BizRobo! ブログRPA関連のお役立ち情報をお届けします
目次
お互いに知らないユーザー3社を会わせてみたら、盛り上がった!
BizRobo!ユーザーの皆さん、日頃よりご愛顧いただき誠にありがとうございます。
RPAテクノロジーズ 営業本部 関東CSの井田です。
BizRobo!コミュニティ会(第2回)の様子を紹介していきたいと思います。
前回に引続き、参加してくださったのは、株式会社エイチ・アイ・エス(以下 HIS)、株式会社イノメディックス(以下 イノメディックス)、株式会社毎日コムネット(以下 毎日コムネット)の3社です。
イノメディックスと毎日コムネットの2社はBizRobo!利用歴2年目、一方、HISはBizRobo!利用歴8年目の大ベテランユーザーです。
RPA導入による予想外のメリットや成果は?
「基本的に全てが予想以上です!」
HIS江間さんへの質問で、こんな嬉しい回答をいただきました。
「RPA導入当初に現在の状況は予想していませんでした」と江間さんは言います。
- ・こんなにたくさん使ってくれるとは、予想していなかった
- ・こんなにたくさんの仲間ができるとは、予想していなかった
- ・仕事は繋がっていて、ユーザー部門以外からも褒められることがある
- ・RPAきっかけで、社内の業務の標準化が進むことがある
RPAに関わってくれた人の人生が変わったかもしれない
江間さんがこんなこともおっしゃっていましたが、BizRobo!ユーザーの中には、心当たりのある方も多くいらっしゃるのではないかと思います。私ももれなくその中のひとりだと自覚していて、ノンITでBizRobo!の開発者になってから、それまでは想像もしていなかった人生を今、歩んでいます。もちろん良い意味で、です!
BizRobo!は、ピアノ?
江間さんのこの言葉に最初はどういう意味?と首をかしげましたが、つまり、独学でマスターしても良いけれど、習った方が上達が早い、という事だそうです。BizRobo!の場合だと、例えばエンジニアリング支援は受けた方が良くて、ちゃんと先生にお手本を見せてもらった方が、みんな上手になります!と断言されていました。
実際にHISではBizRobo!導入当初から現在に至るまで、RPAテクノロジーズのSEによるエンジニアリング支援を継続して利用されています。ローンチに重きを置いてRPAの推進を成功させた江間さんの話に、参加されたみなさんで共感。
その他にもBizRobo!とピアノの共通点はたくさんあって、「ピアノが弾けるのはかっこいい。ロボットが上手に作れるのも、同じくらいにかっこいいことで、誰かを幸せな気分にできる。」ですとか、「ピアノを弾くマニュアルはない。ロボットをどう作るか?にもマニュアルはなくていいんじゃないか。マニュアルどおりではつまらないから、作りながら、どういうロボットが良いロボットなのか、自分に問い、ユーザーに問い、エンジニアリング支援でアドバイスをもらいながら、考え続けるのです。そうしている内に、理解が深まって上手になっていくから、まずは作るのをやめないこと。」など、江間さんは熱く語ってくださいました。
また、弾く事自体が楽しく、自分で弾いていてもその音色にときどきうっとりする、というところも共通点、という言葉にも、なるほど確かに、と参加されたみなさんも納得です。
私も初めて作ったロボットをデバック実行して、エラーなく完了した時の感動は、今でも忘れられませんが、この感覚、分かってくださるユーザーも少なくないのではないでしょうか。
ロボットの完成度は8割が美しい
最初から完璧を目指さなくても良いんですよ、と普段私たちもユーザーにお伝えする事がありますが、これについても江間さんの興味深いお話が聞けました。
8割の良さとして、「ロボットにもできないことがある、そこは人間がカバーする」という方が、愛着が湧きやすい、というのがあるそうです。
「100%完璧にやれてしまうと、ロボットはブラックボックスになっていきます。ロボットを導入しても、業務コントロールはスタッフがしっかり行う必要があり、ロボットの実行結果をちゃんとチェックする事を習慣付けるには、8割ぐらいが丁度良いんです。」との事。
HISでも最初は全部自動化するところを目指していたそうですが、ロボットを作っていくうちにだんだんみんなが「8割で良くない?」という感覚になっていったそうです。100%にしようと思ったら、たくさんのステップをがっちり組まないといけなくて、ローンチも遅くなってしまいますが、一方8割で良いと思ったら、開発者のプレッシャーも減りますよね。
神資料! 【ロボット開発のヒント集】
第2回目は開発がテーマだったので、江間さんに実際のロボットを見せてもらったりしながら、ロボット開発についてのアドバイスもいただきました。
江間さんが作成された【ロボット開発のヒント集】含め、神がかったいくつかの資料を、今回参加されたイノメディックス、毎日コムネットの2社にご提供いただきました。イノメディックスのトップ開発者の佐田國さんが、「お金を払っても良い」レベルとおっしゃったくらい、大変参考になる資料で、ぜひ今後の開発に活かしていただきたいと思います!
ぜひこのレポートを読んでくださっているみなさまにも、コミュニティ会に参加して、この神資料をゲットしていただきたい気持ちです。
ノンプログラミングでも、日付は理解して乗り越えよう!
たくさんアドバイスをいただいた中から、ほんの一部ですが紹介したいと思います。
BizRobo!には日付の書式設定をする機能がありますが、元のデータの日付がどんな形式であっても、ある程度のパターンならロボットで拾ってあげるよ、という開発方法です。
日付の扱いが上手くできない開発者だと、ユーザーに「絶対この形式で入力してね」とか「絶対スラッシュ入れて」「入れないで」って言ってしまうと思います(私も身に覚えがあり過ぎます)が、その時聞いたユーザーは分かってくれたとしても、その人がいなくなって次の代になった時には「聞いてません」となりがちです。
だったら最初から、日付ぐらいの話であれば、どんな形式で入れてこられても、大体キャッチしてあげるロボットを作れた方が、ユーザーにはありがたいですよね。
だから、日付設定はがんばった方が良い。というのがHIS江間さん、宮崎さんの見解です。
あっという間に第2回も終了
今回も、あっという間に3時間が経過してしまいました。
最後に参加されたみなさんから、感想をいただきましたので、ご紹介します。
- 「初めて自分以外の人が作ったロボットを見て、フローにも個性が出るんだなと思いました。」
- 「他の人がメンテナンスする事も考慮すると、HISさんの様にデータベースやスニペットは使わない、など環境に合わせてルールが必要だと感じました。」
- 「普段は推進に携わっていて、今回は開発がテーマだったので、理解できるか不安でしたが、江間さんの説明と資料がとても分かりやすかったです。自社の開発者が、いつもこだわってロボットを作ってくれているんだという事が分かりました。」
- 「ロボット開発は、自分だけが分かれば良い訳じゃなく、他の人や、1年後の自分が見ても分かりやすく、という考え方が大事なんですね。自社の開発者も、いつもそうやって作ってくれているんだなって、改めて尊敬しました。」
- 「端的に申し上げて、本日しっかりと江間派になりました!笑。」
第3回も江間さんのBizRobo!愛は止まりません。
ぜひ次回のレポートもお楽しみに!
今回ご紹介したのはほんの一部です。
貴社もBizRobo!コミュニティ会に参加してみませんか?
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