競合店の価格を集計・出力する業務
選定理由
・競合店の商品数が非常に多く、人手でデータをまとめることは行えていなかった
・類似の、Web上からデータを収集する業務が複数あり、ロボットのヨコ展開が行いやすいと判断した
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2. ロボットは商品名と値段を抽出
3. ロボットは抽出したデータを1つのExcelデータに転記し、集計データを作成
効果
・競合店の価格情報をタイムリーに共有できるようになり、集計データは商品企画会議でも頻繁に使用されるようになった
・価格情報以外にも、「天気・気温・降水量のデータ」や「ゴム・合板・段ボールの相場価格」など、様々なデータを集計するロボットを同様の手順で作成できた
販売実績を集計する業務
選定理由
・開発商品の種類が1200SKUあり、それぞれに対して週次で多くのデータを集計する必要があった
・集計データをもとに発注数や販売計画を立案するため、データ集計の即時性と正確性の向上が重要だった
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2. 毎週の販売数量・店舗在庫数量・DC在庫数量、DC出庫数量を専用フォーマット(Excel)に転記
3. 企画担当者は集計データをもとに、今後の発注数量数の決定や販売計画の見直しを行う
2. 毎週の販売数量・店舗在庫数量・DC在庫数量、DC出庫数量を専用フォーマット(Excel)に転記
3. 企画担当者は集計データをもとに、今後の発注数量数の決定や販売計画の見直しを行う
効果
・週に32時間かかっていた業務をロボットがすべて代行できるようになった
・データの集計をよりスピーディにできるようになり、企画担当者が任意のタイミングで発注数量数の決定や販売計画の見直しを行えるようになった
カタログ表現ルールをチェックする業務
選定理由
・表現ルールに沿っていないカタログがあるとサービス品質が下がり、クレームリスクも高かった
・年間で500種類以上のカタログをチェックする必要があり、単純に業務負荷が高かった
・ミスが許されない減点方式の業務であるため、チェックを担当する社員の心理的負担が大きかった
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2. チェック担当者が、入稿データに「内規NGワード」および「知財NGワード」が含まれてないかチェック(含まれれば差し戻し)
3. チェック担当者が、商品のスペック情報と商品管理データベースの登録情報が一致しているかチェック(含まれれば差し戻し)
4. 担当者はチェックが完了すれば入稿フォルダに保存
2. ロボットが、入稿データに「内規NGワード」および「知財NGワード」が含まれてないかチェック(含まれれば差し戻し)
3. 商品のスペック情報と商品管理データベースの登録情報が一致しているかチェック(含まれれば差し戻し)
4. 担当者はチェックが完了すれば入稿フォルダに保存
効果
・年間で360時間の余剰時間を創出し、チェック担当者の心理的な負担(ミスできない状況や、クレームリスク)を軽減
・余剰時間を商品・サービスの開発、業務品質の向上に充てることができた
販売店向けに在庫表を配信する業務
選定理由
・全国に2万社ある取引先に対して在庫表(対象商品、納期、価格などの情報)を定期配信するため、処理量が膨大だった
・取引先によって対象の商品が異なるのはもちろん、在庫表のフォーマットが異なる場合があり、人手で対応する必要があった
![](https://rpa-technologies.com/wp-content/uploads/2019/12/image81.jpg)
2. 在庫情報を各取引先向けのフォーマットに転記し、エクセルファイルを作成
3. エクセルをメールに添付し、取引先へ送付
2. 在庫情報を各取引策向けのフォーマットに転記し、エクセルファイルを作成
3. 担当者はエクセルファイルを確認
4. ロボットはエクセルをメールに添付し、取引先へ送付
効果
・年間120時間の余剰時間を創出
・単純なルーティンワークを減少し、お客様対応などの人が行うべき業務に集中できるようになった
・同様の業務を行っている他拠点に展開することで、ロボットによる効果を最大化できた
商品の納期見通しを通知する業務
選定理由
・全国100拠でそれぞれ取引先(計2万社)を有しており、処理量が非常に多かった
・数100種類の商品の納期を日次で処理する必要があったため、業務担当者が電話対応などでカバーしていた
・納期回答書が取引先によって異なるケースがあり、そのため処理が煩雑になっていた
![](https://rpa-technologies.com/wp-content/uploads/2019/12/image80.jpg)
2. 受注管理システムから、商品の納期見通し情報を抽出
3. 納期見通し情報をエクセルのテンプレートに転記、共有フォルダに保存
4. 納期回答書のエクセルを取引先にメール送付
2. ロボットは受注管理システムから、商品の納期見通し情報を抽出
3. 納期見通し情報をエクセルのテンプレートに転記、共有フォルダに保存
4. 納期回答書のエクセルを取引先にメール送付
効果
・年間200時間程度の余剰時間を創出
・日次で実施していた当業務の負担が例外パターンを除いてほぼゼロとなった
