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Power Automateの導入を検討していると、その価格が気になりますよね。
結論として、Power Automateの価格はプランによって異なり、以下の通りです。
・Power Automate プレミアム
¥2,248(毎月ユーザーあたり)
・Power Automate プロセス
¥22,488(毎月ボットあたり)
なお、従量課金プランも用意されていますが、サブスクリプションプランの契約が前提となります。
本記事では、Power Automateの価格について詳しく解説し、Power Automateでできることや魅力・導入時の注意点と合わせて紹介します。
【目次】
・Power Automate の価格
・Power Automateでできること
・Power Automateの魅力
・Power Automate導入時の注意点
・業務自動化の幅を広げたいならRPAツールのBizRobo! がおすすめ!
・BizRobo! の価格・料金プラン
・まとめ
・Power Automateの価格に関するよくある質問
Power Automateの導入を検討している方は、ぜひご覧ください。
Power Automate の価格
出典:Microsoft
結論として、Power Automateの価格は「サブスクリプション プラン」と「従量課金制プラン」の2種類に分かれます。
サブスクリプションプランとは、ユーザーごとまたはフローごとのプランで、社内で予算を確保して進めたい場合に最適です。
一方の従量課金制プランとは、プレミアム コネクタで接続したフローをユーザーが実行した場合にのみ支払うプランです。柔軟性を持って進めたい場合に選択するとよいでしょう。
ただし従量課金制プランは前提としてサブスクリプション契約が必要であり、請求もサブスクリプション契約と同時に行われるものとなります。
(注釈:「フロー」とは)
Power Automateにおける「フロー」とは、Microsoft365製品と、それ以外のサードパーティー製品とを連携して作業を自動化する機能です。
いわゆる他社RPAで言うところの「シナリオ」に当たります。
具体的なPower Automateの金額は、以下の通りです。
・Power Automate プレミアム
¥2,248(毎月ユーザーあたり)
・Power Automate プロセス
¥22,488(毎月ボットあたり)
【従量課金制プラン】 ※サブスクリプション契約が必要
⚫︎フロー実行ごとのライセンス
・クラウド フロー実行ごとに料金が発生:75円
・デスクトップ フロー (アテンド型モード) 実行ごとに料金が発生:75円
・デスクトップ フロー (非アテンド型モード) 実行ごとに料金が発生:375円
また、拡張機能として用意されているPower Automate アドオンの料金は、以下の通りです。
【Power Automate アドオン】
・ホスト型 RPA:32,233円(毎月ボットあたり)
・AI Builder:74,962円(毎月ユニットあたり)
・Process Mining:749,625円(毎月テナントあたり)
なお、Power Automateが利用可能となるのはWindows10以降であるため、10以前(Windows7など)は利用できません。
【補足】Power Automateの無償版を使えるのはデスクトップ版のみ
注意点として、Power Automateの無償(無料)版を使えるのは、デスクトップ版である「Power Automate Desktop」となります。有償版はクラウドツールであり、クラウド版を無料で使うことはできません。
Power Automate には、クラウド版(クラウドフロー)とデスクトップ版(デスクトップフロー)の2つの自動化機能が備わっています。
クラウド版は各種クラウドサービスと連携が可能で、2章で後述するような作業の自動化が実現します。一方デスクトップ版は、PCのデスクトップで行う作業のみ自動化が可能です。
なおデスクトップ版(Power Automate Desktop)は、Windows11以降に標準搭載されているため、特段のダウンロード対応は不要です。
Power Automate を利用したことがない人は、まず Power Automate Desktop を使ってみてもよいでしょう。
業務自動化においてはやりたいことを明確にするのが重要!
