不動産情報のデータ化案件作業を行う物件情報の資料(紙媒体) をスキャンし、電子データとして保管・登録する業務
選定理由
・従来は物件情報を紙に印刷していたが、今後はそれらをスキャンし電子化するように業務内容が変更した
・スキャン後のファイル名の決定や物件情報の設定が煩雑で、非常に手間がかかっていた
![](https://rpa-technologies.com/wp-content/uploads/2019/12/image58.jpg)
1. 担当者は紙に印刷された物件情報をスキャン
2. スキャンしたデータを確認し、物件情報を一つ一つ入力
3. 名前を付けて保存
2. スキャンしたデータを確認し、物件情報を一つ一つ入力
3. 名前を付けて保存
1. 担当者は紙に印刷された物件情報をスキャン
2. ロボット(OCR)はデータを物件番号・住所などにわけて自動的に転記
3. 名前を付けて保存
2. ロボット(OCR)はデータを物件番号・住所などにわけて自動的に転記
3. 名前を付けて保存
効果
・人が行うと曖昧な部分が多かったファイル名のつけ方を、標準化することで、ファイル検索が容易になった
・単純な転記作業をロボットが全て代行することで、担当者は余剰時間を創出できた
商品仕様の変更に伴い、契約情報を一括で変更する業務
選定理由
・8000件以上の処理数があり、システム登録と目視での確認に130時間かかっていた
・不定期かつ突発的に発生する業務であり、担当者は業務スケジュールの急な変更を余儀なくされていた
![](https://rpa-technologies.com/wp-content/uploads/2019/11/image57.jpg)
1. 担当者は商品仕様の変更と変更対象となる会員コードのデータを準備
2. 受注登録システムを開き、対象の会員コードを検索
3. 会員コードを選択し、契約情報を変更し登録
4. 2~3の手順を件数分繰り返し
5. 入力後、ミスがないか再確認
2. 受注登録システムを開き、対象の会員コードを検索
3. 会員コードを選択し、契約情報を変更し登録
4. 2~3の手順を件数分繰り返し
5. 入力後、ミスがないか再確認
1. 担当者は商品仕様の変更と変更対象となる会員コードのデータを準備
2. ロボットは受注登録システムを開き、対象の会員コードを検索
3. 会員コードを選択し、契約情報を変更し登録
4. 2~3を件数分繰り返し
5. 作業完了の通知を担当者に送付
2. ロボットは受注登録システムを開き、対象の会員コードを検索
3. 会員コードを選択し、契約情報を変更し登録
4. 2~3を件数分繰り返し
5. 作業完了の通知を担当者に送付
効果
・業務時間が130時間から10時間に減少し、担当者は最終確認のみで済むようになった
・以前は担当者が急いで行っていたためミスが発生していたが、人為的ミスがなくなった
・担当者が時間に追われることがなくなり、単純な作業ミスがなくなり、プレッシャーから解放された