BizRobo! ブログRPA関連のお役立ち情報をお届けします
「RPA導入でできることって何?」「RPAにもできないことはある?」とお考えですね。
RPAはパソコン上で行われるルーチンワークを自動化できます。データ入力や勤怠集計など、定期的に発生しルールが決まっている業務の多くはRPAによる自動化が可能です。ただし全ての業務において、RPA化が可能なわけではありません。
そこでこの記事では、RPA化によってできることを紹介し、反対にできないことや具体的な導入事例も紹介します。
自社業務のRPA化を検討されている方は、ぜひお読みください。
【目次】
・RPA化でできること18選
・RPAができないこと
・RPAとは
・RPAによる自動化が注目される理由
・RPAを導入するならBizRobo! がおすすめ!ルーチンワークを自動化できる
・RPAの導入企業事例
・まとめ
・RPAができることに関するよくある質問
RPA化でできること18選
RPAで自動化できる業務の特徴として、「定期的に発生する」「再現性がある(ルールが決まっている)」「大量の業務」の3点全てを満たすことが挙げられます。
そこで本章では、RPAで自動化できる業務例について、部門別に解説します。
・部門共通
・人事業務系
・経理・財務業務系
・受発注業務系
・CRM系
これらの業務に共通して言えるのは、RPAで自動化することで、担当者の作業時間削減・業務効率化と入力ミスなどのヒューマンエラー削減が同時に叶うことです。
自社でRPAツールの活用により自動化できそうな業務がないか、ぜひチェックしてみてください。
部門共通
各部門で共通する業務の一例として、以下のような業務もRPAで自動化できます。
・データ入力
・日報作成
・広告や日次など各種レポート作成
・競合の価格調査
詳しく見ていきましょう。
【データ入力】
データ入力をはじめとして、あらゆるデジタルデータの登録・更新・変更はもっともRPAで自動化しやすい業務です。
手作業で行なっていたデータ入力作業をRPAに学習させることで、自動処理が実現します。
なお紙媒体から情報を読み取るAI-OCRと組み合わせると、非デジタルデータもRPAで自動化の対象とすることが可能です。
(業種:不動産)
従来は物件情報を紙に印刷していたが、今後はそれらをスキャンし電子化するよう業務内容を変更しました。
『BizRobo!』導入後は人が行うと曖昧な部分が多かったファイル名のつけ方を、標準化することで、ファイル検索が容易に。また、単純な転記作業をロボットが全て代行することで、担当者の余剰時間創出に成功しました。
【日報・月報作成】
日報・月報作成も、RPAでの自動化が可能な業務の一つです。
PC上で動作するツールならほぼ全てに対応しており、日報作成・管理の専用ツールや、Excel、コミュニケーションツールを利用した動作も、RPAで自動化が可能です。
また、人間の音声を聞き取りテキスト化や対話をするチャットボットと連携すると、社員がチャット入力するだけで日報を自動作成できます。
完成した日報をクラウド上に自動アップロードさせるように設定すれば提出の手間が省けるうえ、社員の作業場所を選びません。
(業種:医療・ヘルスケア)
複数種類の月報について帳票を作成する必要があり、同じようなルーチンワークを繰り返す必要があったうえに、システム内でデータから帳票を作成するのに10分ほどかかることで、無駄な「待ち時間」が発生していました。
『BizRobo!』導入後は、月次の処理を完全に代行するため、担当者のムダな待ち時間や残業を削減し、モチベーション維持にもつながりました。
【報告や日次など各種レポート作成】
報告や日時における各種レポートの作成も、RPAで自動化が可能な業務の一つです。
具体的には、広告運用の費用対効果を集計する際の特定キーワードにおけるCPA(顧客獲得単価)やCPC(クリック単価)などのデータをGoogleアナリティクスから抽出したり、抽出した数値をグラフ化したりといった作業です。
また売上アップに向けたサイト改善においては、常に最新のデータからの分析が必要となります。
そこでRPAを活用し、情報収集や定型レポートの作成をあらかじめ設定したタイミングで行うよう設定しておくと、定期的にレポートが作成され分析や対応といった次の行動に移りやすくなります。
(業種:食品・飲食)
2種類のPOSシステムから80店舗分の情報を抽出する必要があり、データ処理が煩雑でした。加えて経営陣から週次で詳細データ(客層、客単価など)の報告を求められ、資料作成工数が膨大に。エクセルマクロ等を用いて業務効率化を進めたが、効率化し切れず残業で対応していたようです。
『BizRobo!』導入後は、1~2営業日ほどかかっていた業務が半日で完了するようになり、より細かい分析を高頻度で経営陣に報告できるようになりました。
【競合の価格調査】
報告や日時などのレポート作成に加えて、収集したデータの分析や検証も可能です。
例えばECサイトを運営する企業では、競合他社の価格調査が必要でしょう。
調査の際にチェックするポイントをRPAに登録すれば、価格調査を実施してもらえ、さらに調査情報を担当者にメール通知する・チャットツールに連絡することも可能となります。