Power Automateなどの自動化ツール(RPAツール)を利用して社内業務を自動化する場合、料金だけでなく自社として何をやりたいのかを明確にすることが重要です。
Power Automateは費用面では優位性が高いものの、自動化可能な業務範囲が狭い傾向にあります。
社内数人で担当するような身近な作業はPower Automateでの自動化が可能ですが、将来的に組織全体で展開したい、他システムや基幹業務との連携を行いたいといったニーズがある場合、Power Automateを利用した自動化には限界があるでしょう。
代替となるRPAツールとして本記事では『BizRobo!』をおすすめします。全社展開を想定した管理・運用基盤を持ちながら、同時に各部署で行うような現場レベルの業務自動化も可能です。
ロボット同時実行・解説台数が異なる3つの料金プランから、自社に最適なプランを選べることも高い利便性を誇ります。
将来を含めて全社的な業務自動化を検討している方は、ぜひ以下をご覧ください。
▶️『BizRobo!』の詳細は「5章:業務自動化の幅を広げたいならRPAツールのBizRobo! がおすすめ!」をご覧ください。
Power Automateでできること
本章では、Power Automateでできることを解説します。
Power Automateの導入すると何ができるのかを確認し、自社業務に活用できるか検討してみてください。
・Power Automateでできること(1):Webサービス同士の連携
・Power Automateでできること(2):トリガー・スケジューラーによる自動実行
・Power Automateでできること(3):返信メールの自動化
・Power Automateでできること(4):添付ファイルの自動保存
・Power Automateでできること(5):承認フローの自動化
・Power Automateでできること(6):データの転記と保存の自動化
・Power Automateでできること(7):特定ツイートの自動通知
・Power Automateでできること(8):システムからデータエクスポートを自動化
・Power Automateでできること(9):特定名のファイルが保存された場合に自動通知
・Power Automateでできること(10):定型メール作成、ファイル添付、送信の自動化
・Power Automateでできること(11):法人番号を自動検索
・Power Automateでできること(12):会議招集の自動化
・Power Automateでできること(13):AIを利用したレポートの自動化
・Power Automateでできること(14):補助金の申請可否を自動判定
・Power Automateでできること(15):Power Automate for desktopとの連携
なお、Power Automateでできることは、BizRobo!でもできる可能性があります。価格や機能など、ぜひ下記資料をダウンロードして比較してみてください。
それぞれ解説していきます。
Power Automateでできること(1):Webサービス同士の連携
Power Automateでできることの1つ目は、Webサービス同士の連携です。
普段インターネットを閲覧する際に利用するWebブラウザ(Microsoft Edge や Google Chromeなど)を経由して利用するサービス同士の連携が可能となります。
例えば、Outlook や Gmail といったメールサービスや、OneDriveやDropbox・SharePointなどのクラウドストレージ、各種コンテンツ共有サービスのほか、freeeやkintoneなどのクラウドサービスです。
なおPower AutomateはMicrosoft社のサービスであり、Power Platformと呼ばれる業務ニーズに合わせたアプリを簡単に作れるサービスを展開しています。
このため、特にMicrosoftのサービスとは親和性が高く、Power Platformを含むほとんどのサービスとの連携が可能です。
Power Automateでできること(2):トリガー・スケジューラーによる自動実行
Power Automateの機能であるトリガー・スケジューラーを活用した自動実行も可能です。
Power Automate上で構築した流れ(フロー)を実行する際に、通常なら任意のタイミングに手作業で行うことが多いところ、Power Automateでは事前に設定した条件に合致したタイミングでフローの自動実行(トリガー)が可能となります。
またスケジューラーを活用すると、自動実行のタイミングを何時・何日・何曜日といった時間で設定することができ、特定のタイミングで行いたい業務がある場合に便利です。
Power Automateでできること(3):返信メールの自動化
Power Automateを活用すると、返信メールの自動化も可能です。
