CASE株式会社 NYK Business Systems

 

BizRobo! Basic

株式会社 NYK Business Systems

BizRobo!の導入で海運オペレーションを効率化。デジタライゼーションを先導するロードマップが見えた。

Highlight

  • RPA運用を通じてExcelマクロなどと合わせた最適な自動化を目指す
  • グループ基幹システムと親和性の高いBizRobo!を選択
  • デジタライゼーション、データ重視の潮流にRPA活用をねらう

日本郵船の情報システム部が分社化し、日本郵船グループのIT戦略企画・推進を担う組織として誕生した株式会社NYK Business Systems(以下NBS)。バルク・エネルギー、自動車船、物流など郵船の各事業部門に対応する形でITの利活用をフォローしており、NBSのバルク・エネルギー輸送システム部は日本郵船のバルク・エネルギー輸送部門における基幹システムの保守、ITソリューションの提供を行っている。

日本郵船は本社にデジタライゼーショングループを設置し、グループ全体でデジタルトランスフォーメーションを推し進めている。その機運が高まる中、NBSのバルク・エネルギー輸送システム部が着目したのが、定型業務の自動化にソフトウエアを活用するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)だ。ITソリューション提案の一つとして「BizRobo!」を提案し、トライアルながら着実な成果を挙げている。

導入背景ITソリューションの不断の提案、提供の一つとしてRPAが浮上

株式会社 NYK Business Systems

各部門に即したかたちでRPAのトライアルがスタートした

日本郵船は国際的な海上運送業を中心とした総合物流事業を展開してきた。日本および世界の経済活動、インフラを支えるため、原油や天然ガス、鉄鉱石などの貨物特性に応じた輸送技術、グローバルな営業ネットワークを提供している。

ITシステムの運用、提案で日本郵船グループを支えるNBSは、恒常的に業務の改善、効率化の提案を進める中、ソリューション提案の一つとしてRPAに着目。定型作業の時間削減、そして高付加価値業務に注力する時間の創出に向け、2018年からトライアルの検討に入った。

「当初はビジネスITソリューション部が、日本郵船向けのRPA導入プロジェクトを主導し、RPAツールの比較とPoCを実施。その後のトライアル利用にあたっては、財務部門、バルク・エネルギー部門、人事労務部門それぞれの業務知識に通じたNBS側のカウンターパート部署が開発作業などを担当することに。私たちバルク・エネルギー輸送システム部は日本郵船のバルク・エネルギー部門におけるRPAのトライアルを担当しました」(高橋氏)

BizRobo!を
選んだ理由
基幹システムとの連携を重要視し、拡張性への適性も評価した

株式会社 NYK Business Systems

自動化できる業務は未知数なだけに、管理しやすさが大前提

ビジネスITソリューション部が、コンサルティング会社であるアビームコンサルティングと経営合理化等の観点でRPAツールの選定~検討を主導する中、最終的に選定したのがサーバー型のBizRobo!だ。

「PoCにおいては社内の基幹システムとの親和性に優れており、開発のしやすさも好印象でした。そして、サーバー型ということで管理統制がしやすい点にも着目しました。効率化を図りたい業務のうち、実際にどれだけロボットで自動化できるかは未知数で、トライアルを経て詰めていくしかありません。BizRobo!はロボットの管理機能が充実しており、拡張性が高い。導入後にロボットが増えた際でも柔軟な対応がしやすそうでした」(小林氏)

「トライアルの段階では、導入を進める私たちはもちろん、業務で活用するメンバーにもRPAというもののイメージをつかんでもらいたかった。費用面と使いやすさバランスからしても、BizRobo!が最適という結論に至りました」(高橋氏)

対象業務営業・オペレーターという主要な定型業務にメスを入れた

株式会社 NYK Business Systems

船舶輸送のカギを握る両業務の自動化にかかる期待は大きい

今次のトライアルでは、日本郵船全体では20体ほどのロボットが稼働している。ロボット化のメインターゲットになったのは、営業・オペレーターの定型業務である。貨物輸送の見積もりから運賃を計算し、貨物量やスケジュールに見合った船を選定していくのが営業担当で、船舶のタイムリーな位置や運航情報を管理していくのがオペレーターだ。両業務における収支の予実分析、動静報告のデータ集め、そして会計システムからのデータ収集、基幹システムの伝票起票でBizRobo!活用をねらった。

「効果が期待されたのは収支の予実分析です。分析のための資料は基幹システムからデータを抽出してきたり、Excelにまとまった個別の資料からデータを拾ったりして取りまとめ、さらにコメントを加えて完成します。このシステム間のつなぎ、データ転記作業をBizRobo!で代替できました」(小林氏)

導入効果ハードルの高かった分析業務が数分で終えられるように

ロボット化によって高付加価値業務への注力が実現した

トライアル導入のため、バルク・エネルギー輸送システム部、そしてNBS全体でも業務削減時間の数値目標は設定していなかったが、現場メンバー個々の体感は大きいという。

「予実分析は習熟者でも15分、新人スタッフだと30分以上かかることもある作業です。BizRobo!の活用によって数分で終えられるようになりました。資料作成を短縮した分、分析やチェックといった品質向上に注力できます。業務の効率化が進められたのはもちろん、心理的な負担の解消という一面も見逃せません」(小林氏)

「運用したことで、使い方次第でRPAは非常に有効だとわかったことも大きい。これまでも他の手段で業務効率化を進める動きもありました。今後も他の手段のほうが効率化に適している、ということもあるはずです。適材適所で使い分けることで、総合的なITソリューション力も高められるでしょう」(高橋氏)

株式会社 NYK Business Systems

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CORPORATE PROFILE

社名
株式会社 NYK Business Systems
事業内容
日本郵船グループ各社の基幹業務系システムの開発、運用。各種ICTソリューションの企画・導入・構築・運用
ウェブサイト
http://www.nykbs.co.jp/
話を伺った方
バルク・エネルギー輸送システム部 バルク・エネルギー輸送システム企画課 プロジェクトマネージャー等
  • ここまでの内容に加えて下記を追加
    「今後について」
    「現場の声」
  • 印刷用PDF(フルカラー)4ページ

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