・従来多発していた入力ミスや回答への催促がなくなり、スピーディーに対応できるようになった
在庫の変動を複数サイトに反映する業務
選定理由
・実店舗の在庫を複数のECサイト経由で販売しており、1時間かけて更新作業を実施する必要があった
・頻繁に商品リストが更新されるため、更新作業のための担当者が常にはりつく必要があった
・新たなECシステムの構築も検討したが、外部ベンダーへの依頼コストや実装までのスピード感を比較し、BizRobo!を採用した
![](https://rpa-technologies.com/wp-content/uploads/2019/12/image79.jpg)
2. 複数店舗の売上情報をエクセルに集約
3. 直前までの実店舗の在庫リストと突合し、差分を更新
4. ECサイトの販売管理画面で在庫情報を更新
5. 担当者がECサイトへの更新を確認
2. 複数店舗の売上情報をエクセルに集約
3. 直前までの実店舗の在庫リストと突合し、差分を更新
4. ECサイトの販売管理画面で在庫情報を更新
5. ECサイトへの更新を確認
効果
・在庫更新業務は始業時に1時間をかけて担当者が実施していたが、作業負担がゼロにとなった
・更新を日次から1時間毎にすることができたため、在庫情報Webサイトへの反映時間を大幅に短縮
カード会員の購買動向を収集する業務
選定理由
・人手で扱える量には限界があり、エリア・性別・年代・イベント別などの、購買情報の細かな仕分けができていなかった
・どの販促施策が効果的なのかデータをもとに分析できておらず、担当者の勘や経験に依存していた
![](https://rpa-technologies.com/wp-content/uploads/2019/12/image78.jpg)
2. 担当者は条件別に情報を収集して、リストを作成
3. カスタマーサポート部にそれぞれ転送
4. カスタマーサポート部は顧客ステータスに応じたメールや印刷物を送付
2. ロボットは細かな条件別に情報を収集して、リストを作成
3. データ分析部、カスタマーサポート部にそれぞれ転送
4. カスタマーサポート部は顧客ステータスに応じたメールや印刷物を送付
5. データ分析部は分析を行う
効果
・データ収集と仕分けをロボットが代行し、人員に余剰時間を創出
・データ分析を専門に行う人員を配置し、データに基づいた販促施策を行えるようになった
納品時の受領証明書をサプライヤー別にメール送付する業務
選定理由
・納品時の受領証明書をサプライヤー別にメール送付する業務
![](https://rpa-technologies.com/wp-content/uploads/2019/12/image77.jpg)
2. 担当者はシステムから納品された商品名・数量を確認し、受領証明書を作成
3. 受領証明書を紙に印刷
4. 各サプライヤー別に、印刷した受領証明書を郵送
2. ロボットはシステムから納品された商品名・数量を確認し、受領証明書を作成
3. ロボットは受領証明書をPDF化し、各サプライヤー別にメール送付
効果
・毎日5000件あった処理業務をロボットが代行し、年間16,000時間の余剰時間を創出
・RPAをきっかけとして業務の行い方の改革に取り組み、従来の紙を用いた業務から脱却
商品をWeb上の販売サイトに登録する業務
選定理由
・月で合計5時間程度の、少量の業務だが、発生がランダムで担当者のスケジュールが乱れる要因だった
・面接ごとに少量だが複数のルーティンワークがあり、担当者のストレスがたまっていた
![](https://rpa-technologies.com/wp-content/uploads/2019/11/image112.jpg)
2. データベースから商品ごとの在庫情報をダウンロード
3. ダウンロードしたデータを、アップロード用のフォーマットに1つずつ転記
2. データベースから商品ごとの在庫情報をダウンロード
3. ダウンロードしたデータを、アップロード用のフォーマットに転記
4. 担当者に完了通知メールを送付
効果
・毎日1時間かけていた作業をロボットが全て代行するため、多くの余剰時間を創出
・転記ミスや作業のし忘れがなくなり、顧客からの問い合わせやクレームの減少にもつながった
プライスライン(商品の売価)を変更し集約する業務
選定理由
・延べ60,000SKUもの売価変更を人力で行っており、業務量が膨大だった
・自社システムとExcelなど、システム間の連携に労力を多く消費し、リソースを新規業務に割く必要があった
・担当者がロボットをスケジュール管理し、ロボット共通部品を共有できるBizRobo!が社内のRPA推進体制に適していた
![](https://rpa-technologies.com/wp-content/uploads/2019/11/image76.jpg)
2. 担当者が自社内の販売システムに変更後の売価を入力
3. 入力後上司が確認
2. ロボットが自社内の販売システムに変更後の売価を入力
3. 入力後上司が確認
効果
・延べ180時間分の余剰時間を創出し、人が行うチェック・監査に時間をかけられるようになった
・短時間で業務を終了できるため、今後、迅速かつ大量に売価を変更する際の機動性を確保できた
・土日や夜間をロボットの作業時間にあてることで、人数が足りずに諦めていた週次業務を日次業務に変更できた