セミナー参加を申し込んだ際やアンケートに回答した際などに送付される、サンキューメールを目にすることも多いのではないでしょうか。
Power Automateを利用してあらかじめ返信内容を設定しておくこと、各アクションに対して自動返信が可能となります。
Power Automateでできること(4):添付ファイルの自動保存
添付ファイルの自動保存も、Power Automateでできることの1つです。
受信メールの添付ファイルを毎回手動で保存するのは手間がかかります。特に、PDFファイルを数多く取り扱う企業であれば、添付ファイルの保存だけでもかなりの時間を費やすことになります。
そこでPower Automateを利用すれば、添付ファイルの自動保存が可能となり、作業効率を高められます。
メールを受信したら、決めたトリガーでデスクトップや指定フォルダに自動保存できるため、保存漏れといったミスが起こる心配もありません。
1日に大量のメールを処理する企業は、Power Automate導入で業務効率化が図れます。
Power Automateでできること(5):承認フローの自動化
Power Automateを利用すると、承認フローを自動化できます。
トリガーとアクションの組み合わせに加え、NGワードによるフィルターを設定することで、書類の不備を検出しアラートを出すなどの複雑なフロー処理が可能です。
人目での確認の手間を省けるだけでなく、承認フローの際の人為的なミスも防げます。
Power Automateでできること(6):データの転記と保存の自動化
データの転記と保存の自動化も、Power Automatedで可能となります。
例えば、他社から送られてきたメールに記載されているデータをExcelに転記するような作業が発生することがあるでしょう。
このような場面でも、Power Automateでフロー設定をすることで、受信データを Excelの指定位置へ自動転記、保存が可能です。
Power Automateを利用することで、後続処理にかかる手間が自動化でき作業効率を高められます。
Power Automateでできること(7):特定ツイートの自動通知
特定ツイートの自動通知も、Power Automateで実現可能です。
企業に降りかかるリスクを軽減するためには、Twitterの情報をいち早くキャッチすることが大切です。
しかし、さまざまな業務に対応する中で、タイムリーに日々のツイートを監視するのは困難でしょう。
そこでPower Automateを利用すると、特定のハッシュタグの付いたツイートがなされた時点でTeams に自動通知されるよう仕組みを作れます。
特定ツイートの自動通知機能を利用すれば、企業のリスクにいち早く対応しやすくなります。
Power Automateでできること(8):システムからデータエクスポートを自動化
システムからのデータエクスポートを自動化することも、Power Automateで可能な業務です。
毎日の売上や顧客行動をレポートすることは、企業にとって重要です。
しかし、日々の売上や顧客行動をレポートしていると、1日数分の業務であっても年間に換算すると相当な時間を費やすことになります。
Power Automateを利用することで、毎日の売上や顧客行動のレポートを自動化しながら時間の有効活用が可能です。
Power Automateでできること(9):特定名のファイルが保存された場合に自動通知
Power Automateでは、特定名のファイルが保存された場合に自動通知を受ける仕組みを作ることも可能です。
業務を行っていると、社内のさまざまな資料やデータをとりまとめする場面もあるでしょう。
そのような場合にPower Automateを利用すれば、指定したフォルダに特定のキーワードが含まれたファイルが保存された際に、メールによる自動通知を受けることが可能です。
自動通知設定を施しておくことで、各部署から送られてくるデータや数値をタイムリーかつ見逃すことなく処理できます。
Power Automateでできること(10):定型メール作成、ファイル添付、送信の自動化
Power Automateを活用すれば、定型メールの作成、ファイル添付、送信の自動化も可能となります。
請求書や納品書のファイルをメールに添付して、定型メールを送る作業は、重要ですが手間がかかるものです。
これらの作業にPower Automateを導入すれば、所定の日時にあらかじめ登録しておいた内容の定型メールを作成し、ファイル添付のうえ送信することが可能となります。
定型メールを送信する手間を削減できるだけでなく、他社へ請求書を誤送信してしまうというヒューマンエラーも無くなります。
Power Automateでできること(11):法人番号を自動検索
Power Automateでは、法人番号を自動検索する仕組みを作ることも可能です。
例えばExcelなどにまとめた法人名や法人所在地の都道府県を基に、法人番号を自動で検索できます。
