2024年6月、RPAテクノロジーズ株式会社は、会社統合の上、オープン株式会社へ社名を変更予定です。
 
 
 

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【RPA無料講座第1回】そもそもRPAにおけるロボット作成って何?

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RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)は2016年後半から国内市場において、高い注目を集めてきました。

一時期は過剰な期待に応えられず幻滅期に入ったものの、現在ではRPAの適用範囲について現実的な理解が深まり、さらに新型コロナウィルスの影響を受けた業務コスト削減やリモートワーク実現のための施策としてRPAによる業務自動化が加速する中で、RPAも本格的な普及期に入りました

参考記事:ガートナー、「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル:2020年」を発表

RPAを導入・活用している企業が増えている中で、RPAができる人への需要が上昇しています

しかし、RPAにまつわる「ロボット開発は誰でも簡単にできる」という謳い文句のせいか、企業内において、RPA未経験者でITに苦手意識がある方に対しても、短期間でロボット作成ができるようになると期待されたり、片手間でロボット作成を任せられたり、という状況が増えつつあります。

そもそもロボット作成って何?と聞きたくなりますよね。

このブログでは、そんな方に対して、全5回の連載を通して「誰でも」「簡単に」ロボットを作れるようになる、をテーマとしてRPAにおけるロボット作成について身近な例を挙げながら詳しく解説していきます。

今回は第1回ということで、以下の流れでまず「RPA」と「ロボット作成」の基本概念についてご紹介します。

●RPA=ロボットによる定型業務の自動化

●ロボット作成=ロボットに人間の操作手順を記録させる

●実際にロボットを作ってみることが大切

RPA=ロボットによる定型業務の自動化

RPAはロボティック・プロセス・オートメーションの略で、直訳すると「ロボットで業務プロセスを自動化する」という意味。
事務やオペレーションなど人間がパソコンやサーバを使って行っている繰り返しの業務プロセスを、実態のない「ソフトウェアロボット」が、そっくりそのまま再現してくれる、ということです。

「ソフトウェアロボット」は、人間の処理手順の真似をすることで、業務プロセスを自動実行するので、「デジタルレイバー」「仮想知的労働者」とも呼ばれていますが、このブログでは、一般的な略し方として「ロボット」と呼びます

関連記事:RPAとは?

ロボット作成=ロボットに人間の操作手順を記録させる

ロボットに人間の操作を再現させるには、ロボットにその操作手順を覚えさせなければいけません。

イメージとしては、パソコン上で人間が行った操作を、ロボットに「記録」させることです。人間が一連の業務プロセスを細かな「ステップ」に分解し、1つ1つロボットに記録させることが、「ロボット開発」となります。

従って、ロボット開発において、プログラミングスキルは必須ではありませんが、物事を順序立てて考える論理的思考や、仕事を俯瞰して全体プロセスを把握し分析できることが必要となります。

ロボットを開発するときは、まず「ロボットに行わせたい作業を手動で行う際にどのようなプロセスで進めるのか」を想像するようにしましょう。

そして、1つのステップにつき1つの動作を実行できるので、想像したプロセスを1動作ずつステップに記録させ、場合によっては設定していってあげればロボットが出来上がります。

実際にロボットを作ってみることが大切

「RPA」と「ロボット作成」の基本概念について、イメージをつかめましたでしょうか。

ロボットの作り方を学習する際に、一番大切なのは実際に手を動かして簡単なロボットから作ってみることです。

次回のブログでは、当社が提供するRPAツール「BizRobo! mini」を使って、日常でも使える簡単なロボットの作成を解説します。

BizRobo! miniをお持ちでない方は、ぜひ1ヶ月無料トライアルをご利用ください。

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