2024年6月、RPAテクノロジーズ株式会社は、会社統合の上、オープン株式会社へ社名を変更予定です。
 
 
 

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アンカーネットワークサービスがBizRobo!導入で4,000時間の余力を創出、業務拡大に伴う人手不足を解消

~全社的な業務標準化・生産性向上に向けてRPA社内開発者を育成中~

RPA ホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 知道)の子会社で、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)/Digital Labor(仮想知的労働者)のベーステクノロジーを提供するRPAテクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:大角 暢之、以下「RPAテクノロジーズ」)が提供するRPAツール「BizRobo!」の活用により、株式会社アンカーネットワークサービス(所在地:東京都葛飾区、代表取締役CEO:碇 隆司、以下「アンカーネットワークサービス」)が年4,000時間相当の余力を創出し、慢性的な人手不足解消を実現したことをお知らせします。

BizRobo!導入に至った経緯

アンカーネットワークサービスは、全国でパソコンなど情報機器のLCM・リユース・リサイクル事業を手がけています。拠点の新設や大手企業子会社の買収等で事業を拡大する一方、人手不足が大きな課題となっていたことから、2020年にDX施策の構想をスタート。まずは業務負担の軽減が期待できるRPAからデジタル活用に着手することを決め、具体的なツールの比較検討に入りました。
検討当初はパソコン1台から使い始められることを重視し、端末単体で使用するクライアント型RPAツールを候補としていましたが、最終的に選定したのはRPAテクノロジーズが提供するサーバ型ツール「BizRobo! Lite+」でした。導入の決め手となったのは以下の3点です。

  1. パソコン1台から使用可能かつ、複数台運用に拡大した際にも追加費用なしで対応できる費用面
  2. 自動実行による操作の対象を確実に指定できる「オブジェクト認識」を標準装備する等の機能面
  3. プログラミング未経験から開発をスタートできる、e-ラーニングコンテンツや開発支援等の充実したサポート体制

13業務に活用し、年間4,000時間相当の余力を創出

2020年10月にBizRobo!を導入したアンカーネットワークサービスでは現在、13業務で合計18体のソフトウェアロボットが稼働しています。このうちリース会社に対する毎日の報告業務では、最大3時間以上をかけて対応していた派遣社員の退職に併せて、ほとんどの工程を自動処理に移行。これにより社員による対応が必要なのは、買取可否の条件判定や価格・手数料の集計、様式変更などを終えたデータの確認・修正と報告書の提出のみに簡略化されました。
導入後、2023年3月までの約2年半で自動化した作業は、手作業に換算すると累計3,959時間相当、同月時点で稼働中のロボットが1年間で創出する人的リソースも約4,000時間相当にのぼっています。

お客様へ報告するデータを処理する業務

アンカーネットワークサービス/BizRobo!導入事例記事:https://rpa-technologies.com/case/case083/

負担軽減に留まらないRPA活用拡大に向け、社内開発者を育成

これまでアンカーネットワークサービスのRPA開発は、e-ラーニングコンテンツを用いた学習やユーザーコミュニティでの質問・回答を得ながらシステム推進部/1名体制で進めてきましたが、今後のRPA活用範囲を拡大するため、社内開発者の養成に着手しています。現在は週1回ペースで社内勉強会を開催し、各部署に開発者が在籍する体制、そして現場主体によるRPA開発を実現する方針です。これによりロボット開発時の業務ヒアリング工程を省き、作業工程が変わった際の改修等を迅速化することを目指しています。
またこうした体制が確立された暁には、現状は全国の拠点で手順の不統一が生じている業務の標準化を推進し、全社の生産性を最大化する手段としてもBizRobo!を活用したいと考えています。

RPAテクノロジーズはBizRobo!導入当初のロボット作成代行など、アンカーネットワークサービスの開発状況に応じた支援、学習コンテンツ提供を行ってきました。ユーザー企業の皆様とともに、RPA導入を契機に社内DXを推進することで、人手不足解消や働き方改革など、社会課題の解決=LXの実現を目指したいと考えています。引き続き各社の体制や課題に合わせたサポート・提案を行い、働きやすい職場環境の醸成に寄与していく方針です。


※ LXとは:https://rpa-technologies.com/insights/about-lx/

■「BizRobo!」について

「BizRobo!」は、ホワイトカラーの生産性を革新する、ソフトウェアロボットの導入・運用を支援するデジタルレイバープラットフォームです。「ロボット」と「IT」によって、ホワイトカラーをルーティンワークから解放し、企業を始め社会全体の生産性向上を図り、未来の働き方を変えていきます。

詳細につきましては製品ページ: https://rpa-technologies.com/products をご覧ください。

主要製品ラインナップ

・BizRobo! Basic   : https://rpa-technologies.com/bizrobobasic

・BizRobo! Lite     : https://rpa-technologies.com/lite

・BizRobo! mini   : https://rpa-technologies.com/bizrobomini

【会社概要】

■RPAテクノロジーズ株式会社 (https://rpa-technologies.com)

  • 本社所在地:東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー8F
  • 設立   :2013年7月
          クライアント企業の新規事業に対する投資及びコンサルティングサービスを手掛ける
          オープンアソシエイツ株式会社(現:RPAホールディングス株式会社、コード番号6572東証プライム)
          より、会社分割により100%子会社として設立
  • 代表者  :代表取締役 執行役員社長 大角 暢之
  • 資本金  :3,000万円
  • 事業内容 :RPA、AIを活用した情報処理サービス業 、コンサルタント業務
          BizRobo!を活用した新規事業開発・推進

株式会社アンカーネットワークサービス (https://www.anchor-net.co.jp/)

  • 本社所在地:東京都葛飾区新宿3丁目9番15号
  • 設立   :1993年5月18日
  • 代表者  :代表取締役CEO 碇 隆司
  • 資本金  :4,380万円
  • 事業内容 :IT機器の総合サービス業
          パソコン、複合機、ネットワーク機器などの資産管理(LCM)買取及び販売
          データ消去サービス
          産業廃棄物の収集運搬及び中間処理
          リサイクルPC等の販売