法人相手の取引の場合、契約書の作成に先方の法人番号を記載することがあるでしょう。しかし、多数の企業と取引を行っている場合、その都度手作業で法人番号を調べるのは手間がかかります。
そこでPower Automateを利用すると、法人番号を自動検索するためのスキームを構築でき、調べる時間を削減できるのです。
Power Automateでできること(12):会議招集の自動化
Power Automateを活用すると、会議招集の自動化も可能です。
あらかじめ条件を設定をしておくと、定例会議招集のリマインドを自動送信でき、会議への出席漏れを防止できます。
また、会議前にアジェンダを作成するために、会議の参加者にあらかじめアジェンダの内容を記入してもらう機能も搭載しています。
出席忘れを防止しながら会議内容の確認にもつながるため、結果としてスムーズな会議進行が可能となるでしょう。
Power Automateでできること(13):AIを利用したレポートの自動化
Power Automateを活用すれば、AIを利用したレポートの自動化も実現します。
近年におけるchat GPTなどのAIツールの発展により、これらツールを活用してレポート作成を行う企業が増えました。
しかし、これまでにAIを利用したことがなければ、上手く活用できるようになるまで手間取ることもあるでしょう。
Power Automateでは、AI Builder(エーアイ・ビルダー)と連携して集計したデータを自動分析し、レポート出力まで一気通貫で行える機能が搭載されています。
AIを初めて利用する方でも、Power Automateを活用すれば簡単にレポート作成が可能です。
Power Automateでできること(14):補助金の申請可否を自動判定
補助金の申請可否を自動判定することも、Power Automateでできることの1つです。
補助金の申請可否は、お客様の商品購入やひいては事業の発展など、意思決定と将来の事業の方向性に大きな影響を及ぼします。
Power Automateを利用すれば、自社製品をお客様が購入する際に、補助金の申請要件に該当するかを自動判定可能です。
あらかじめ設定したデータをもとに判定してくれるため、お客様の問い合わせに対して即座に補助金の申請可否をお伝えできます。
Power Automateでできること(15):Power Automate for desktopとの連携
Power Automateでは、デスクトップ型無料RPAであるPower Automate for desktopとの連携も可能です。
Power Automateに実装されている「Desktop flows」コネクタを使用すると、Webサービスの連携機能やトリガー機能をPower Automate for desktopに対しても活用できます。
Power Automateで取得した値をPower Automate for desktopで処理・活用する、トリガー機能を活用し特定日や特定の時間にPower Automate for desktopを起動して処理を行うような使い方も可能です。
なお「Desktop flows」コネクタを使用するには、Power Automateの アテンド型RPAにおけるユーザーごとのプラン(Power Automate per user plan)ライセンスが必要となります。
Power Automateの魅力
Power Automateの魅力は以下の4点です。
Microsoftのサービスを頻繁に使う方には特に、Power Automateは魅力的なサービスと言えます。
・Power Automateの魅力①:定型業務を効率化できる
・Power Automateの魅力②:人為的ミスの削減
・Power Automateの魅力③:インターネット上から必要な情報を採取できる
・Power Automateの魅力④:ローコードで作業ができる
それぞれ見ていきましょう。
Power Automateの魅力①:定型業務を効率化できる
Power Automateを導入する最大の魅力は、定型業務を効率化できることです。
Power Automateは、ファイルの同期や通知の受信、データ収集、Excelへの入力作業など、各種単純作業を自動化できます。
そのため、これまで手作業で行っていた業務に割いていた時間が短縮され、業務遂行の効率化が図れるのです。
さらに定型業務を効率化することで、コア業務などの人間にしかできない仕事に時間を費やすことができ、売上アップや大きな成果に繋げやすくなります。
Power Automateの魅力②:人為的ミスの削減
Power Automateの魅力2つ目は、人為的ミスの削減です。
どんなに丁寧にチェックしていても、人間がやる以上はミスが発生する可能性をゼロにすることはできません。特に長時間作業を行うと、集中力の低下からミスを誘発する可能性が高まります。
ミスが起きてしまうと業務のリカバリに時間がかかったり、顧客に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