(業種:卸売・小売)
競合店の商品数が非常に多く、人手でデータをまとめることはできておらず、また、Web上からデータを収集する類似業務が複数あり、ロボットのヨコ展開が行いやすいと判断。
『BizRobo!』導入後は、競合店の価格情報をタイムリーに共有できるようになり、集計データは商品企画会議でも頻繁に使用されるようになりました。
さらに価格情報以外にも、「天気・気温・降水量のデータ」「ゴム・合板・段ボールの相場価格」など、さまざまなデータを集計するロボットを同様の手順で作成し業務に大きく役立ちました。
人事業務系
人事系の業務は、一例として以下のような業務でRPAによる自動化が可能です。
人事系部署の多くでは流出の許されない個人情報を扱っていることや、書類による定型業務が多いといった特徴があり、他部署と比較してRPAで自動化しやすい業務が多いと言えます。
・勤怠集計・通知・管理
・有給取得状況や残業時間などの労務管理
・人事評価に付随する業務
具体的に紹介します。
【勤怠集計・通知・管理】
勤怠集計・通知・管理は、RPAで自動化しやすい業務の一つです。
勤怠管理システムから社員それぞれの残業時間を集計し、残業が多い従業員や部署をリストアップします。
担当者への確認依頼メールを自動送信するというような、複数のアプリケーションを跨いだ作業も可能です。
また年末調整のような年に1度の業務は、人間が作業すると1年ぶりで作業手順の失念や誤りが起こりがちですが、RPAは一度覚えた手順やルールは、期間が空いてもクオリティを落とすことなく完璧に実行します。
(業種:医療・ヘルスケア)
従来は月に1回、30分~5時間ほど時間をかけている完全なルーチンワークであり、さらに作業漏れやミスも発生により月次勤怠情報の確定に遅れが生じることがあったことから、ロボットに代行させるのが適切と判断。
『BizRobo!』導入後は、グループ会社含め、1ヶ月で20時間ほどの余剰時間創出に成功。作業漏れや登録ミスなどはなくなり、円滑に月次勤怠情報を確定することが可能になりました。
【有給取得状況や残業時間などの労務管理】
有給取得状況や残業時間などの労務管理も、RPAによる自動化に最適な業務です。
勤怠管理ソフトに登録された社員の勤怠情報をRPAに収集させることで、各社員の有給休暇消化率の定期的なチェックや、過重労働を行なっている社員へのアラートを自動的に行うことができます。
各部署の上司が個別に確認していた労務管理が一元化され、離職率低下やワークバランス改善に効果を発揮します。
(業種:医療・ヘルスケア)
昨今の働き方改革において、医師や看護師の超過勤務時間の可視化・整理が必要に。さらに毎月、前月データを読み込み当月データに超過勤務時間を転記・加算する作業に時間を要していました。
『BizRobo!』導入後は、年間50時間の業務時間を短縮に成功。さらに職員別の超過勤務時間の可視化が実現し、部署ごとの勤務状況を加味した業務時間短縮の立案につながりました。
【人事評価に付随する業務】
人事評価に付随する業務も、RPAによる自動化が可能です。
人事面談のような各社員によって内容が異なる業務は難しいものの、それに付随する人事評価の集計・評価結果の資料化・人事評価案内のメール送付など、社内で手作業をしているルーチン業務はRPAで自動化できます。
人事評価は社内業務であることから、社員が多いほど遅延が発生しがちですが、人事考課業務がスピードアップすれば、大規模な組織再編もスムーズに行いやすいなどメリットも多いでしょう。
(業種:サービス)
正社員以外に数十社から出向や外部協力会社を受け入れており、処理量やパターンが非常に多く、処理完了までに1営業日程度かかっていました。
さらに毎月実施する必要があるうえ、目標シート作成対象者のリストに漏れが発生すると正しく人事評価が行えないことから、ミスが許さず担当者の大きな負担になっていました。
『BizRobo!』導入後は、目標シート作成の漏れがなくなり、人事担当者の負担が減少。目標の設定やフィードックといった本来実施すべき業務をタイムリーに実施することができました。
経理・財務業務系
経理・財務系の業務はルーチンワークが多く、RPAによる自動化が可能な業務が多数存在します。
・請求書や作業報告書の作成・発行業務
・経費精算集約
・資産管理業務
早速みていきましょう。
【請求書や作業報告書の作成・発行業務】
請求書や作業報告書の作成・発行は、RPAによる自動化が可能な業務の一つです。
システム入力済みの注文データから請求書作成に必要な数値情報を抽出し、毎月特定のタイミングで請求書を作成、必要に応じてプリントアウトまでするなど、これらのルーチン業務がRPAによる自動化の対象となります。
タイマー設定をすれば毎月発生する取引先へのメール送付も可能となり、宛先間違いやファイルの保存先誤り・作業の失念を防止も可能です。
(業種:インフラ・建設)
1日600件の作業量があり、業務量が多いことから従来は行っていませんでした。さらに、社内システムの情報を迅速に発注者に共有する仕組みがなく、顧客に十分な対応ができていませんでした。
