RPAホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 知道)子会社で、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)/Digital Labor(仮想知的労働者)のベーステクノロジーを提供するRPAテクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:大角 暢之、以下「RPAテクノロジーズ」)は、北海道旭川市(旭川市長:今津 寛介)が行ったRPA導入運用支援業務に係る公募型プロポーザルにおいて受託候補者に選定され、RPAツール「BizRobo!」を2022年7月より同市に本格導入したことをお知らせいたします。
■旭川市での導入の背景
旭川市では2021年8月に「旭川市デジタル化推進方針※1」を策定し、行政サービス迅速化による利便性向上(Speedy)、行政運営の簡素化・効率化(Simple)、地域課題の解決(Solution)からなる3つのSを基本目標とした取り組みをスタートしています。
このうちの“行政運営の簡素化・効率化(Simple)”には、AI・RPA等のICTの利活用について明記されており、実際に令和2年度から導入、定型業務への活用を進めていました。しかしながらシナリオ作成を業務担当者が担い、通常業務と並行しながら導入することは大きな負担となってしまい、全庁への導入が進まない状況が発生していました。
そこでRPA導入及び運用に対する支援を外部に委託することで、職員の負担を軽減しながら庁内業務へのRPA活用を広げ、業務の効率化とミス防止による市民サービスの充実を図るためにRPAテクノロジーズによる「BizRobo!」導入が決定いたしました。
※1参考資料:https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/700/jouhouseisaku/jouhouseisaku001/d073754_d/fil/suishin_houshin.pdf
■今後の展望
RPAテクノロジーズは旭川市に対して、RPAツール「BizRobo!」の提供とあわせて、シナリオ作成・修正、導入運用支援及び運用保守、RPA操作研修等を実施する予定です。あわせて業務プロセス上AI-OCRが必要な場合は、自治体向け製品「NaNaTsu AI-OCR with DX Suite」とBizRobo!との連携を行います。
具体的にはすでに自動化済みの8業務(軽自動車税種別割申告書入力業務、放課後児童クラブ入会申込書入力業務、再生資源回収奨励金交付申請書類入力など)に加えて、新規に10業務(国民年金加入受付簿作成処理業務、介護レセプト突合点検、建築物定期検査結果入力など)にBizRobo!を導入・活用することで、税制課、資産税課、こども育成課、市民課など旭川市役所内の幅広い部署での業務効率化を推進いたします※2。
また上記18業務にとどまらず、RPAの活用範囲をさらに拡大することを目指し、旭川市デジタル化推進方針のより一層の実現に寄与できるようサポートを継続します。
なお旭川市での導入により、北海道内の9自治体で「BizRobo!」を活用いただくことになりましたが、今後も道内でさらに多くの自治体や、医療業界をはじめとする人材不足や業務過多といった課題を抱える業界の皆様にRPAを推進し、北海道全体でのDX推進の一助となるべく努める方針です。
※2参考資料:https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/500/574/20000000/20170000/d075203_d/fil/04RPAsiyou.pdf
■「BizRobo!」について
「BizRobo!」は、ホワイトカラーの生産性を革新する、ソフトウェアロボットの導入・運用を支援するデジタルレイバープラットフォームです。「ロボット」と「IT」によって、ホワイトカラーをルーティンワークから解放し、企業を始め社会全体の生産性向上を図り、未来の働き方を変えていきます。
詳細につきましては製品ページ: https://rpa-technologies.com/products をご覧ください。
― 主要製品ラインナップ―
・BizRobo! mini : https://rpa-technologies.com/bizrobomini
・BizRobo! Lite : https://rpa-technologies.com/lite
・BizRobo! Basic : https://rpa-technologies.com/bizrobobasic
【会社概要】
■旭川市について
■RPAテクノロジーズ株式会社 (https://rpa-technologies.com)
※本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。