2024年6月、RPAテクノロジーズ株式会社は、会社統合の上、オープン株式会社へ社名を変更予定です。
 
 
 

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【セミナーレポート】繁忙期を楽に乗り越えるためには?税理士事務所でのRPA活用方法をご紹介

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確定申告・年末調整・決算申告など、1年に何度もの繁忙期を迎える税理士業界。さらには、税理士の高齢化・人材不足・採用難といった課題も抱えています。

今回は先日実施した税理士向けセミナーのレポートを通じて、繁忙期を少しでも楽に乗り越えるためのRPA活用方法についてご紹介いたします

「繁忙期の負担に悩んでいる」「税理士業務を効率化できる方法を探している」と考えている方はぜひご一読ください。

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税理士業界の置かれている現状

・税理士登録者数
81,219名(2024年2月末日現在)
・税理士事務所数
27,958件(2021年調査)
・税理士平均年齢
60歳以上(税理士実態調査)
・事務所職員数
平均5.2名(2021年調査)
・職員1人あたり売上
約1,000万円
・税理士業界の市場規模
1兆円3,800億円(2021年調査)
税理士業界の置かれている現状

税理士の年齢構成について見ていくと、60歳以上が53.8%と半数を超えています。このデータは2014年の実態調査の数字となるため、現在ではこのグラフ以上に高齢化が進んでいることが予想されます。

職員規模については、10名以下の事務所が8割を超えています。100名以上の税理士事務所はわずか0.4%、50名以上でも全体の1%という状況です。後継者不足や先生の高齢化等を理由に、税理士業界内でも合併などが進んでいます。

そして、税理士事務所の本業収入は2,000万円以下が62.4%という状況です。所得状況は700万円以下が60.1%となっています。

所得や職員の給料を上げるためには、事務所収入を増やしていく必要があります。しかし、「顧問先から顧問料の値上げ要求に応じてもらえない」「業務を増やすとパンクしてしまう」という状況の中で、従来と同じ方法では上手くいきません。現在の業務の進め方を見直しながら、業務改善・業務改革を図っていきましょう。

税理士業界の置かれている現状

税理士業界の慣習として、毎年12月の年末調整から5月の法人申告まで、約半年間が繁忙期に該当します。さらに、ここ数年では軽減税率、電帳法、インボイス制度の導入によって業務負担の増加が続いています。

追い打ちをかけるように、働き方改革の名のもと、2019年より残業時間に上限規制が適用されています。年間720時間、1日に換算すると約3時間。残業することは決して良いことではありませんが、昔は当たり前とされていた繁忙期の土日出社や徹夜での対応を職員に強いることはできません。

税理士事務所業務をサポートするRPAとは

RPAとは「ロボティック・プロセス・オートメーション」の頭文字を取った言葉で、人間と同じようにオフィスワークに適用し、まるで人員を増やしたような効果が得られることから、別名「デジタルレイバー(仮想知的労働者)」とも呼ばれています。

私たち人間は日々の仕事の中で、資料作成・データ分析・メール返信など、多岐に渡る業務を行っています。その中でも、毎日決まったルーティンを繰り返す仕事(定型作業)はデジタルレイバーの得意分野です。

人間の場合、どうしてもミスが避けられなかったり、やむを得ず仕事をお休みしたりすることがあります。一方で、ロボットは24時間365日働き続けることができ、体調を崩すこともなければ、自ら退職することもありません。

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税理士事務所での業務自動化事例

法人の電子申告業務

税務申告書が完成した後の電子申告業務はロボットでの自動化が可能です。税務申告ソフトへのログインから税理士署名、申告書の送信、受信通知、完了報告書の印刷までの一連の業務を自動化しています。

従来は1顧問あたり15分かかっていた業務ですが、ロボットにまかせることで5分に短縮することができました。

法人の電子申告業務

法人の税務申告書の印刷業務

税務申告完了後の申告書の印刷業務もロボットで自動化できます。税務申告ソフトのログインから各種申告書や必要資料の印刷業務を自動化することで、従来は20分かかっていたのが2.5分にまで短縮できました。

法人の税務申告書の印刷業務

個人の確定申告書の印刷業務

業務が特に集中する確定申告において、申告書の印刷だけでも自動化することで効率化することができます。申告書ができあがった状態で、税務申告ソフトへのログインから各種申告書と申告に必要な資料の印刷を自動化します

従来は1顧問あたり15分かかっていた業務が、ロボットにまかせることで3分にまで短縮されています。

個人の確定申告書の印刷業務
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RPAツール「BizRobo!」について

RPAテクノロジーズ株式会社が提供する「BizRobo!」は、RPAをコア技術とし、私たちが日々行っているパソコン上での作業を効率化してくれるソフトウェアのロボットです。人間が行っている業務をロボットに任せることで、人的ミスを防ぎ、慢性的な人手不足を解決へと導いていきます。

BizRobo! 5つの特徴

① 10年以上の実績
RPAテクノロジーズは、国内で10年以上の開発・運用実績とノウハウがあるRPA先駆者。国内最大級のRPAイベントの開催やメディアへの寄稿も行っています。
② ノンITでも使える
直感的に操作できる画面でスムーズに開発できます。必要な知識をサポートするためのeラーニングやセミナーなどは追加料金なしで受講可能です。
③ 充実したサポート体制
専任のカスタマーサポートチームによる伴走型支援を提供しています。また、トライアルから導入後3カ月まで、チャットを使った無償サポート付き。
④ 幅広いラインナップ
スモールスタート向けのデスクトップ型(BizRobo! mini)や大規模展開に最適なサーバ型(BizRobo! Basic / BizRobo! Lite)など、豊富なラインナップでニーズに合った製品をご提案します。RPAを拡大したい場合にも、シームレスに移行が可能です。
⑤ 多様な機能
あらゆる画面でのコントロールを可能にする機械学習による画面解析機能やパソコンを占領されずに実行できるバックグラウンド処理など、機能が充実しています。

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また、今後もWebセミナーやすでに実施したセミナーのアーカイブ配信もご用意しております。ご不明点やRPAについてご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

Webセミナー一覧:https://rpa-technologies.com/seminar/

お問い合わせ:https://rpa-technologies.com/inquiry/contact/

過去の税理士向けセミナー:https://lp.rpa-technologies.com/230119_webinar_archive.html

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ライター紹介:
長澤 史佳(ながさわ ふみか)
大学在学中に「ハフポスト日本版」と「Forbes JAPAN」にて記事執筆・編集・翻訳などを経験後、新卒で株式会社PR TIMESに入社し、PRプランナーとして化粧品メーカーや食品メーカーを担当。2022年よりRPAテクノロジーズ株式会社に入社し、コンテンツ企画や広報を手掛ける。

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