『BizRobo!』導入後は、1日600件ある転送作業をわずかな時間で実現。従来人手では行えなかった業務を、ロボットの高速性・正確性を利用して行えるようになりました。また迅速に発注者に情報共有を行えるようになったことから、顧客対応が向上しました。
【経費精算集約】
経費精算集約も、RPAで自動化しやすい業務といえます。
交通費精算における一連の作業(例:交通費検索・最安値と最適経路検索・申請内容と記載運賃の突き合わせ)などを自動化できます。
また毎月定型で発生する経費精算の承認処理も併せて自動化すれば、業務が完結するまでのスピードを大幅に上げられるでしょう。
(業種:製造)
本来ならば項目を詳しく分けて経費登録を行うべきところ、項目増加により人手では対応できず、大まかな「外注費」「雑費」などの名前で登録していました。
このような対応では明細登録を見ても内容が何も分からず、コスト分析業務が全く行えないことが課題でした。
『BizRobo!』導入後は、業務時間を40時間から2時間に圧縮成功。さらにロボットが代行するため、膨大な項目数を短時間で処理できるようになりました。明細登録の項目をより詳細に作成でき、詳細な伝票内容に基づいたコスト分析も行えるようになりました。
【資産管理業務】
各企業における資産管理業務も、RPAで自動化に向いている業務の一つです。
減価償却の開始時・終了時に自動メール送信や通知をするようRPAに学習させれば、抜け漏れがない適切な資産管理につながります。
また商品の棚卸しで異常な数値を発見した際のアラート発動や、以下のように資産管理番号を社内データベースから検索・後続作業に繋げることも可能です。
(業種:医療・ヘルスケア)
週1回、ウイルス検知メールが届き次第1~2時間かけて行っている業務があり、完全なルーチンワークのため担当者のモチベーション低下の一因となっていました。
『BizRobo!』導入後は、毎月4~8時間程度の余剰時間を創出。ルーチンワークゆえの飽きからくる、作業漏れや操作ミスなどの人的ミスを撲滅しました。
受発注業務系
受発注系の業務は多くの作業で流れが決まっており、RPAで自動化しやすい業務が多数存在します。
・受注情報・在庫確認業務
・発注リスト転記・受注時のデータダウンロード業務
・売掛入金確認・消込業務
・買掛金処理・支払い帳票の作成
詳しくみていきましょう。
【受注情報・在庫確認業務】
受注情報や在庫の確認業務のように、複数のシステムやアプリにまたがることが多い業務はRPAによる自動化が効果的です。
商品価格の変更、在庫数の変動、新商品の追加など、商品情報変更のタイミングでRPAを活用するようシナリオを組めば、それまで手動で行っていた確認や連携が不要となります。
システムを跨ぐようにシナリオを組むことも可能であり、自社専用のシステム開発は不要です。
(業種:製造)
毎日決まったタイミングで行うルーチンワークであり、スケジュール管理が可能なBizRobo!で業務代行することが最適と判断。
さらに時期による業務量の変動により、担当者の作業量も大きく変化することが難点であり、業務に費やす時間を一定に保ちたいと考えていました。
『BizRobo!』導入後は、在庫状況を自動的に確認することができるようになりました。普段は定期的に稼働するようにしておき、時期によっては稼働回数を任意で増やすよう設定しています。
【発注リスト転記・受注時のデータダウンロード業務】
顧客からメールで受信した発注リストを自社の受注管理システムに転記したり、顧客のシステムを定期的に確認し受注がある場合にデータをダウンロードしたりするような作業も、RPAで自動化が可能です。
CSVデータをエクセルに加工し、自社システムにインポートする作業までRPAツールを活用すれば、発注の自動化にも大きく近づきます。
(業種:物流)
不定期に更新されるサイトから情報収集を行いたいが、商品情報が更新されていない場合はチェックが空振りに終わることが頻発していました。チェック対象が大量であり、長時間作業のほとんどが無駄になることが課題でした。
『BizRobo!』導入後は、情報更新があった場合のみ、かつ更新された商品の情報のみ取得できるため大幅に業務時間が短縮。作業が徒労に終わることがなくなり、担当者のモチベーション向上に大きく寄与しました。
【売掛入金確認・消込業務】
売掛入金確認・消込業務も、RPAによる自動化をおすすめする業務です。
取引先への請求情報と実際の入金情報を確認し、目視で照合→消し込みする作業は、取引先が増えるほど労力がかかるものです。
取引銀行のシステムから取得した入金情報と社内の会計システムが保有する消込情報を突き合わせし、消込ができなかった(未入金)情報をリスト化するまでの一連の作業をRPAツールで自動化すれば、見誤りなどの人的ミスも減らすことができます。
(業種:飲食・食品)
取引先との入金日が月に十数回以上あり、都度集計業務が発生。システム化しても良い業務内容だったが、BizRobo!の方がコストが低く納期が早いと判断しました。
『BizRobo!』導入により照合業務をロボットが全て代行するため、担当者は問題が発生している件にのみ注力することに成功。加えて、空き時間を別業務に充てられるようになりました。
【買掛金処理・支払い帳票の作成】
買掛金処理・支払い帳票の作成も、売掛金処理と同様にRPAによる自動化が向いています。
