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ヘビーユーザー エイチ・アイ・エス様に学ぶ! BizRobo!コミュニティ会(第3回)開催レポート

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お互いに知らないユーザー3社を会わせてみたら、盛り上がった!

BizRobo!ユーザーの皆さん、日頃よりご愛顧いただき誠にありがとうございます。
RPAテクノロジーズ 営業本部 関東CSの井田です。

BizRobo!コミュニティ会(第3回)の様子を紹介していきたいと思います。
前回に引続き、参加してくださったのは、株式会社エイチ・アイ・エス(以下 HIS)、株式会社イノメディックス(以下 イノメディックス)、株式会社毎日コムネット(以下 毎日コムネット)の3社です。
イノメディックスと毎日コムネットの2社はBizRobo!利用歴2年目、一方、HISはBizRobo!利用歴8年目の大ベテランユーザーです。

BizRobo!コミュニティ会(第3回)開催レポート

第3回も、「開発」をテーマにHISの江間さんに語ってもらいます
「Chromium、正直最初僕らも好きじゃなかったです。笑」

第3回は、江間さんのこんなぶっちゃけトークからスタートしました。DSでの開発に慣れてしまっていて、最初はChromiumでの開発は、同じBizRobo!なのにこんなに違うの?という感覚だったそうです。それが今では、DAで開発、となっても驚かないとの事。

ところで、このレポートを読んでいただいている、BizRobo!ユーザーのみなさんは、Chromiumでの開発はされていますでしょうか? DAはちょっとハードルが高そう、といった理由で、まだチャレンジされていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
一方で、DSでの開発には限界があるし、、と悩まれていませんか?

江間さんは、ポイントさえ押さえれば、Chromiumでの開発はそんなに難しい事ではないと言います。そして、その押さえるべきポイントを、分かりやすく資料にまとめていただいたものを、今回もイノメディックス、毎日コムネットの2社にご提供いただきました。
この資料がとても分かりやすく、一部をご紹介したいと思います。

BizRobo!コミュニティ会(第3回)開催レポート

画面が変わったら、いったんDAロボットも区切る

連続した画面操作は ひとつのDAロボットにまとめることもできますが、あえて細かくDAロボットを区切るクセをつける事が大切だそうです。

「機能ごとに区切る」 のが良いですが、「画面が切り変わったら そこで区切る」ということを意識しましょう。そして、画面が正しく遷移した証拠を リターンステップで、ベーシックエンジンロボットに持ち帰り、次のDAロボットにリレーさせる様にする事が、ロボットを安定稼働させる重要なポイント、との事です。

コンポーネントは必ずチェックし、必要に応じて直す
でも、めちゃめちゃ凝りすぎなくてもOK!?

コンポーネントは、Chromium-DAをマスターする際の非常に重要なポイントです。
コンポーネントが正しく設定できないと、安定稼働するロボットは作れません。

一方で、私含めノンITの開発者の場合、このコンポーネントの設定が重要だとは分かっていても、少しハードルが高いな、、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

江間さんは、コンポーネントの設定の目的について、あくまで 「できるだけロボットを安定的に稼働させること」であって、「コンポーネント設定を凝ること」を目的にするべきではなく、同じ安定性であれば、凝り過ぎずにより速く作れる方が優れている、と言います。

ノンITの開発者のみなさん、コンポーネントを正しく設定する方法はやはり覚えた方が良いですが、極めなくても何とかなりそうです!笑。

『デザインモードでは動くのに、デバッグモードでは動かない』 問題

BizRobo!の開発をされた事がある方にとっては、「あるある」と共感される方も多いかと思います。
これは、デザインモードでロボット開発をしている時は、ステップイントゥーやステップオーバーをポチポチ押し、画面遷移を確認しながらステップを進めていて、手加減をしている状態の為。『実行の開始』ボタンや、ステップの前後にある〇印を右クリックし、『ここまで実行』させる事で、本番通りのスピードでDAロボットを実行できるので、これを利用する事で、どこに待機を入れたら安定するかのヒントが得られます。

デザインモードでは動くのに、デバックモードでは動かない、というのは別に困った事ではなく、「じゃあここからちょっと調整タイムですね」みたいな感じでやれば良いんです、と江間さんは言います。

BizRobo!コミュニティ会(第2回)開催レポート

この他にもこの資料には、Chromium開発で押さえておくべきポイントがぎゅっと詰まっています。

江間さん式「ペアプログラミングのすすめ」

本来は「2人のプログラマーが1台のマシンを操作し、プログラミングを行う手法」の事を指し、より良いアイデアを思いついて、品質が向上するチャンスがある、ですとか、より経験値の高い開発者がもう1人に示唆を与える、といった効果があると考えられていますが、RPAで開発者とユーザーがペアでロボットを作る場合も、それと同様の効果が見込めるそうです。

江間さん式ペアプログラミングでは、開発者の横にユーザーに座ってもらい、1~2時間のワークショップでプロトタイプを作ります。変数作成やループ、エラー処理は一旦なしにして、開発者の負担を軽減し、スムーズに進行させる事で、ユーザーに「おもしろい」と感じてもらったり、同時に基本的な業務手順を記録しつつ、DSで開発が可能かのチェックもします。
その後は、変数化とループの作り込み→エラー処理と進めていきます。

ここでのポイントは、より少ないインプット(準備作業)でロボットが動かせるように工夫し、逆にアウトプットは情報量を充分に、できるだけ丁寧な内容にする事です。

あっという間に全3回のユーザーコミュニティ会が終了

あっという間に3時間が経過し、気付けば全3回のコミュニティ会も終わりを迎えました。達成感と共に、なんだか少しさみしい様な気持ちです。
参加されたみなさんから、感想をいただきましたので、ご紹介します。

  • 「全3回を通して、知れて良かったなと思う事、また、もっと早く知っていれば良かったなと思う事もありました。このコミュニティ会で教わった内容を、今後の社内のRPA推進に活かしていきたいと思います。」
  • 「今日のお話、めちゃくちゃ刺さりました。開発で悩んでいた事が、江間さんのお話で解消されました。」
  • 「HISさんでは、たくさんの方がRPAに関わっていて、たくさん感謝の気持ちも伝えられていて、本当に目標だなって思いました。」
  • 「他社の開発者の方も、自分と同じ様な思いをしているんだなと知れて嬉しかったし、コミュニティ会に参加して、本当に良かったです。」

また、毎日コムネットの開発者の小松崎さんがRPAで業務効率化に貢献し、社内で表彰されたという嬉しいご報告もあり、参加者のみなさんが拍手でお祝いをしました。

HIS宮崎さんからの、「今回他社のユーザーさんたちと交流して、HISのRPAチームは、江間さんの情熱でできあがったチームなんだなって改めて感じました。」とのお言葉に、江間さんも少し照れくさそうです。
寝るとステップが夢にも出てくるくらい、BizRobo!愛に溢れる江間さんのお人柄に、参加者全員がすっかり魅了された、ユーザーコミュニティ会でした。

業界も、BizRobo!利用歴も違う、お互いに知らない3社を会わせてみたら、お互いに良い刺激を受け合って、BizRobo!の推進が加速した様です!この度のBizRobo!ユーザーコミュニティ会開催に際し、多大なご協力を賜りました、HIS江間さん、宮崎さんと、ご参加いただいたイノメディックス、毎日コムネットのみなさんに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!

2024年もBizRobo!ユーザーコミュニティ会を開催予定です!
貴社もぜひ参加してみませんか?

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