BizRobo! Lite
グループで1,350時間の業務削減!
新患の数も大幅にUP!
Highlight
- 医療機関同士の横のつながりができるBizRobo!を採用
- 診療に必要な「患者の睡眠データ」の準備をRPA化
- グループ内で40業務/計70体のロボットが活躍
磐田メイツ睡眠クリニックは、三遠南信エリアを中心に10の医療施設を展開する医療法人社団三遠メディメイツの1施設です。昨今、睡眠対策のニーズが高まっていますが、睡眠専門クリニックの数は少なく、患者が集中しています。同施設でも新規患者は予約が取りにくくなっていたり、臨床検査技師が多忙になっていたりと問題が生じていました。
その一方で、睡眠専門クリニックでは、予約患者の睡眠データの事前準備などの定型作業も多く、それが自動化すれば、もっとたくさんの患者を診られると考えられました。そこで、作業効率化のため2020年に「BizRobo!」を導入。その効果の大きさから、グループ内の他施設でも導入を進め、現在では6施設で70体のロボットが活躍しています。
導入背景睡眠障害の悩みが増えているが、医療現場は人手が足りない…
睡眠の悩みを持つ人は年々増えていますが、睡眠専門クリニックは、まだ少なく、定評のあるクリニックには多くの患者が集まります。磐田メイツ睡眠クリニックもその1つで、医師1名の小さなクリニックでありながらも、約1,800名もの通院患者を抱えており、新患での受診は、2~3か月待ちの状態が続いていました。
もともと看護師で現場業務にも通じている川嶋氏は、以前から人手不足の医療現場ではITを活用した効率化が不可欠だと考えていました。そこで、事務長に就任してからは業務効率化の手法を調べ、その過程でRPAツールと出会います。特に、予約患者のCPAP(睡眠時無呼吸症候群治療器)の遠隔モニタリングデータの抽出処理は、完全な定型作業であり、業務量も多かったので、RPAを活用できると直観。その導入が検討されました。
BizRobo!を
選んだ理由メディカルRPA協会を通じて、医療機関で「横のつながり」ができる!
川嶋氏は、いくつかのRPAツールのオンラインセミナーに参加して情報を集め、最終的にBizRobo! Lite+を選定されました。その理由については、「メディカルRPA協会を通じて、医療機関で横のつながりができること」を挙げられています。プログラミングの知識などは、まったく無かったという川嶋氏ですが、e-ラーニングを活用しながらロボット作成にチャンレジ。わずか2週間ほどで、プロトタイプロボットが完成したそうです。そこから約1か月後にクリニックでの本格運用が開始されました。
同クリニックでBizRobo!が大きな効果を発揮したため、好事例としてメディカルRPA協会のセミナーに川嶋氏が登壇して、睡眠医療へのRPA活用の講演もされています。
「私たちのBizRobo!活用法が、睡眠医療の仲間たちに共有されているのは、うれしいですね」(川嶋氏)。
対象業務と
導入効果診療に必要な「患者の睡眠データ」の準備を自動化!
「その分、患者さんに割ける時間が増えたことで、技師たちからとても喜ばれました」と川嶋氏はいいます。
その後、川嶋氏以外のメンバーもBizRobo!を習得。現在では、グループ全体で6名の臨床検査技師がロボット開発に参加しています。診療系だけではなく、経理系、人事系なども含めて40業務に計70体のロボットが稼働しており、工数削減にも劇的な効果を上げています。
「グループの睡眠クリニック全体で、年間トータル1,350時間の業務が削減されています。その分、診られる患者さんの数も増やせて、磐田メイツでは以前は、新患で2~3か月お待ちいただいていたのが、今は3週間程度に短縮されました」(川嶋氏)
完全版事例をダウンロードしてご覧いただけます
CORPORATE PROFILE
- 法人名
- 医療法人社団三遠メディメイツ 磐田メイツ睡眠クリニック
- 事業内容
- 医療機関
磐田メイツ睡眠クリニックは、静岡県磐田市にある睡眠障害治療専門のクリニックです。いびきや睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害の診断と治療を行っています。
- ウェブサイト
- https://iwata-suimin.com/
- 話を伺った方
- 睡眠医療部 事務長 運営部長
川嶋 宏行 氏
- ここまでの内容に加えて下記を追加
「今後について」
「現場の声」 - 印刷用PDF(フルカラー)4ページ