例えば、社内で保有する支払い情報をもとに、買掛金の処理業務や、会計システムへの仕訳入力・転記業務・支払い帳票の作成などを自動化できます。
RPAで自動化することでヒューマンエラーがなくなり、その先の処理もスムーズに進みやすいでしょう。
(業種:官公庁・自治体)
単純かつ繰返し作業であることから、自動化による効果や他の業務へ拡大できる可能性が高いと判断。元データのエクセルのフォーマットが業者によって異なるが、そのような場合でもRPAが対応可能か検証したいと考えていました。
『BizRobo!』導入により、担当者の作業時間が従来は144時間であったところ、ロボット導入後は担当者の作業時間が6時間、ロボット稼働時間が1.8時間となりました。
CRM系
CRM(顧客関係管理)関連の業務では、以下の業務を中心にRPAで自動化が可能です。
・顧客情報のシステム登録
・口コミ・データ収集
・メール配信
・問い合わせ対応
具体的に紹介します。
【顧客情報のシステム登録】
新規顧客を獲得した際に発生する顧客情報のシステム登録業務は、自社で連携するシステムが多いほど手作業が大変です。
RPAを活用して自動化すると、専用フォームへの一度の顧客情報入力によりRPAがそれぞれのシステムにログイン・情報を自動登録してくれます。
入力ミスによる誤りや一部のシステムへの登録もれ等のミスもなくなるため、より業務品質が高まるでしょう。
(業種:サービス)
6,000人規模の自社イベントの参加者情報を顧客管理システムに転記・更新する業務。顧客情報の登録に1件当たり5分かかっており、合計500時間以上かかっていました。スタッフ30名で毎日夜10時頃まで残業しており、精神的・肉体的な負担がありました。
『BizRobo!』導入後は、ロボットが夜間に全ての作業を実行。複数人が一斉に作業することで顧客管理システムの動作が遅くなる問題点も解消されました。課題であった残業はほとんどなくなり、焦りからくるミスも減少しました。
【口コミ・データ収集】
自社商品や自社に対するSNS上の口コミや、営業推進に活用するデータを収集する業務も、RPAによる自動化が可能です。
定期的にインターネットから収集してExcelなどに一覧化したり、具体的なキーワードを選定し収集した口コミをポジティブとネガティブで選別、特定のネガティブワードを検知した際のメール通知機能など、便利に各種データを収集できます。
収集された自社商品の口コミ評判や好感度を調査し、データ分析をする際にも大きく役立つでしょう。
(業種:メディア)
毎日400~800もの媒体から情報収集する必要があり、人手では手に負えない業務量でした。さらに、FTP, WEB, テキストデータ, メールなど、複数種類の媒体からの収集をしなければなりませんでした。
『BizRobo!』導入後は、あらゆる媒体からのデータ情報収集時間を大幅削減に成功。担当者を別業務にもアサインできるようになりました。
【メール配信】
定期的なメール配信も、RPAによる自動化が可能な分野です。
例えば採用業務では、会社説明会などの告知・応募者への面接日程のリマインドなど、定型メールの送信をRPAツールで自動化できます。
送信日時の指定ができることに加え、社内システムに登録された送信先リストから対象者を抽出し、自動でメールを送れることから、業務負担の軽減に加えて連絡漏れや送信先誤りなどの人的ミスを防止できます。
(業種:官公庁・自治体)
毎年3月,4月に業務量が一時的に増大し、残業して業務を行っていました。完全にルーチンワークのため業務に対する職員のモチベーション低下が課題でした。申込資料は紙媒体で保管が必要だが、紛失対策としてシステム内でも一定期間保管する必要がありました。
『BizRobo!』導入後は、他2業務と合計して、年間約500時間の余剰時間創出に成功。データを自動でPDFとして保存する機能を加えることで、業務プロセスがより効率的になりました。
さらに申込情報を漏れなく正確に管理することが可能となり、職員のモチベーション向上にも貢献しました。
【問い合わせ対応】
自社フォーム等への問い合わせに対して、窓口担当者が全て確認して回答内容を検討するのは労力がかかる作業でしょう。
そこでRPAで自動化を行い、事前に対象となる問い合わせとメール返信内容を設定しておくと、自動的返信と問い合わせ管理が同時に実現します。
自動返信と同時に問い合わせ内容を社内システムへ転記したり、問い合わせ内容を担当部署にメール通知するなど、社内で行っている一連の問い合わせ対応業務の自動化によって、さらなる業務効率化が可能です。
(業種:サービス)
自社Webサイトに案件や広告掲載を希望する企業から問い合わせについて、リスト化が必要でした。新規事業のため現時点の問い合わせ数は少ないが、今後問い合わせ数が飛躍的に増加する場合に備えたいと導入を決定されました。
『BizRobo!』導入後は、1件あたり5分かかる作業をロボットが完全代行。今後問い合わせが飛躍的に増加した場合の対応オペレーションも構築しました。
RPAができないこと
RPAができないことは、以下3点を満たす業務です。
・できないこと①:個別の判断や決断を必要とする業務