Power Automateを利用すれば、業務の流れをプログラミングした通りにロボットが業務を進めてくれるため、人為的ミスの大幅削減が可能となります。
間違いを減らすためのダブルチェック作業なども不要となるため、ミス軽減と合わせて業務効率化にもつながる点もメリットです。
Power Automateの魅力③:インターネット上から必要な情報を採取できる
Power Automateの魅力3つ目として、インターネット上から必要な情報を採取できることが挙げられます。
Power AutomateはWebブラウザ(Microsoft EdgeやGoogle Chromeなど)との連携が可能であるため、インターネットから特定のサイト内の情報を取得したり、ファイルをダウンロードしたりする作業を自動化できます。
手作業でWebサイトを閲覧して情報収集すること手間を省きながら、情報をまとめる際に起こりうるヒューマンエラーを防止することも可能です。
Power Automateの魅力④:ローコードで作業ができる
Power Automateは、ローコードまたはノーコードでの作業が可能であり、大きな魅力の1つと言えます。
プログラミングの知識がなくても画面を見ながら直感的に操作を行うことができ、各種アプリとの連携も複雑な操作をせずに実現できます。
そのためIT知識がない人でも、Power Automateを使えば業務自動化が可能となるのです。
人手不足等により社内にIT人材がいない企業でも、エンジニアやプログラマーを雇うことなく業務自動化に向けたシステム開発が可能となります。
Power Automate導入時の注意点
Power Automateには多数の魅力がありますが、導入する際には注意点も存在します。
・Power Automateの注意点①:判断が必要な業務は難しい
・Power Automateの注意点②:導入反対派の社員の抵抗を受ける可能性がある
・Power Automateの注意点③:フローが難しいと属人化しやすくなる
具体的にみていきましょう。
Power Automateの注意点①:判断が必要な業務は難しい
Power Automateにおける1つ目の注意点として、判断が必要な業務は難しいことが挙げられます。
Power AutomateのようなRPAは、あらかじめ設定されたフローの条件分岐に従い処理を行います。このためイレギュラーや例外が発生すると、処理ができず止まってしまうのです。
処理ができないと業務が止まってしまうことから、Power Automateには自律的な判断が不要な作業を任せることになります。
なお各社のコア業務は単純作業化できない工程が多数含まれているケースが多く、他にもWebデザインなどクリエイティブな作業の自動化も難しいでしょう。
Power Automateは、あくまで社内リソースをコア業務に集中させるために、社内の単純作業を自動化し業務効率化を図るツールだと言えます。
Power Automateの注意点②:導入反対派の社員の抵抗を受ける可能性がある
Power Automateを導入する際、導入反対派の社員から抵抗を受けることはよくある話です。
自動化ツールであるPower Automateを導入すると、多くの場合は社内業務が効率化され、同時に生産性が向上します。
これは裏を返すと、効率化する業務を担当していた従業員の担当業務が変わるということにもなるため、業務が変わり自分に負荷がかかることを避けたい社員から反発を受ける可能性があるでしょう。
新しいものを導入すると多少の反発が起こるのはやむを得ないため、社内で随時すり合わせをしながら進めることが大切です。
Power Automateの注意点③:フローが難しいと業務が属人化しやすくなる
Power Automateを利用する際のフローが難しいと業務が属人化しやすくなるため、注意しましょう。
Power Automateを含むRPAは、複雑な業務や例外処理が多発する業務には向きません。Power Automateは基本的に操作が簡単で、プログラミングの深い知識がないノンIT人材でもフローを設定しやすいのが特徴です。
しかしフローを書きやすいからと言って、担当者が1人で次々にプログラムを制作してしまうと、結果としてその人にしかわからないフローが完成してしまうのはよくある話といえます。
さらに、当該担当者が配置換えや退職などで現場を離れると、そのフローを理解できる人が他にいないうえ、どこか1箇所を修正すると芋づる式に別の箇所に影響が出てしまうなど、新たな問題が頻発することもあるのです。
そもそも業務の属人化は好ましくありませんし、担当者が不在となれば責任追及についても面倒な事態となります。
フロー作成が簡単で利便性が高いPower Automateだからこそ、社内の指揮系統を明確化し、適切に情報共有ができる環境整備を行いましょう。
業務自動化の幅を広げたいならRPAツールのBizRobo! がおすすめ!
