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デジタルレイバーグランプリ2023 東海・関西大会 開催レポート ④
8月23日(水)に愛知県名古屋市で、「デジタルレイバーグランプリ2023」の東海・関西大会が開催されました。 本日は大会の様子をレポート形式でお届けします。(第4回/全4回)
■東海・関西大会 午前の部 結果発表
各登壇者の皆様、素晴らしい発表をありがとうございました。優勝企業は午後の部終了後に発表させていただきますが、勝ち上がりの企業だけでなく、非常に個性あふれる発表で、各登壇企業の強みが現れておりますので、すべての登壇者様に特別賞を贈りたいと思います。
シニア・リスキリング賞:株式会社シイエム・シイ
上原さんが55歳の時に旗を振られて、現在もその道筋を実現している。まさにシニア・リスキリングの鑑のような存在であり、Human Transformationを体現されている。
また能川さんがこれまでの失敗体験を踏まえて、計画的に乗り越えてきた集大成を見せてもらった。そして社内展開の過程を外販にも活かしている点がすばらしい。
マニュアルは製品の一部であるというコメントに共感した。ユーザーにいかに自走してもらえる環境をつくるかがカギとなるので、その部分をRPAが担っていることを実感した。
Z世代のデジタルドライブ賞:株式会社ユニホー
RPAに取り組んでいるZ世代の方が多くいる中で、先人たちの知恵や経験を無視して壁を壊し、ITに対するアレルギーを取り除いていった結果として、あるべき仕事のやり方を顕在化して空室0という実績を出している。こうした考え方、動きができるのはZ世代ならではだと思う。これからAIなどの様々なデジタル技術がさらに発展するなかで、それらを使いこなして新しい不動産屋のやりかたを確立していってほしい。
人を中心として、ヒューマンセントリックにRPAを設計している点が大切だと感じた。仕事の本質的な価値を見出した事例を見せてもらったので、今後もさらに飛躍してほしい。
「人に即したロボット作り」という点について、開発に携わらないスタッフがロボットを使うケース等も考えたうえでの対応だと思うが、技術レベルが高くなければできない対応なので、このポリシーを掲げている点がすばらしいし、感銘を受けた。
リアル・ソーシャルアントレプレナー賞:医療法人社団たいようのき
社会全体のアントレプレナーとなる方だと感じた。医療業界の過酷な環境、紙・FAX文化など変革が必要な点が多々ある中で、RPAを用いて果敢にブレイクスルーされている。そして業務効率に加えて、医療安全や収益面などでデジタルを活用したフロンティアを組成されている。この活動を日本全国のクリニックに届けていきたいと感じた。
医療業界の深刻な課題に対して正面から向き合っている姿、大胆な決断とそれを実行に移す過程が参考になった。医療業界の本質的な業務改革、デジタル改革に向けて一緒に盛り上げていきたい。
医療行為を受ける裏側にある膨大な事務処理等の実情を知る機会になった。訪問医療というIT環境が整っていない場所での医療提供をスムーズに行うための、RPAとクラウドサービスの連携が勉強になった。
※東海・関西大会は午前・午後の部に分けての開催でしたため、優勝企業の発表は午後の部終了後に行いました。