・できないこと②:複雑な処理や例外対応が発生する業務
・できないこと③:手書き文字や画像を解析する業務
それぞれ解説します。
できないこと①:個別の判断や決断を必要とする業務
RPAができないことの1つ目は、個別の判断や決断を必要とする業務です。
RPAは作業の流れが決まっているルーチン業務を得意としますが、これは裏を返すと個別の判断や決断を要する業務はできないことを意味します。
RPAは人工知能ではないため、作業途中でイレギュラーな事態が発生した場合、自力で判断して次の作業を行うことができないのです。
万が一RPA稼働中にエラーが起きて作業がストップした場合、RPAツール管理者にメールでエラー報告が送られるように設定しておくことで、速やかなエラー原因の解消や人手による作業への切り替えが可能となります。
できないこと②:複雑な処理や例外対応が発生する業務
複雑な処理や例外対応が発生する業務も、RPAができないことです。
作業工程が複数に分岐するような複雑な処理や、例外対応を求められる作業はRPAが得意とするところではありません。
ルーチン業務のなかには、人間がその状況を個別に把握し進めるような複雑な処理・業務もあるでしょう。また原則はルーチン業務でも、条件付きで例外対応が発生するような業務はRPAには向いていません。
これらの詳細な対応を全てRPAに組み込むのは難度が高く、エラーが頻発する原因になります。
例えば時期によって定期的にルールが変更されたり、ソフトウェアのバージョンアップによって手順が変更されたりする作業については、手順が一律である単純作業の工程をRPAで自動化し、複雑化するポイントからは人間が作業する方が正確です。
できないこと③:手書き文字や画像を解析する業務
手描き文字や画像を解析する業務も、RPAができない業務として挙げられます。
RPAはメールや文書などのテキストデータから内容を読み取ることはできても、画像や手書き文字のなかから文字を抽出し解析することは得意ではありません。
そのため、自動化したい業務において手書き文字や画像からの文字読み取りが必要となった場合は、別途テキストデータを作成する方法を導入し、不足を補う必要があります。
RPAとは
RPAツールの「RPA」とは「Robotic Process Automation」の略称で、ロボットによる業務自動化を意味します。
RPAツールにおいてロボットに作業手順を指示(シナリオを作成)すると、ロボットが作業員としてツール内を動き回り、自動で作業を進めてくれるものです。
RPAツールを導入すると、一定のルールを定めて進められるルーチンワークや、大量のデータ入力・転機作業などを自動化することが可能となり、生産性向上や業務効率化に大きく役立ちます。
RPAとAIやマクロ・botの違い
RPAツールは、AIやExcelマクロ・bot と異なるものですが、混同されることも多いです。
これらは別物でありながらRPAツールと組み合わせて活用されることも多いため、その違いを理解しておきましょう。
【RPAツール】
・特徴:パソコン上の操作や事務作業など定型業務を自動化する
・判断の可否:できない
・活用されている場面:ルールが決まっている社内の単純作業を自動化したい場面など
・ポイント:パソコン上の操作のほとんど全て自動化が可能
【AI】
・特徴:人間の脳と似た働きができる
・判断の可否:できる
・活用されている場面:化学分野や産業分野など業界問わず多くの場面
・ポイント:RPAに組み込むことで、本来なら人間の判断が必要となる複雑な業務自動化にも役立てる
【マクロ】
・特徴:Microsoft Excel内の作業手順を記録して自動で繰り返せる
・判断の可否:できない
・活用されている場面:Excel上だけで何かをしたい場面
・ポイント:VBA(プログラミング言語)を使うと、より複雑な作業も実現可能となる
【bot】
・特徴:プログラミングされたタスクや情報処理を自動的に進める
・判断の可否:できない
・活用されている場面:ソフトウェアやTwitter(X)・Facebookなどのアプリケーションの補助プログラム
・ポイント:RPAと同じような働きをするものも存在する
結論として、RPAは「パソコン上の操作や社内の事務作業を自動化する」ツールです。
ツール自身が判断を要する作業ができない点はマクロやbotと同じであるものの、マクロはExcel上で動作可能な範囲内でのツール実行になります。
またbot はソフトウェアやTwitter・Facebookなどアプリケーションの補助プログラムとして多く活用されており、Webサイトでよく見かけるチャットbotのような人間の言葉や行動をシミュレートし対話する場面などで活躍しています。
一方、AIは人間の脳と同じような働きができることから、RPAツールとは異なり判断が必要な業務にも対応しているのが特徴です。昨今ではRPAと合わせて組み込まれることで、人間の判断が必要となる複雑な業務自動化にも役立つAIも存在します。
RPAは大きく3種類に分けられる
RPAツールは、大きく3種類に分けられます。
【デスクトップ型】
対象企業:スモールスタートしたい企業・RPAをまず使ってみたい企業
特徴:導入したPCでロボットが働き、各PCの作業を自動化する
