえます。
フリーRPAツールを導入するメリット

フリーRPAツールを導入するメリットは、以下の3点です。
業務効率化や品質向上の観点で人気が高いRPAツールですが、その多くは有料で提供されています。
本章では有料版ではなく無料のRPAツールを導入することのメリットを見ていきましょう。
・メリット①:すぐに利用開始できる
・メリット②:低い導入ハードルで自社への親和性を確かめられる
・メリット③:導入・運用のコスト削減につながる
具体的に解説します。
メリット①:すぐに利用開始できる
フリーRPAツールは導入するとすぐに利用できます。
有料版のRPAツールは、有料だからこそ本当に自社に最適なツールなのか、費用対効果は見合うのかなど、導入前に慎重な比較検討が必要です。
特にサーバ型のRPAツールを導入する場合、自社内にサーバを構築するため一層時間がかかります。
一方、フリーRPAツールはその多くでセットアップに時間がかからないため、すぐに使い始めることができます。
メリット②:低い導入ハードルで自社への親和性を確かめられる
フリーRPAツールは、低い導入ハードルで自社への親和性を確かめられます。
有料RPAツールの導入を検討していると、導入失敗の不安がよぎったり、初期費用を含めた予算を賄うことの難しさを感じたりすることもあるでしょう。
その場合まずフリーRPAツールを使ってみて、使用感や自社業務への親和性を確かめるのが得策です。
使い心地を試しながら本格的に自社業務のRPA化を検討すれば、有料版を導入する際にもその経験が役立ちます。
メリット③:導入・運用のコスト削減につながる
フリーRPAツールは無料であり、導入・運用のコスト削減につながります。
有料RPAの価格はツールによって異なりますが、おおよそ年間100万円以上かかるケースが多いです。
1人分の人件費よりは安いものの、コストをかける余裕がないこともあるでしょう。
また費用をかけて有料RPAツールを導入しても、社内で活用が進まなければ手間ばかりかかってしまうことも考えられます。
フリーRPAツールを導入することで、万が一失敗しても損失がなく自社のペースで利用しながら効果を実感できる点は、大きなメリットでしょう。
フリーRPAツールを導入するデメリット

フリーRPAツールの導入には多くのメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。
デメリットは以下の3点です。
・デメリット①:全ての機能を利用できない
・デメリット②:サポートを受けられない場合が多い
・デメリット③:日本語対応のフリーRPAツールは少ない
詳しくみていきましょう。
デメリット①:全ての機能を利用できない
デメリットの1つ目としては、全ての機能を利用できないことです。
フリーRPAツールのほとんどは、全機能を利用できません。一例として、ごく単純な業務のRPA化が可能でも、少し複雑な処理を追加しようとすると有料プランへの変更を求められることもあります。
そのため、せっかくRPAを導入しても本当の便利さがよく分からなかったり、使いにくいと感じてしまったりすることも多いでしょう。
また機能制限に加えて、無料期間が1ヶ月というように期間限定とされているツールがほとんどです。長期で継続的にフリーRPAツールを利用したい場合は、利用規約や機能制限・時間的な制限を事前に確認しておきましょう。
フリーRPAツールは、あくまで初めてRPAを使う人が利便性や自社との相性を確かめるためのお試しツールであると捉えておくのが無難です。
デメリット②:サポートを受けられない場合が多い
フリーRPAツールはサポートを受けれられない場合が多いこともデメリットの一つです。電話やメールなどのサポートを受けられないなどサポート体制が手薄である場合がほとんどです。
またRPAツールによっては、操作方法の詳しいマニュアルすら提供されないこともあります。いざ自社業務でRPAを使ってみようと思っても、設定方法や操作方法がわからず進めないことも。
そのため、フリーRPAツールを導入し本格的に活用したい場合は、IT知識がありプログラミングができる人材を確保したり、他で学習コストをかけながら進めたりする可能性があることをあらかじめ認識しておきましょう。
デメリット③:日本語対応のフリーRPAツールは少ない
フリーRPAツールは日本語対応しているものが少ないのも、デメリットと言えます。
そもそもRPAツールは欧米を中心に海外製のものも多く、海外ベンダーのフリーRPAツールでは規約や画面表示など英語での記載が基本です。
日本語対応しているケースは少ないため、英語力がある人材がいない、ITリテラシーが高い人材がいない場合は、導入の障壁がかなり高くなります。
さらに前述の通り、フリーRPAツールの多くではサポート体制が手薄であることから、導入や運用でつまづいた際に自力で解決する必要があるのです。
導入を急ぎたい場合や自力で進めることに自信がない場合は、はじめから有料RPAツールの導入を検討することをおすすめします。
有料RPAツールへの切り替えタイミング2選