業務自動化を検討しているなら、RPAツールである『BizRobo!』の活用がおすすめです。
『BizRobo!』は、RPA(Robotic Process Automation)をコア技術として、私たちが日々行っているパソコン上での一連の作業を効率化してくれるソフトウェアロボットです。
業務の多くはルーチンワークの組み合わせであり、『BizRobo!』を活用することでさまざまな作業をロボットに置き換えて可能となります。
Power AutomateはMicrosoftのサービスとの親和性が高い業務自動化ツールですが、『BizRobo!』ならMicrosoftのサービスとの連携はもちろん、他社システムや基幹業務との連携、社内業務を大規模かつ横断的な自動化も実現します。
『BizRobo!』を導入するとソフトウェアロボットが圧倒的なスピードで作業することで圧倒的な業務効率化につながり、人が起こしがちな抜け漏れなどのヒューマンエラーも無くなります。
本章では『BizRobo!』の詳細について、以下の順番で解説していきます。
・BizRobo! の魅力①:幅広い料金プランから選べる
・BizRobo! の魅力②:独自の機能で自動化の幅が広がる
・BizRobo! の魅力③:研修や学習コンテンツが充実している
・BizRobo! の魅力④:インストール数に制限がなくライセンスコストが一律で安心
詳しく紹介します。
BizRobo! の魅力①:幅広い料金プランから選べる
『BizRobo!』の魅力1つ目は、幅広い料金プランから選べることです。
『BizRobo!』は、RPA(Robotic Process Automation)をコア技術として、私たちが日々行っているパソコン上での一連の作業を効率化してくれるソフトウェアのロボットです。
業務の多くはルーチンワークの組み合わせであり、『BizRobo!』を活用することでいろいろな作業をロボットに置き換えていくことが可能となります。
『BizRobo!』を導入するとソフトウェアロボットが圧倒的なスピードで作業するうえ、人が起こしがちな抜け漏れなどの人的ミスもありません。
操作画面は目で見て分かるワークフローで表示されるため、業務への理解がある現場なら開発から運用までを担えます。
BizRobo! の魅力②:独自の機能で自動化の幅が広がる
『BizRobo!』の魅力2つ目は、独自の機能で自動化の幅が広がることです。
他のRPAツールではエラーが起きたりする不安定なプロセスも『BizRobo!』なら、機械学習機能を用いて安定して稼働します。
また、ローコード開発で視覚的にロボットの開発ができるのも特徴で、プログラミングの技術がなくても『BizRobo!』ではステップをつなげていくことで業務の自動化をできます。複雑なコードを書く必要もありません。
加えて「バックグラウンド実行」と呼ばれる効率性能が高いロボットの実行方法を採用しています。
バックグラウンド実行とは、日常業務で私たちが使っているPCの裏側でロボットに働いてもらうことで、RPA業界で唯一の技術です。
さらに「Kapplet(カプレット)」と呼ばれる手軽にロボットを実行できる一般ユーザー向けWebアプリ(ロボット実行アプリ)を展開しており、場所や時間を選ばず、ロボットに働いてもらうことができます。
BizRobo! の魅力③:研修や学習コンテンツが充実している
『BizRobo!』の魅力3つ目は、研修や学習コンテンツが充実していることです。
タイムリーな困りごとを解決するチャットサポートをはじめ、開発者の不安や疑問を取り除く複数のサポートが用意されています。
活用定着支援をはじめ、利用者の悩みに迅速に対応できる専任体制を構築しています。さらに開発・運用フェーズに応じたコンテンツ学習をしておくと、つまずきポイントを事前に回避することも可能です。
『BizRobo!』は本格導入前に1ヶ月無料でトライアル利用ができ、充実した技術サポートやラーニングコンテンツを含めて無料で利用できます。
またSNS形式のオンラインコミュニティやイベントでは日々あらゆるノウハウがシェアされ、活発なユーザー同士の交流が行われています。
ユーザーであればどなたでも参加可能ですので、導入の際はぜひ参加してみてください。
BizRobo! の魅力④:インストール数に制限がなくライセンスコストが一律で安心
『BizRobo!』の魅力4つ目は、インストール数に制限がなくライセンスコストが一律で安心できる点です。
『BizRobo!』の開発環境はインストール数に制限がなく、開発者が増えるたびにライセンスコストが増加する心配は要りません。