導入コスト:比較的安価
メリット:担当者レベルで管理できる/部門や個人レベルで導入しやすい
デメリット:属人化しやすく、部署異動や担当者不在時の運用方法は要検討
【クラウド型】
対象企業:中小企業〜大企業
特徴:クラウドサーバー上でWebブラウザを含む作業を自動化する
導入コスト:抑えやすい
メリット:バージョンアップなどの対応が不要で運用保守の手間がかからない/他の作業と並行して進められる
デメリット:クラウド上で利用しない社内システムやPC内のアプリケーション・ファイル操作では活用不可/アウトソーシングによるセキュリティリスクあり
【サーバー型/クライアント型】
対象企業:中企業〜大企業(大規模に導入したい企業)
特徴:サーバー内で統括的に作業を自動化するため、大量データとルールの一括管理が可能
導入コスト:高額(初期費用:数百万〜、維持費:数十万/月)
メリット:業務を横断した一括管理が可能/PC1台に対し、100体以上のロボットが働ける/将来的な大規模展開にも対応可能/セキュリティ面も安心
デメリット:費用が高額/導入と運用保守に手間がかかる
RPAツールには「デスクトップ型」「クラウド型」「サーバー型/クライアント型」の3種類が存在します。
タイプによって特徴や費用感が大きく異なるため、自社でどのように活用したいのか、かけられるコストはどのくらいなのかと合わせて検討すると良いでしょう。
RPAツールをまず使いたいという場合は導入コストが低い「デスクトップ型」、将来的に大規模展開を検討しているなら「サーバー型/クライアント型」といったように、RPA化したい業務内容や規模によって自社に最適なものを選びましょう。
RPAによる自動化が注目される理由
昨今、RPAによる自動化が注目される理由は以下の3点です。
・理由①:少子高齢化により労働力が不足している
・理由②:働き方改革の推進を迫られている
・理由③:スマート自治体への転換を求められている
具体的に見ていきましょう。
理由①:少子高齢化により労働力が不足している
1つ目の理由は、少子高齢化により労働力が不足していることです。
RPAによる自動化が注目される代表的な理由であるのが、国内の労働力不足です。
労働力人口(15歳以上の就業者と完全失業者を合わせた人口)は、2022年平均で6,902 万人と、前年と比較して2年ぶりに5万人の減少となりました(出典:総務省統計局)。
また、少子高齢化に歯止めがかからないことから、長期的な観点でも労働人口が減っていくことが見込まれています。
これにより現状と同じ労働力の確保が必要である場合、労働力を人手で補うのには限界があるため、24時間365日稼働できる労働力としてRPAが注目されているのです。
将来的に多くの企業が直面する労働力不足の課題解消に役立つと大きな期待が寄せられています。
理由②:働き方改革の推進を迫られている
2つ目の理由として、働き方改革の推進を迫られていることが挙げられます。RPAは働き方改革の観点でも注目されているツールです。
少子高齢化による人手不足が発生しがちな状況下で、過去と同じようにルーチンワークを人手で行っていると、労働時間の超過を招くことになります。
RPAを導入すると社内業務の一部をロボットに代替してもらえるため、労働時間の圧縮につながり、同時に働き方改革の推進にもつながるのです。
また、単純作業であってもヒューマンエラーの発生を避けられず、業務品質の低下に繋がる可能性もあるでしょう。
RPAを導入することでこれらを解決しながら、従業員をコア業務などのロボットにはできない業務に従事させることが可能です。
理由③:スマート自治体への転換を求められている
スマート自治体への転換を求められていることも、RPAによる自動化が注目される理由の1つです。
少子高齢化などさまざまな背景から、多くの地方自治体で行政運営を効率化する動きが見られます。この方針にRPAが取り入れられることは非常に多いです。
地方自治体は、医療や介護・教育・インフラ整備など、行政サービスの実質的な担い手として重要な役割を持ちます。
しかし少子高齢化による人材不足は行政も例外ではなく、総務省主体で「スマート自治体」と呼ばれる運用体制の合理化や業務効率化を目指すことが全国的に求められているのです。
このスマート自治体を実現する手段の一つとして、事務作業や定型業務をRPAにより自動化する動きが期待されています。
RPAを導入するならBizRobo! がおすすめ!ルーチンワークを自動化できる
RPAによる業務自動化を検討しているなら、『BizRobo!』がおすすめです。
もちろん無料トライアル期間がついていますので、本格導入前の確認もしっかりできて安心です。
以下の順番で解説していきます。
・BizRobo! の魅力①:社内のルーチンワークから解放される
・BizRobo! の魅力②:独自の機能で自動化の幅が広がる
・BizRobo! の魅力③:インストール数に制限がなくライセンスコストが一律で安心
・BizRobo! の魅力④:サポートコンテンツが充実している
・BizRobo! の魅力⑤:1ヶ月の無料トライアルで自社に合うかを試せる
・BizRobo! の料金プラン
早速みていきましょう。