有料RPAツールに切り替えを検討する場合、以下のタイミングがよいでしょう。
・タイミング①:自社業務を本格的にRPA化したいとき
・タイミング②:手厚いサポートを受けたいとき
具体的に紹介します。
タイミング①:自社業務を本格的にRPA化したいとき
有料RPAツールへの切り替えをもっともおすすめするタイミングは、自社業務を本格的にRPA化したいときです。
RPAの適用範囲を広げたい・自社に合わせてカスタマイズして利用したいなど、自社業務にRPAを本格導入するなら有料ツールに切り替えたほうがよいでしょう。
有料RPAツールを導入すると、複数のロボットを駆使して大量のデータを処理したり、業務に合わせてカスタマイズができたりと、フリーRPAツールでは考えられないほど利便性が高まります。
フリーRPAツールを使用する場合よりも費用対効果が高くなることも多々あるため、ぜひ検討してみてください。
タイミング②:手厚いサポートを受けたいとき
手厚いサポートを受けたいと感じたときも、有料RPAツールに切り替えるタイミングです。
フリーRPAツールを使用していると、サポートが手薄になりやすいことから、自力での調査と解決に時間がかかってしまうでしょう。
RPAツール自体の費用が無料でも、利用するための調査に時間をかけていては結局人件費がかかっていることと同じです。
有料RPAツールに切り替えを行えば、電話やメールでの手厚いサポートを受けることができ、さらに浮いた時間を別の業務に使えるようになります。
結果として有料RPAツールに切り替えたほうが費用対効果と利便性の両方が高くなることはよくあるため、ぜひ有料RPAツールの導入も検討してみてください。
フリーRPAツールを導入するならAUTOROがおすすめ!まずは無料トライアルから
出典:AUTORO
RPAの導入を検討しているなら、『AUTORO』がおすすめです。画面上で実際の操作を記録させるだけで、専門的なプログラミング知識は必要ありません。
もちろん、2週間の無料トライアルもございますので、本格導入前の確認もしっかりできます。
企業様のニーズにあわせて最適プランを提供
AUTOROの各種基本プランは月額5万円〜提供しています。さらに、3つの料金プランと2つのサポートプランを用意しており、企業様の課題やご要望をヒアリングし、最適なプラン・サポートを提案します。
ツールのご利用料金(月額)に加え、初期設定費用、サポートプラン、ワークフロー作成代行の有無、その他オプションご利用状況などによって料金は変わります。
また、Chrome拡張機能のブラウザRPA「AUTORO Assistant」は完全無料で利用できます。2週間のトライアルと併せて、ぜひ使用感をお試しください。
他のシステムとの連携も可能
AUTOROで連携できるツールはさまざまです。
SalesforceやkintoneなどのCRMツールをはじめ、社内・社内外の連携に欠かせないメッセージツールやバックオフィスツールなど、外部システムの連携もスムーズにできます。
AUTOROの導入事例と企業様の声
AUTOROはWeb・IT業界を中心に、多くの企業様に導入されています。ここでは、いくつか導入事例と企業様の声を紹介します。
【RPA×Salesforceで年間1000時間以上の工数削減!】
『ジンジャーシリーズ』を開発・提供しているjinjer株式会社の事例です。
月に数百件以上発生する膨大なリード作成作業において、人的ミスが発生し、生産性が低下していました。
作業は主にスプレッドシートやCSVファイルなどで行うことが多かったようで、ブラウザ上の業務自動化に強いAUTOROを導入することを決定。
Salesforceとの連携で自動的にリードを作成し、対応担当者割り振りまでを全て自動化することに成功しました。月間100時間程の工数削減を実現し、ヒューマンエラーを減らすことができました。
【さらなる企業成長を見据え、RPAとiPaaSのダブルアプローチ!】
数々の企業の成長を手助けされてきた株式会社ADX Consultingの事例です。
会社が成長していく中で、RPAを導入し業務を自動化していくことを検討。導入前は、反社チェック業務のエビデンス管理や単純作業のヒューマンエラーの発生に課題を感じていたそうです。
Salesforce含む、さまざまなツールとAPI連携できる点やiPaaSの仕組みを内包している点に注目し、AUTOROの導入を決定しました。
具体的には、Salesforceの取引先情報を元にGoogleとG-search検索し、その結果をまたSalesforceに格納するという一連の業務をAUTOROで自動化。
反社チェックは請求に関わる重要な業務なので人的ミスは許されず、そこをロボットが代用することでより正確で品質の担保にもつながりました。
ご不明点や活用方法はお気軽にご相談ください
AUTOROでは即レスのチャットサポートが付いています。高度な業務活用には、オプションで自動化のプロがサポート。毎月、RPAや自動化に関するセミナーも開催しています。
導入後のサポートはもちろん、導入前に活用方法を知りたいという企業様もお気軽にご相談ください。専任のスタッフが丁寧に貴社の課題をヒアリングし、業務に応じた最適なプランをご提案いたします。
AUTOROのサービスについては、以下より詳細をご確認ください。
まとめ|フリーRPAツールでまずはお試し!AUTOROならトライアル期間あり
フリーRPAツールおすすめと、フリーRPAツールを導入するメリット・デメリット、有料RPAツールへの切り替えのタイミングについて解説しました。
本記事でもっともおすすめするRPAツールは『AUTORO』です。
『AUTORO』には、以下のような魅力があります。
・AUTOROの魅力①:1ヶ月の無料トライアルで自社に合うかを試せる
・AUTOROの魅力②:インストール数に制限がなくライセンスコストが一律で安心
・AUTOROの魅力③:独自の機能で自動化の幅が広い
・AUTOROの魅力④:サポートコンテンツが充実している
『AUTORO』なら2週間の無料トライアルで全機能を試すことができます。本格導入前に自社の業務との親和性や費用対効果が見合うかをしっかり確認できます。
まずは資料ダウンロードを行い、無料トライアルの導入をぜひ検討してみてください。