他のRPAツールでは、ロボットを作ることはできたものの、それに伴い追加PCやライセンスが必要となり想定していた費用対効果が出せないということが起きがちですが、『BizRobo!』なら追加コスト不要で全社員に開発環境を提供することも可能です。
つまりロボットが増えるほど費用対効果が出る料金体系であり、ロボットを作るほどコストメリットを感じることができます。
『BizRobo!』は1ヶ月の無料トライアルで事前に試すことが可能です。トライアル期間中に自社の業務に合うのか、費用対効果が見合うかどうかをぜひしっかり検討してみてください。
BizRobo! の価格・料金プラン
『BizRobo!』では、以下3種類の利用プランが用意されています。
・BizRobo! mini|まずは小さく始めてみたい方に
・BizRobo! Lite|組織での利用を検討中の方に
・BizRobo! Basic|組織拡大を目指す方に
自社のニーズに合いそうなところから、ぜひご覧ください。
BizRobo! mini|まずは小さく始めてみたい方に
「BizRobo! mini」は、まず小さく始めてみたい方におすすめのプランです。
RPA導入初期につまずきやすいお悩みに対して考えぬいた製品であり、初めてのRPA導入でも無理なくスタートできます。
一般的に別売りされていることが多い自動実行(スケジュール)機能が標準搭載されており、夜間や休日などの営業時間外でもロボットを自動で動かすことが可能です。
また、稼働したロボットの履歴を見られるのも特徴の一つです。「BizRobo! mini」ではスケジュール実行の記録を取れるので安全に運用できます。
スモールスタートから始めて自由に拡張でき、RPAを段階的に社内に浸透させたいと考えている方にも有益なRPAツールです。
BizRobo! Lite|組織での利用を検討中の方に
「BizRobo! Lite」は、組織での利用を検討中の方におすすめするプランです。
スタートしやすい料金設定で、デスクトップ利用からサーバ利用までAll-in-Oneで提供しています。同時実行数に応じた課金体系であることから、スモールスタートが可能で後から実行数を追加できるため安心です。
サーバ上で管理は出来るてもロボット実行はPC上のみになりがちな他社RPAツールと比較して、「BizRobo! Lite」ではサーバ上のみで管理や実行までが完結可能です。
希望する同時稼働ロボット数やロボット開発ツール数に応じて2つの料金プランが用意されており、実効性の高い料金体系を選びやすいのもメリットでしょう。
BizRobo! Basic|組織拡大を目指す方に
「BizRobo! Basic」は、RPAを活かして組織拡大を目指す方向けのRPAツールです。
「費用対効果が出やすい」「管理しやすい」「開発しやすい」の3点を満たすことから使いやすさに定評があり、ノンITでもロボットを開発することができるため、業務を知っている現場担当者自身が自動化に向けた仕組み作りを構築できます。
トライアルから導入後の推進まで、各フェーズでRPAプロジェクトを拡大する際に陥りがちな困りごとを徹底的にサポートしてもらえるのも特徴です。
トライアル時はチャットサポート・導入後はオンボードミーティングなどによる伴走支援など、RPA運営チームの設置と合わせて現場を支援する仕組みが整えられています。
まとめ
Power Automateの価格やできること、魅力・導入時の注意点について解説しました。
結論として、Power Automateの価格は以下の通りです。
・Power Automate プレミアム
¥2,248(毎月ユーザーあたり)
・Power Automate プロセス
¥22,488(毎月ボットあたり)
なお、従量課金プランも用意されていますが、サブスクリプションプランの契約が前提となります。
Power AutomateはWebサービス同士の連携をはじめ、パソコン上のさまざまな単純作業を自動化できます。Microsoft製品やサービスとは特に親和性が高く、便利に使える点は大きな特徴です。
また、より幅広い業務を自動化したい方に向けて、おすすめRPAツールである『BizRobo!』を紹介しました。
『BizRobo!』ならMicrosoftのサービスとの連携はもちろん、他社システムや基幹業務との連携、社内業務を大規模かつ横断的な自動化も実現します。
他社にはない独自機能や一律で安心のライセンスコスト・1ヶ月の無料トライアルなど、導入前に自社の業務との親和性や費用対効果が見合うかをしっかり確認することが可能です。
まずは資料ダウンロードを行い、無料トライアルの導入をぜひ検討してみてください。