BizRobo! の魅力①:社内のルーチンワークから解放される
『BizRobo!』の魅力1つ目は、社内のルーチンワークから解放されることです。
『BizRobo!』は、RPA(Robotic Process Automation)をコア技術として、私たちが日々行っているパソコン上での一連の作業を効率化してくれるソフトウェアのロボットです。
業務の多くはルーチンワークの組み合わせであり、『BizRobo!』を活用することでいろいろな作業をロボットに置き換えていくことが可能となります。
『BizRobo!』を導入するとソフトウェアロボットが圧倒的なスピードで作業するうえ、人が起こしがちな抜け漏れなどの人的ミスもありません。
操作画面は目で見て分かるワークフローで表示されるため、業務への理解がある現場でも開発から運用までを担うことができます。
BizRobo! の魅力②:独自の機能で自動化の幅が広がる
『BizRobo!』の魅力2つ目は、独自の機能で自動化の幅が広がることです。
他のRPAツールではエラーが起きたりする不安定なプロセスも『BizRobo!』なら、機械学習機能を用いて安定して稼働します。
また、ローコード開発で視覚的にロボットの開発ができるのも特徴で、プログラミングの技術がなくても『BizRobo!』ではステップをつなげていくことで業務の自動化をできます。複雑なコードを書く必要もありません。
加えて「バックグラウンド実行」と呼ばれる効率性能が高いロボットの実行方法を採用しています。
バックグラウンド実行とは、日常業務で私たちが使っているPCの裏側でロボットに働いてもらうことで、RPA業界で唯一の技術です。
さらに「Kapplet(カプレット)」と呼ばれる手軽にロボットを実行できる一般ユーザー向けWebアプリ(ロボット実行アプリ)を展開しており、場所や時間を選ばず、ロボットに働いてもらうことができます。
BizRobo! の魅力③:インストール数に制限がなくライセンスコストが一律で安心
『BizRobo!』の魅力3つ目は、インストール数に制限がなくライセンスコストが一律で安心できる点です。
『BizRobo!』の開発環境はインストール数に制限がなく、開発者が増えるたびにライセンスコストが増加する心配は要りません。
他のRPAツールでは、ロボットを作ることはできたものの、それに伴い追加PCやライセンスが必要となり想定していた費用対効果が出せないということが起きがちですが、『BizRobo!』なら追加コスト不要で全社員に開発環境を提供することも可能です。
つまりロボットが増えるほど費用対効果が出る料金体系であり、ロボットを作るほどコストメリットを感じることができます。
BizRobo! の魅力④:サポートコンテンツが充実している
『BizRobo!』の魅力4つ目は、サポートコンテンツが充実していることです。
タイムリーな困りごとを解決するチャットサポートをはじめ、開発者の不安や疑問を取り除く複数のサポートが用意されています。
活用定着支援をはじめ、利用者の悩みに迅速に対応できる専任体制を構築しています。さらに開発・運用フェーズに応じたコンテンツ学習をしておくと、つまずきポイントを事前に回避することも可能です。
またSNS形式のオンラインコミュニティやイベントでは日々あらゆるノウハウがシェアされ、活発なユーザー同士の交流が行われています。
ユーザーであればどなたでも参加可能ですので、導入の際はぜひ参加してみてください。
BizRobo! の魅力⑤:1ヶ月の無料トライアルで自社に合うかを試せる
『BizRobo!』の魅力5つ目は、1ヶ月の無料トライアルで自社に合うかを試せることです。
『BizRobo!』は本格導入前に1ヶ月無料でトライアル利用ができ、充実した技術サポートやラーニングコンテンツを含めて無料で利用できます。
自社の業務に合うのか、費用対効果が見合うかどうかなど、30日間しっかりと検討してから利用開始できるため安心です。
BizRobo! の料金プラン
『BizRobo!』では、以下3種類の利用プランが用意されています。
・BizRobo! mini|まずは小さく始めてみたい方に
・BizRobo! Lite|組織での利用を検討中の方に
・BizRobo! Basic|組織拡大を目指す方に
自社のニーズに合いそうなところから、ぜひご覧ください。
【BizRobo! mini|まずは小さく始めてみたい方に】
「BizRobo! mini」は、まず小さく始めてみたい方におすすめのプランです。
RPA導入初期につまずきやすいお悩みに対して考えぬいた製品であり、初めてのRPA導入でも無理なくスタートできます。
一般的に別売りされていることが多い自動実行(スケジュール)機能が標準搭載されており、夜間や休日などの営業時間外でもロボットを自動で動かすことが可能です。
また、稼働したロボットの履歴を見られるのも特徴の一つです。「BizRobo! mini」ではスケジュール実行の記録を取れるので安全に運用できます。
スモールスタートから始めて自由に拡張でき、RPAを段階的に社内に浸透させたいと考えている方にも有益なRPAツールです。
【BizRobo! Lite|組織での利用を検討中の方に】
「BizRobo! Lite」は、組織での利用を検討中の方におすすめするプランです。
スタートしやすい料金設定で、デスクトップ利用からサーバ利用までAll-in-Oneで提供しています。同時実行数に応じた課金体系であることから、スモールスタートが可能で後から実行数を追加できるため安心です。
サーバ上で管理はできてもロボット実行はPC上のみになりがちな他社RPAツールと比較して、「BizRobo! Lite」ではサーバ上のみで管理や実行までが完結可能です。
希望する同時稼働ロボット数やロボット開発ツール数に応じて2つの料金プランが用意されており、実効性の高い料金体系を選びやすいのもメリットでしょう。
【BizRobo! Basic|組織拡大を目指す方に】
「BizRobo! Basic」は、RPAを活かして組織拡大を目指す方向けのRPAツールです。
「費用対効果が出やすい」「管理しやすい」「開発しやすい」の3点を満たすことから使いやすさに定評があり、ノンITの方でもロボットを開発することができるため、業務を知っている現場担当者自身が自動化に向けた仕組み作りを構築できます。
トライアルから導入後の推進まで、各フェーズでRPAプロジェクトを拡大する際に陥りがちな困りごとを徹底的にサポートしてもらえるのも特徴です。
トライアル時はチャットサポート・導入後はオンボードミーティングなどによる伴走支援など、RPA運営チームの設置と合わせて現場を支援する仕組みが整えられています。
BizRobo! の導入企業事例
本章では、『BizRobo!』の導入事例を紹介します。
・導入事例①:社員自らが使いこなせる業務効率化手法としてBizRobo! を導入
・導入事例②:リモート対応が急務となりDXを本格化。BizRobo! によって可視化した作業時間の最大98%を削減
・導入事例③:BizRobo!×AI-OCRでレジ利用状況の集計や請求書処理などを社内開発で効率化
それぞれ解説していきます。
導入事例①:社員自らが使いこなせる業務効率化手法としてBizRobo! を導入
無添加化粧品などの製造販売を手がける株式会社ファンケルは、社員が自ら使いこなせる業務効率化手法として「BizRobo! Basic」を導入しました。
BizRobo!パートナーの支援を得て、各導入部署が主体となって進めてきた社内開発により、年間およそ6,700時間相当の人的リソースを創出しています。
「BizRobo!」は商品の製造およびEC・直営店での販売など、事業全般に関わる幅広い部門に導入されました。
処理時間の短縮・作業負荷の軽減・人ならではの判断が求められる業務へのシフトといった成果をそろって達成しています。
導入事例②:リモート対応が急務となりDXを本格化。BizRobo! によって可視化した作業時間の最大98%を削減
福岡市にある社会福祉法人恩賜財団済生会 福岡県済生会福岡総合病院は、DX戦略の一環として院内事務の可視化が進展したタイミングで「BizRobo! mini」を採用しました。
「BizRobo! mini」導入に至った経緯のひとつとして、医療界での導入実績が豊富な点を評価したそうです。
外部委託することなく、自前で運用完結を行う方針の同院では、事務各部門の代表者を通じてRPAで自動化の対象業務を選定後、所属するシステムエンジニアの手でソフトウェアロボットを開発しました。
RPAツール導入前は半日を要していた手作業がわずか5分で完了するようになるなど、劇的な業務改善を達成しています。
導入事例③:BizRobo!×AI-OCRでレジ利用状況の集計や請求書処理などを社内開発で効率化
スーパーマーケットなどを展開するマックスバリュ西日本株式会社は、従業員が自ら使いこなせる生産性向上の手段として「BizRobo!」を導入しました。
非IT部門の出身であるシステム運営部部長が自ら試験的に開発に取り組み、操作性や機能・有用性を確かめ、ロボットの開発はBizRobo!パートナーと共に進めました。
さらに若手社員を責任者に任命し、ロボットの社内開発体制を確立しています。
文字認識技術(AI-OCR)ツール「BizRobo! OCR with AI inside」を併用したデータ登録の効率化や、会計時のセルフスキャンシステム利用状況の集計などにロボットを活用し、導入後1年あまりで年4,000時間相当の創出に成功しました。
まとめ
RPAができることについて解説しました。
RPAは人事、経理・財務系、受発注業務、CRM、部門共通のデータ入力など、「定期的に発生する」「再現性がある(ルールが決まっている)」「大量の業務」の3点全てを満たす業務であれば自動化が可能です。
いわゆるルーチン業務をはじめとする定型業務など、社内にRPAに置き換えできる業務は多数存在します。
『BizRobo!』は、他社にはない独自機能や一律で安心のライセンスコストを魅力とするRPAツールで、1ヶ月の無料トライアル期間を活用して本格導入前に自社の業務との親和性や費用対効果が見合うかをしっかり確認できます。
まずは資料ダウンロードを行い、無料トライアルの導入をぜひ検討してみてください。
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